アマサワトキオ,三方行成,加藤元浩,古橋秀之,坂永雄一,大森望,宮内悠介,宮部みゆき,斉藤直子,日下三蔵おうむの夢と操り人形,アマサワ トキオ,グラーフ・ツェッペリン 夏の飛行,サンギータ,三方 行成,創元SF文庫,古橋 秀之,坂永 雄一,大森 望,宮内 悠介

おうむの夢と操り人形 年刊日本SF傑作選

2017年のSF。
そして、創元版「年刊日本SF傑作選」完結。

まあ、完結するからいって、アンソロジーの何かが今までと変わるか訳ではないのですけどね。

柴田 勝家の「検疫官」は、物語による物語の否定ということで、おもしろかったです。

表題作の藤井 太洋「おうむの夢と操り人形」も、思考実験としてものすごくSFらしく、そして小説としてもおもしろい。
でも、書かれていること皮肉でもあるのだけれど、人にとっておうむ返しをしてもらうことって、とっても大切なことなのかもと思ったりもする。

高野 史緒「グラーフ・ツェンペリン 夏の飛行」は、ノスタルジックな感じで良かったです。ちょっと退屈かな。その退屈感も含めて雰囲気を作っているところもありますねぇ。

最後のアマサワ トキオの「サンギータ」が、今回のⅠ番の収穫でした。これは、凄い。
クマリ、SF、仏教、ヒンズー、なんか不思議なものがごった煮になって、なんともいえない味わいになっています。
あぁ、そうだ。
これ読んでいるときに、あぁ、もしかしたらクマリというのも障害をもった子を生きながらえさせるため、古代に生まれた考え方の1つなのかもしれないと思いました。たしか、日本でも目が見えなかったり、足が不自由だった子を神としてまつることで、村から追放しないようにしていたという話を聞いたことがあります。

大森 望,日下 三蔵,
宮部 みゆき,斉藤 直子,日高 トモキチ,肋骨 凹介,柴田 勝家,藤井 太洋,西崎 憲,水見 稜,古橋 秀之,田中 啓文,三方 行成,道満 晴明,宮内 悠介,坂永 雄一,飛 浩隆,長谷 敏司,高野 史緒,アマサワ トキオ
東京創元社
発売日 : 2019-08-29

ユエミチタカ,上田早夕里,上遠野浩平,伴名練,円城塔,北野勇作,坂永雄一,大森望,宮内悠介,日下三蔵たゆたいライトニング,ほぼ百字小説,アステロイドツリーの彼方へ,エマノン,マンガ,ユエミチタカ,ロボット,上田 早夕里,上遠野 浩平,伴名 練

アステロイド・ツリーの彼方へ 年刊日本SF傑作選

2015年のSF。
ここ何冊かは、普通に読みやすい。ということで、前半は、スーッとあんまりひっかかりなしに読み進めていきました。
まあ、毎回読めない酉島 伝法の小説も載っていたのですけれど(笑)

梶尾 真治「たゆたいライトニング」。まあ、「エマノン」シリーズは、おもしろいよねぇ(マンガしかしらんけど・笑)と思って読み進めていって、想定内、想定内。

北野 勇作「ほぼ百字小説」あたりから、様子がおかしい。
「ほぼ百字小説」は、最初は、なんだこれおもしろいのかと思っていたのですが、お話がたまって、繰り返されたり重なってきたりしたあたりから、メチャクチャおもしろくなっていく。
次はこうくるなというのを逆手に取った展開をしていくのが、SFという感じでした。

菅 浩江「言葉は要らない」は、ロボットもの。2冊前で宮部 みゆきの「さよならの儀式」でちょっと不満だった部分が全部解消されていて、あぁ、こういうのが読みたかったのよと感動しました。
この人のもっと読みたいな。

上田 早夕里「アステロイドツリーの彼方へ」も、AIと人との交流という感じで、こういう異種族間の交流ものが、やっぱり自分にとっては好物だなぁと改めて。

なに、この怒濤の後半の作品群。

石川 宗生「吉田同名」も、ハチャメチャでおもしろかった。SFって、これでいいんだと思います。
なんだろう、ここに感想書いた4編は、どれも、ちょっと懐かしい時代に呼んでいたSFの香りがするような気がします。
それこそ、星 新一や、小松 左京の時代の雰囲気。

影響を受けているというのもあるかもしれないけれど、もしかしたら、時代が一周した感じもあるなぁ。

「60年代日本SFベスト集成」を、ゆっくりゆっくりですが、このシリーズ「年刊日本SF傑作選」と並行して読んでいるせいで、よけいにそう感じるのかもしれません。

大森 望,日下 三蔵,
上田 早夕里,円城 塔,梶尾 真治,上遠野 浩平,北野 勇作,坂永 雄一,菅 浩江,高井 信,高野 史緒,飛 浩隆,酉島 伝法,野崎 まど,林 譲治,速水 螺旋人,伴名 練, 太洋, 宮内 悠介,森見 登美彦,ユエミチタカ
東京創元社
発売日 : 2016-06-30

上田早夕里,乾緑郎,円城塔,大森望,宮内悠介,宮西建礼,山口雅也,平方イコルスン,日下三蔵,會川昇ミステリー,上田 早夕里,乾 緑郎,円城 塔,創元SF文庫,大森 望,宮内 悠介,宮西 建礼,山口 雅也,平方 イコルスン

極光星群 年刊日本SF傑作選

さすがに、年刊のシリーズ本を読むのに1冊3年かかっていたらまずかろうと、この巻から、ちょっと読み方を変えてスピードアップしています。前の巻の感想から3カ月。

ということで、ちょうど10年前のSFです。
まあ、前巻ぐらいから、メチャクチャ読みやすい作品ばっかりになっているし、もうちょっとスピードアップして、3カ月に1冊ぐらい読めるようになったら……1年で4冊ぐらい読める予定なので……2025年ぐらいになれば追いつくと思います。

今回、印象に残ったのは、「機巧のイブ」、「百万本の薔薇」、「Wonderful World」、「銀河風帆走」あたりです。「機巧のイブ」はなんかで有名になっていて作者はしらないけれど題は知っていた。「百万本の薔薇」の高野 史緒は「ムジカ・マキーナ」でうまいのは知ってるし、「機巧のイブ」はなんかで有名になっていて題は知っていた。瀬名 秀明も有名どころ。今まで、そんなにわたしの心に引っかかるところはなかったのだが、今回は良かった。ということで、有名どころというか話題になっていた作品はやっぱりおもしろいなぁと確認した感じです。
まあ、「銀河風帆走」は、「創元SF短編賞」の受賞作で、まったくノーマークですが。

なんか、わかりやすいお話を好む傾向になって生きているなぁと思います。年取って、あんまり考えたくないのかも。そうすると、「SF読んでる意味は?」って、ちょっとなる気もしますが、ミステリーよりも、こっちの方が、ずっと好きなんですよねぇ。

大森 望,日下 三蔵,
宮内 悠介,上田 早夕里,乾 緑郎,山口 雅也,高野 史緒,會川 昇,平方 イコルスン,西崎 憲,円城 塔,瀬尾 つかさ,瀬名 秀明,宮西 建礼
東京創元社
発売日 : 2013-06-28

三崎亜記,上田早夕里,倉田タカシ,八木ナガハル,円城塔,北野勇作,大森望,小池昌代,市川春子,新城カズマ三崎 亜記,上田 早夕里,倉田 タカシ,八木 ナガハル,円城 塔,創元SF文庫,北野 勇作,大森 望,小池 昌代,市川 春子

量子回廊 年刊日本SF傑作選

ギリギリ、年1ペースで読めた!!
って、全然、追いつかない「年刊日本SF傑作選」です。毎年、同じ様なこと書いています。

印象に残っているのは、森 奈津子と新城 カズマ。
特に、新城 カズマの「雨ふりマージ」は、始め全然面白くないと思っていたのに、最後は泣いていたという。ラノベの人?

大森 望,日下 三蔵,
上田 早夕里,高野 史緒,森 奈津子,皆川 博子,小池 昌代,最果 タヒ,市川 春子,田中 哲弥,北野 勇作,綾辻 行人,三崎 亜記,倉田 タカシ,木下 古栗,八木 ナガハル,新城 カズマ,瀬名 秀明,円城 塔,谷 甲州,松崎 有理
東京創元社
発売日 : 2010-07-27