骨牌使いの鏡 上
いよいよ読む、五代 ゆうのオリジナルです。
主人公のヒロインは、けっこう行き当たりばったりなところはありますが、世界はけっこう緻密につくってある感じです。
あぁ、元々ラノベなのか。けっこう、読み応えがあります。
こっちの方面も、書き続けて欲しいですが、とりあえずグイン・サーガの「ミロクの手」が出版されてホッとしています。
「三体」劉 慈欣による短編集。
「三体」の元ネタになる短編も入っているよということで、そのアイデアを広げて長編にしたのかと思っていたのですが、そんな簡単なものではなかった。
たしかに、アイデアの元になっていたり、イメージや、テーマの元になったりしているのですが、それをロンデル全部、別のものにちゃんと変換して出力しています。
凄いわ。
というか、解説読むと「三体」から抜き出して「円」がつくられたの……。おもろいわ。
まあ、基本的には、暗いというか非道いことが根底にあるのですが、不思議に楽観的なとこもあってバランスとしても悪くないです。
「郷村教師」が、1番スケールが大きくておもしろかったかな。
「詩雲」は、俳句で同じ様なことを考えていた人がいたねぇと思いました。全俳句データベース。
で、1番目の詩の解釈で、爆笑してしまった。
笑う話だよ……ねぇ。
「人生」は、まあ、はじめからオチがわかってたというか、まあ、そうなるわなぁという感じでした。
新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、2026年の1冊目です。
「宝島」の全2巻を越えて、3巻完結の外伝。
2023年に出たグイン・サーガは、この3冊のみ。そして、2024年に出たグイン・サーガは、「ドライドンの曙」のみとなっています。
そして、2025年は「ミロクの手」のみでした。
2026年とも、1冊のペースかな。
まあ、たまっているからこれぐらいのペースでも、いいっちゃあいいんですけどね。
さて、美と快楽の都・タイスでのマリウスの冒険です。まだ、グインと出会う前のマリウスですね。
円城寺 忍は、こういうすきまを埋めていくのが、なかなか上手い作家だなぁと思います。「グイン・サーガ」という枠から飛び出していくような感じはないけれど、なかなか、しっかりとお話を作っていく感じがあります。
昔のというか、スタートした頃のグイン・サーガの雰囲気があって、昔の真面目な栗本 薫の雰囲気があります。
まあ、その分、お話があんまり進んでいない感じがするのですが。
あぁ、栗本 薫がどんどん軽くなっていったのは、ぼくら読者のその思いに答え過ぎちゃったというのもあるのかもしれません。
濃厚な栗本 薫が好きといいながら、お話が進まなくなったら退屈に感じちゃうところもありますからねぇ。
まあでも、2巻、3巻で、ちょっとスピードアップしてくれるとうれしいかな。