ゆうやみ特攻隊7
まあ、「特攻隊」という題名にふさわしい展開になってきていますねぇ。
しかし、1巻目読んだときは、こんな話になるとは思ってもいませんでした。
この大きな話が終わったら、「ゆうやみ特攻隊」も終了になっちゃうのかな。
2024年(にわたしがやって)のベストビデオゲーム、「Chaos;Child」の後日談の小説。衝撃的なゲームで万人にはお奨めしないけれど、それでも、心をえぐられるというか、考えさせられるお話でした。
まあ、科学アドベンチャーのシリーズがゲームかどうかというと微妙なのですが、ストーリーは、どれもおもしろいです。わたしのなかでは、ゲームというよりは、小説に近いです。
事件に関わって、未来が閉ざされた者がいた一方、未来をもらった者たちのその後が語られていきます。
大きな物語の動きというのはなくて、夢から覚めて、現実のなかを生きていくのは、なかなかつらいという話が割と淡々と語られていきます。
でも、つらい現実でも、「彼」が自分の全てを犠牲にして託した未来だから、それでも、生きていかなければならない。
新しい友だちを受け入れて、現実を受け入れて、そして、立ち向かう。
それは、いろんな絶望的な状況から、生存した人たちへの応援歌のようでした。
ツバサ、完結。
うーん、イマイチよく理解していないところも多いです。
何重にも、人を蘇らせたいという禁忌の思いが重なってできている感じかなぁ。
クロウ・リードは侑子を失いたくないと思ってしまい、飛王・リードは侑子を生き返らせたいと願い、そのために、本物の小狼とさくらが出会って、小狼はさくらの時間を死の直前で止めてしまう。その影響で、小狼(写身)は、さくらのカケラを追うことになって、また、四月一日も生まれて……。なんやかんやで、ループする世界ができてしまう。
あってるのかな。
うーん、結局、この動機の中で、飛王・リードのクロウを超えたいという願いだけが、なんか、違和感あるんですよねぇ。
いや、やっていることの壮大さと面倒くさにくらべて、動機が弱いというか……。
だから、わたしはずっと、飛王・リードというのは、侑子を失いたくない四月一日の未来の姿ではないかと思っていたのでした。
もしくは、クロウ・リードの願いと禁忌に対する葛藤が生み出してしまった仮想の弟とか。
うーん、ここまで見た限りだと違うのかなぁ。もうちょっと、続きがあるので、その辺も読んでいけばわかるかもねぇ。