王国の鍵6
「王国の鍵」最終巻です。
前巻で、折り返し地点かなと思ったら、一気に最終巻、一気に展開してビックリです。
最後は、怪獣大決戦に(笑)
少しの悲しみや、苦みをかかえながらの終幕というのは、「指輪物語」から続くファンタジーの王道です。
たしかに、「神隠し」という名前のアジールがあれば、生きていくのは少しは楽そうです。
でも、本当は、「アジール」そのものが優しいわけではなく、「アジール」を認めて受け入れる此岸そのものが、優しいのですね。
だから、「神隠し」を認める世界を作るには、やっぱり、こっちの世界そのものの考え方、受け入れ方を変えていかないといけなくなります。
ところで、わたしは宮崎アニメは「千と千尋の神隠し」と「トトロ」は、見ていません。
なぜか、名作と呼ばれるものだけ見ていないという。
どういう巡り合わせだろう?
今回は、ラグナロックがわりと活躍していたということで。
機械は、人間みたいに感情があるように見えても、それはプログラムの動きにすぎない。
でも、そこに、人間がなんらかの感情を重ねていけるのならば、それはもう、「プログラム」ではなくて、「心」と呼んでいいものではないのか?
今読んでいる「新・銀河帝国興亡史」なんかとあわせて、まあ、そんなことを考えてしまったわけです。