松本零士,読書クイーンエメラルダス,ダイバー0,小学館,小学館クリエイティブ,松本 零士,銀河鉄道999,

ダイバー0 完全版

これを読んで、

ダイバー0って、あれか、「クイーンエメラルダス」に出てきた、台場ゼロって、こいつのことか!!!

なるほど、あの海野 広は、人間を滅ぼそうとしているアンドロイドだつたのか!!
そりゃ、トチローとは合わせられんわーー

と、超興奮したのですが、よく考えたら(確かめたら)、台場は正で、アルカディア号の乗組員だし、「クイーンエメラルダス」に出てきたのは、蛮野ゼロだったという……。

あぁ、もしかして、ハーロックが、台場 正をアルカディア号に乗せたがっていたのは、この話が元ネタかな。

しかしこれ、「銀河鉄道999」よりも前の作品なんですよねぇ。
わたしは、松本 零士の意識というのは、「人間」、「アンドロイド(機械化人)」、「メタノイド」とだんだんと広がっていったのだと思っていましたが、はじめから、全部、松本 零士のなかには、存在していたのだということが分かります。
そして、「お互いに理解できない」。でも、それぞれの正義があるということもわかってかいていたんだなぁと。

ボールになったお母さんの設定が、凄いです。

松本零士,読書ニーベルングの指輪,宇宙戦艦ヤマト,幻想新幹線0,扶桑社,映画,松本 零士,銀河鉄道999,

幻想新幹線0 1

時の輪。
1番遠いところが、1番近い。
「ニーベルングの指輪」あたりから、今までのすべての松本宇宙をつなげていきながら、この世界の上には、さらに階層的に何重にも世界があることを示し続けています。

新しい「銀河鉄道999」しかり、「新・宇宙戦艦ヤマト」しかり、そして、その流れの上に、この「幻想新幹線0」もあります。

わたしの覚えている限り、コスモドラグーン戦士の銃は、はじめから4つあって、ハーロックが1丁、エメラルダス1丁、トチローが2丁もっている。で、その2丁のうち1丁を鉄郎がもっている。
たしか、トチローのお母さんのからもらった。で、その鉄郎がもっているシリアルナンバーが4だったような……。そして、「999」に乗って旅をしていた未来の少年も、たしか、同じシリアルナンバーがついていたような気がします。
でも、これはもしかすると映画の「999」の設定だったかも。
0のシリアルナンバーは、初めて見た気がします。

この主人公の地球も、わたしたちの地球と同じ地球かどうかはわからないと何回も強調されています。
じゃあ、パラレルワールドとかでいいじゃんと思うけれど、松本 零士の中では、どこかつながっているんだろうなぁと思います。

ちょっと、その思いが、これまで以上に暴走していて、読者置いてけぼりな感じもあります。
でも、自分勝手というよりも、強烈な義務感に駆られている感じがするんですよねぇ。
でも、どこまでもついて行くのです。わたしたちは。

というか、いろんな物語の続きを読みたいです。「999」も、「ニーベルング」も、「わが青春のアルカディア」も。
どこかで、集結して、収束していってもいいから。

松本零士,読書ミステリー,ミステリー・イブ,朝日ソノラマ,松本 零士,松本零士 BEST SELECTIONS,銀河鉄道999

インセクト 松本零士 BEST SELECTIONS

宇宙ものや、四畳半ものは、ものすごく好きなのですが、昆虫ものは、イマイチと思っていたのですが、けっこう、楽しく読めました。

というか、この人のなかでは、宇宙も、四畳半も、昆虫世界も、全部つながっているんだなぁ。

松本零士,読書ミステリー,ミステリー・イブ,朝日ソノラマ,松本 零士,松本零士 BEST SELECTIONS,銀河鉄道999

ミステリー・イブ2 松本零士 BEST SELECTIONS

「時の輪」の考え方や、「対立する存在の上にさらに存在する上位存在」という、けっこう最新作の「銀河鉄道999」にでてくるテーマが、言葉はこのままではないのですが、ほぼ、そのままのテーマとして出てきていて、感動します。

それを「マンネリ」ととるか、「極めている」ととるかは、受け取る人次第。

でも、テーマとしては、これだけの時間を耐えうる、永遠のテーマなんだなぁと感心します。

松本零士,読書クイーンエメラルダス,ニーベルングの指輪,マンガ,宇宙海賊キャプテンハーロック,松本 零士,講談社,講談社漫画文庫,銀河鉄道999

クイーンエメラルダス1

松本 零士のかくキャラクターのなかで、誰が1番好きかというと、大山 トチローが大好きなんです。
ということで、大山 トチローの永遠の恋人・エメラルダスの物語「クイーンエメラルダス」は、わたしにとっては、松本 零士の最高傑作の1つだと思います。

もっとも、この1巻目には、トチローのトの字も出てこないんですけどね。

さらに、多分、エメラルダスがさがしているものって、トチローの消息だと思うのですが、どうして、

「わたしがさがしもとめているものがなにかを知ったら…海野広は、わたしを殺そうとするだろう」

なのか、まったく意味がわかりませんが(笑)

うーん、エメラルダのお話は、この「クイーンエメラルダス」というお話だけで閉じているのではなくて、「宇宙海賊キャプテンハーロック」や、「ニーベルングの指輪」、「銀河鉄道999」などの中で何度も語られる、お互いに細かいところは矛盾していたりする物語全部を含んでおもしろいのです。

スターシステムを使ってかいているマンガ家ってけっこういるのですが、こうやって、どの作品も、結びついていないようで結びついている作風っていうのは、松本 零士ならではだと思います。