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うつうつひでお日記

完璧主義者なんだなぁと思います。
オール・オア・ナッシングなんですね。

自分でそれはいけないと思いつつも……。

多分、以前と同じギャグでも、ちょっとみたくれをかえたりとかはすぐに出来ると思います。それ以上に、同じギャグでも、きっとそれを心地よいと思う読者は、「お約束」として受け入れるだろうし、そのなかで少しずつ練っていってもいい。また、同じ人間が見ているかどうかもわからないのだから、いろんな場所で、同じギャグをやるのは、決して間違えではないと思います。

でも、それが許せないようなんですねぇ。

「ポロン」とか、「ななこ」とかの文庫で書き下ろしがあったので、そういう状態からは抜け出しているのかと思っていましたが、そうではなかったようです。
それを見せないあたりは、すごいなぁ。

この天才が、そうやってくるしみながら、それでも生きて、マンガにしがみついてくれているのは、やっぱりファンとしてとてもうれしいです。

でも、「失踪日記」が売れたとたん、手のひら返すマスコミ。
今、前以上に鬱になっていないといいのですが……。

あと、ミャアちゃんが出てくると、なぜか、わたしは、この子にだけ、

「あ、ミャアちゃんだ!!」

と反応してしまうことに気がつきました。

「スクラップ学園」、再販されないかなぁ……。

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BLOOD+3

いよいよ、小夜の正体と過去があきらかに。

わりと、今までの吸血鬼ヒーローものって、本人の生い立ちについては、あんまり陰惨な感じをさせない路線が多かったと思うのですが、なかなかに、酷い過去です。

小夜とハジの関係とかは、これはもう、もろに「吸血姫美夕」あたりをどうしても、イメージしてしまうのですが。

しかし、サヤとディーヴァ。
多分、本質的な違いというのはなくて、育ち方が違っただけという感じなんでしょうね。
ましてや、ハジが、小夜にひと目ぼれしたのなら、もしディーヴァに先にあっていたら……とか思ってしまいます。

そのあたりのやり切れなさは、今までの吸血鬼ヒーローものとは、ちょっと違ったものになっています。

この物語が、この生すらも肯定して終われたとしたら、ものすごい名作になるかもしれません。

桂 明日香,Production I.G,Aniplex
角川書店
発売日 : 2006-08-26

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comic新現実5

裏表紙の「新世紀エヴァンゲリオン」のコミックの広告のアスカを見て、この線は、卑怯だと思う…。

なんだろう?物語の中に、「男の子の夢の女の子」と「生身の女の子」がいて、多分、このアスカとかは、どっちかというと、理想の方に傾いていると思う。
でも、男の子の思惑通りに動かない「何か」を感じさせる絵です。

少年マンガは、どっちかというと、「理想」を追いかけるので、こういうのがかけているのは少ないです。

あと、鈴木 邦男、右翼でもなんでもない、けっこういい人に見えるという……。

菊地秀行,読書ジュブナイル,菊地 秀行,角川文庫,角川書店,13,13のラブ・ソング

13のラブ・ソング

「香水」みたいに、ちゃんとオチのある話以外は、どこか素人っぽい印象が残る短編集でした。
まあ、もちろん、素人にこれが書けるかというと……多分、全然、無理なんだと思いますが。

その素人っぽさが、作品のむずがゆいような「恋愛」似合っていて、いい雰囲気でもあります。

でてくる登場人物は、大人ぶって、どうしても人と距離をおいちゃう部分、すかしちゃう部分があるのですが、多分、それは、ナイーブさの裏返しなんだろうなぁと思えます。

同じ感じの菊地作品で、「風の名はアムネジア」とか、「インベーダーサマー」とかありました。ただ、あれほど素直に入ってはきませんでした。
なんでかなぁと思ったけど、あっちの方が受け入れやすく感じたのは、多分、あれがジュブナイルだったからだと思います。読んだのも、それがピッタリくる年齢だったし。

だとすると、わたしは、あんまりあれから成長してないのかもしれません。