黒鷺死体宅配便10
この巻でスポットがあたっているのは、沼田です。
六部殺しの真相は、けっこうおもしろい素材です。
こういう民俗学的なお話好きです。
実は、読書に関しては雑食系なのですが、読めない文体の本というのがあります。
なんか、荒れて感じてしまって、良く読めないのです。えーと、具体的に書くと、あかほり さとるとか、結城 惺とかの文体が、どうしても、受け付けないのです。
まぁ、わたしよりも読書の幅が厳しい兄貴が、あかほり さとるが読めていたりするので、なんていうかコレは、多分、文章の上手下手ではなくて、わたしにとって、あうかあわないかなのだと思います。
ということで、思ったほど手に取っていない気がするライトノベル系です。まぁ、昔からファンタジーや、RPGが好きなので、ライトノベルの前身みたいな、ソノラマ文庫とか、コバルト文庫は、けっこう読んでいたのでけれど。
で、今回の「放課後の魔術師」ですが、これは、ボードゲームがお話のなかに出てくるということで読んだ1冊です。作者の土屋 つかささんは、プログを見ているとけっこうヘビーな(?)ボードゲーマーの様です。
軽い文体だけど、荒れてないので読めました。
まぁ、細かな視点移動は、そんなに好きではないけれど。設定は、けっこう深そうでおもしろいです。
肝心のボードゲームですが、1巻目には、出てこないみたいです。残念。
「マンハッタン」という名前だけでてきた?
マンが版、完結。
やっぱり、おもしろいですコレ。あっち側に行ってしまいそうになるな。
マンガで読むと、けっこう忘れていることも思い出しました。わかりやすいかも。
しかし、この絵は、イメージとあっているからいいけど、あわないと悲惨なことになりそうです。
相変わらず、読んでいる間は、ジェットコースター気分を味わせてくれます。あとに残るものは、けっこう少なめだけれど。
これ、テンチ、NASA長官あたりが怪しいのですが、最後には、価値の大どんでん返しをしてくれるのかな?あぁ、でも、ピカリングってのも、いつものパターンな気もします。
みんな、あやしい(笑)
しかし、いつも、「企業献金」という話を見て思うのだが、企業が、自分の利益にならない政治家に金をだすなんて、なんで思うんだろう?資本主義の謎だ。
もし、なんの利益も出さない政治家に企業が金を出したら、それは会社に対する背任行為だし、もし、利益になったら、それは贈賄になるのでは?
で、賄賂ではない企業献金がありうるという考え自体が、おかしいのではないかと思うのですが。どうなんだろう。
という話をしたら、ねぇさんは、社会貢献について話してくれたのだが……会社って、基本、そういうことを考えるところじゃない気がするのですが。
読んでる途中で、「デルタ・フォースを操っているのは、宇宙人か?」とか思って、けっこう、ドキドキしたのは内緒です(笑)
しかし、セクストンの言ってることだって、正しいって言えば正しいと思ったりする。行為と意見は、別物だからねぇ。
結構丁寧にかいてます。
輝の優柔不断さも、ミンメイの小悪魔で憎めないところも、ロイの無駄にかっこいいところも、テレビ版以上のできです。
あとは、このクオリティーでかき続けられるかどうかですね。美樹本 晴彦、けっこうあきっぽい感じが……。まあ、今回は、お話ができあがっているので大丈夫かな?
10巻ぐらいまで気持ちが続くと大傑作になる予感がします。