崑央の女王 新装版 クトゥルー・ミュトス・ファイルズ4
割と地味めで正統派な「邪神帝国」とは打って変わって、ノンストップアクションな感じのお話でした。
日本のクトゥルーって、このイメージが強いです。これは、菊地 秀行のスーパーピーローたちの影響は大かな。
でも、歴史と現在、そして、クトゥルー神話を絡めるというのは前作同様に、上手いです。
あと、ゲッターロボが絡めば、最高に美味しい……と思うのは、わたしだけかも。
歴史編に比べると、おもしろさとしてはイマイチかも。
同じような話が続く……というと、クトゥルー神話ってそういうものなので、こっちの方が正統派という気もしますが。
日本系だからか、ホラーとエッチって、結びつきやすい気がします。洋物は、けっこうにおわせつつ抑え気味に書いているけど、日本だとそこあんまり抑えて書かない傾向にある感じです。
よかったなと思ったのは、友野 詳の萌え萌えインスマスとグール(笑)趣味がでていますね。
あと、荒俣 宏の「道」も、あの人らしいウンチクがあって好きです。
そして、あとがきの作者の人の言葉を読んで感じるのは、菊地 秀行の「妖神グルメ」の偉大さです。
朝松 健 / 東京創元社(2002/09)
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日本人によるクトゥルー神話集です。
クトゥルーのイメージからは、若干離れてしまう感じはありますが、肌には合うなぁと。
まあ、同じことをくりかえすのがクトゥルー神話ですが、あんまり同じことをくりかえしていてもなぁ……という気が最近していたので、よかったです。
関西弁を喋るクトゥルーとか、凄いわ。
特に好きなのは、西遊記のクトゥルー版みたいな立原透耶の「苦思楽西遊傳」。沙悟浄の苦悩が、カッコイイです。
続き読みたい。
朝松 健 / 東京創元社(2002/09)
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