夢魔のふる夜
これは、母親が子どもに贈った言葉。
そして、その子は、スターゲイザーに、天文物理学者になります。
なんだか、こんなセリフを読むだけでドキドキしてきます。
ほぼ一人称で語られるSF小説で、しかも、「わたし」が「ヨハネス・ケプラー」。
この作者、ただものではありませんね。
まだとても、魔法と科学が近かった時代。
このあたりの時代の物語をもっと読みたいと感じさせてくれる1冊でした。
これは、母親が子どもに贈った言葉。
そして、その子は、スターゲイザーに、天文物理学者になります。
なんだか、こんなセリフを読むだけでドキドキしてきます。
ほぼ一人称で語られるSF小説で、しかも、「わたし」が「ヨハネス・ケプラー」。
この作者、ただものではありませんね。
まだとても、魔法と科学が近かった時代。
このあたりの時代の物語をもっと読みたいと感じさせてくれる1冊でした。
謎がだいぶんとけてきたという感じですね。
うむ。やっぱりヒロイック・ファンタジーというのは、SFに向かっていくのか。
なんか、前作を読んだ時って、まだ子どもだったような気がするのですが……。気のせいか?
SFと銘打って、アニメのノベライズばっかり出してたソノラマ文庫も、すっかり様変わりしてしまいました。
それでも、高千穂遙と夢枕獏と菊地秀行は、そのソノラマでしっかりとシリーズを続けていて、「エライ」。
そういえば、コバルト文庫もすっかり変わってしまいました……。
さて、久方ぶりのクラッシャージョウ・シリーズですが、えーと、普通におもしろいです。
シリーズの白眉だと思っている「人面魔獣の挑戦」ほどは盛りあがらないですけど、やっぱり、複数のクラッシャーチームが登場すると、けっこう盛りあがります。
すごいのは、こんだけ間あけてかいているのに、変化したところがなんにもないところですねぇ。
それは、「美しき魔王」の最初のシーンを読んだときも、確か感じたことでしたが。
文章が軽くなってきて、少しずつファンタジーにむかない文章になってきたような気が。
って、これは、SFか。SFか?
「なんで、ネコの遺伝子をもっているだけで、あんなスゴイ力が…」
とかは、言ってはいけない?
「見つからなければ犯罪ではない」
というのならば、主人公サイドの人たちも、龍サイドの人たちも、結局は何も変わることはないと思うのですが……。
わざと、そういう様に書いたとも思えませんな。
主人公サイドの正しさは、ただ主人公が強いということだけで、証明されてしまうのだろうか?
「監視者(ウォッチメン)を誰が監視するのか?」(ウォッチメン)
とか、
「法をいただくものの正義は…」(バスタード!)
とか、そんな感じの話が好きというだけの話かもしれませんが。
前田 珠子 / 集英社(1995/07)
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だいぶ謎がとけてきて、グイン・サーガは、ファンタジーというより、SFになっていくのだなぁと。
もともと、ヒロイック・ファンタジーは、SFという説もありますが。