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陰陽師12

今まで、岡野玲子の「陰陽師」のレビューって、書いたことなかったんですねぇ。
なんか、意外だ。

でも、いろんな解釈があるから、下手なことを書くと、バカにされそうだという緊張感がただよいますねぇ(笑)
まあ、わたしは、いつも、「自分勝手解釈読み」ですから……。

えーと、昔、まだ実家にすんでいた頃、夜中にマンガを読んでいて、隣の部屋にいる妹にまでクスクス笑いが聞こえたそうな。

「何読んでたの?」

と聞かれて、その時読んでたのが、岡野「陰陽師」と「ガラスの仮面」だったという。

「ガラスの仮面」は、単純に、月影先生が笑うと、自然にわたしも笑いたくなってくるという……。みなさんは、そんなことないですか?

岡野「陰陽師」は、多分、1巻、2巻あたりを読んでたんです。あれって、クスッで笑うところありますよねぇ?
妹は、

「ない!」

とキッパリと申しておりましたが……。

で、そんな笑いを誘う岡野「陰陽師」だったのですが、それが、8巻の水場を踏んでいく話あたりから、メチャクチャ張りつめたものになっていたんです。

ストーリー自体も、内裏炎上とか、けっこうきつい話が続きましたし。
晴明自身がやっていることも、どんどん、博雅にも力を貸してもらえないような、タイトロープをわたるような話ばかりでした。

でも、12巻になって、ちょっと笑いが戻ってきたのかなと思います。それがまあ、けっこう私的には、うれしかったりします。
まあ、張りつめたものは、残っているんですけどね。
でも、10巻、11巻みたいに、どんどん真綿で首を絞められるような感じはなくなりました。

確か、13巻で完結。完結に向けて、確かにお話が動いているなぁと感じます。

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パタリロ源氏物語!2

けっこう上手に、陰陽師をからめているなぁと。
安倍家と賀茂家の確執なのですが、賀茂家サイドからかかれているものは、けっこう少ないし。
いろんな意味で、異常な知識の豊富さです。

マライヒが紫なのですが、藤壺とは似てないよねぇ。

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彼氏彼女の事情21

いよいよ、最終巻です。

浅葉編は、もうちょっとしっかりと浅葉の姿をかくのかと思ったけれど、モヤモヤとした感じでありました。
なんか、あのわりとくっくりとキャラクターの輪郭のある物語の中で、わたしにとっては、浅葉だけが、ちょっと謎なキャラクターでした。
えーと、裏表があるのに、裏がかかかれなかった気がします。

そして、最終回。
なんか、長くてかききったなぁという感じでよかったです。

わたしも、一瞬、信じてしまいましたよ~。
でてきた瞬間から、

「えーと、この髪の色は、あの人だよねぇ…」

と、けっこう見事に騙されました。いや、あとの回想シーンで、気づきましたが…。

ところで、咲良ちゃんのダークサイドは?
ない?いやいや、あの2人の娘ですよ(笑)
そうか、浅葉は、ここで、つかまったというか、着陸したんだ。

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王道の狗4

王道と覇道。
2人の主人公に託してかいていったこの物語は、わかりやすかったのか!!
ちょっと、そのところは、びっくりしました。

あざといほど単純をしてすら、こうなんですねぇ。時代そのものが、お話をいっぱいはらみすぎているようです。

でも、その大きな物語のうねりと、小さな物語を上手にあわせることができると、けっこうおもしろい作品ができそうな気がします。

わたしは、どっちかというと、「虹色のトロッキー」の方が、そういう部分は、よくできていたと思います。時代の雰囲気というか、気分がつたわってきた気がします。

「日露戦争物語」は、ちょっと、小さな話がないがしろにされすぎています。というか、へんな小さなエピソードの羅列になってい感じがします。

この辺のバランス感覚は、難しいです。

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ボクを包む月の光1 ぼく地球 次世代編

それからの「ぼく地球」です。

うーん、物語としては、可もなく不可もない出来です。
いや、ちゃんと泣けるし、多分、いい出来なんです。でも、なんか、窮屈な感じをうけてしまいました。
「ぼく地球」のキャラクター達の大きな物語自体は、やっぱり、「ぼく地球」で終わっているんだろうなぁと思いました。

そして、次世代の子どもたちの物語をかいていくには、ちょっと、「ぼく地球」という世界の制約が狭い気がします。

前世の人たちは、今にかかわってくるべきではないなぁと思ったりしました。もちろん、「ぼく地球」のときは、結びつきが強すぎて、かかわらざる得なかったのですが。

今回は、ちょっとかわった親たちが、子どもたちにかかわれれば、それでいいのだと思います。

そうして、それにあがいたりする子どもたちの物語なら、けっこう読みたいかも。

蓮くんも、カチコちゃんも、いいキャラクターだと思うので。