羽海野チカ,読書ジェッツ・コミックス,白泉社,羽海野 チカ,,3月のライオン

3月のライオン11

ものすごい「悪意」。どうしようもない「悪」は、多分、こんな顔をしている。

ツイッターで羽海野 チカがものすごく辛そうなつぶやきをしていたのは、多分、これをかいていた時なのかなぁと思ったりしながら読んでいました。読者ですら、持っていかれそうなのだから、共感型でお話を作っている作者は、もちろん、もっと持っていきれそうになっていたんだろうなぁ。

桐山くんは、あかりさんとひっつくのかと思っていましたが、そうでもないのかなぁ。

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3月のライオン10

久方ぶりの新刊。

てっきり、わたしはあかりさんとひっつくのだと思っていました。
まあそれは、よく考えたら、たんにわたしの好みからくる願望なのでした。
思い起こせば、何巻も前から、彼の目はそっち向いていたよなぁと納得した1巻。
しかも、この巻の中ですら、けっこう決定的なシーンがあるのに、父親の前で宣言するまで、気づかなかったわたしは、アホだなぁと。

この「3月のライオン」と「海街ダイアリー」は、わたしのなかでは、同じ棚に入っていて、ものすごく劇的なことがおこっていたり、変化が目に見えているわけでないのに、静かに確実に物語が前に強く動いてるのを感じる不思議な話です。

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3月のライオン9

すごいキャラクターを次々に出していきながら、主人公の扱いをネタにしながら、それでも、読みたいメインの話をしっかりとすすめてくるなぁ。

家族の話は、グッときます。

そして、各話の表紙が二階堂の連続ドラマになっていたのに気づいて、笑いました。
芸が細かい。

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3月のライオン8

表紙が柳原棋匠って、ダレとく?
でも、内容にものすごくあってるし、読み終わると、これしかない表紙だと想えるんですけどね。

羽海野 チカ、ハチクロ以上にどの世代にも物語を届けようとしているのが感じられます。

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3月のライオン7

どのシーンを切り取っても、好きで、せつなくなるマンガです。

まあ、せつなくなりすぎるところもあるのだけれど、ものすごくまっすぐ前を向いて歩いていく、そして甘くはない、この物語の人々が好きです。

野口先輩、かっこいい。