BLOOD+1
イメージとしては、菊地秀行の伝奇ものみたいな感じです。
でも、意識しているかどうかはわからないけど、コンセプト的には、「吸血姫美夕」みたいな感じもあります。
ヴァンパイアを狩るヴァンパイアの少女。多分、永遠の生。たった1人の従者。
1巻は、ちょっと日常に重点がおかれています。バイオレンスって、日常の描写がしっかりしていないと、楽しくないので、このありは、けっこういいです。
バイストン・ウェルの物語は、富野由悠季が作った世界の中でも、特に好きな世界です。
だから、しばらくかかれていなかったのは、残念だなぁと思っていました。
まぁ、作者にとってもかなり動かしづらい世界のようで、失敗してしまってる作品もあるのですが、イメージの広がりがあって、よいのです。
今回は、「リーンの翼」。
なんと、あの小説版「リーンの翼」の(なんとなくな)続編です。
「オーラバトラー」の物語と、「翼」の物語と、両方をつなげたものを作ろうとしているようです。
で、富野由悠季らしいところは、さらにそこに、「現在」というスパイスをいれるところですねぇ。
おかげで、メチャクチャ、ストーリー展開が、アップテンポで、説明なしです。
これもやっばり、アニメで見るべき作品なのかもしれません。
魔導大戦。そして、トラフィックスということで、なかなか、派手な展開になっております。
そんななかでも、ヤーポのイヤリングの話や、ヨーンとエストの話、クリスティンとダイ・グの話は、グッと胸にくるものがあります。
ただし、胸にグッとくることが、正しいことではなくてもしかして危険なことなのかもしれないというのは、この作者もわかってやっています。
このあたりの感覚が、基本的に正しいことで、グッとこさせたいと思っている富野由悠季と相容れないところなんだろうなぁと思います。
そのあたりは、ワスチャや、サリオン、デコースを見ているとよくわかります。
復帰したクリスティンの美しさ。その一途さは、でも、最後のセリフに集約されるような危うさを持っています。
ところで、MHのバランスコントローラーっていうのは、ものすごい高性能なはずなくですよねぇ。
それで、転べるちゃあって……。天才??