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サリア遊郭の聖女1 グイン・サーガ外伝27

新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、2026年の1冊目です。

「宝島」の全2巻を越えて、3巻完結の外伝。
2023年に出たグイン・サーガは、この3冊のみ。そして、2024年に出たグイン・サーガは、「ドライドンの曙」のみとなっています。

そして、2025年は「ミロクの手」のみでした。
2026年とも、1冊のペースかな。
まあ、たまっているからこれぐらいのペースでも、いいっちゃあいいんですけどね。

さて、美と快楽の都・タイスでのマリウスの冒険です。まだ、グインと出会う前のマリウスですね。

円城寺 忍は、こういうすきまを埋めていくのが、なかなか上手い作家だなぁと思います。「グイン・サーガ」という枠から飛び出していくような感じはないけれど、なかなか、しっかりとお話を作っていく感じがあります。

昔のというか、スタートした頃のグイン・サーガの雰囲気があって、昔の真面目な栗本 薫の雰囲気があります。

まあ、その分、お話があんまり進んでいない感じがするのですが。
あぁ、栗本 薫がどんどん軽くなっていったのは、ぼくら読者のその思いに答え過ぎちゃったというのもあるのかもしれません。
濃厚な栗本 薫が好きといいながら、お話が進まなくなったら退屈に感じちゃうところもありますからねぇ。

まあでも、2巻、3巻で、ちょっとスピードアップしてくれるとうれしいかな。

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夢幻紳士 逢魔篇

後に主人公になる手の目ちゃんがでてくる「逢魔篇」です。

この宿屋から出ない怪談であり、また、「幻想篇」と同じく緩やかに物語が繋がっているというところが、なんとも、いい味を出していて好きです。

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アバタールチューナー5 クォンタムデビルサーガ

「アバタールチューナー」最終巻。
「グイン・サーガ」から五代 ゆうを知って、単品の五代 ゆう作品というのを読んで見ようと思って手に取ったこのシリーズですが、実は、「真・女神転生」の外伝のノベライズだったという。

でも、前の巻とかこの巻あたりは、かなりオリジナルなストーリーだったのかな。
まあ、結局、単品の五代 ゆうには、まだ出会えてはいないのですが、やっぱりこの人のかくお話は、性に合うなぁと、改めて思ったのでした。
きっと、これからも、グイン・サーガ以外も読んでいくと思います。

なんというか、フワッと光瀬 龍がでてきたり、神の偏在論があったり、興味とか疑問とか、いろいろなところがかぶっているんだろうなぁと思いました。
もしかすると、そのかぶりかたは、栗本 薫以上かも。というか、栗本 薫は、時々、「違ーーう」って、なるときもあるからなぁ(笑)

シヴァ神が出てきた時点で、ヴィシュヌ神はいつ出てくるんだろうと期待したりしていました。

全体を通しておもしろかったのは、サーフの元人格がシン・ミナセで、ヒートの元人格が一幾というところですねぇ。
真っ黒なシン・ミナセが真っ直ぐなサーフで、真面目な一幾がイメージマッチョなヒートというところが、なんというか、混乱する。
何回か、アレ、どっちがどっちの元なんだっけと思いました。最終的には、まあ、見た目以外は4人ともまったく別人ということなんですけどね。

そうすると、シエロだけ、なんか魂も継いでるっぽいところとか、はたして、参謀型AIゲイルとは何者だったのかとか、いろいろ疑問はあるんですけどね。
ゲイルだけは、本当に謎。モデルもいなかったよねぇ。いたけど、わたしが読み飛ばしていただけかな。

おもしろかった。

そして、Kindle版には、鏡 明の解説がなかった……。これは、やめて欲しい。

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鋼鉄紅女

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」というロボットアニメがありまして、なんというか、わたしは大変好きなのですが、ある意味、頭の狂ったお話でした。
いろいろ、実験的なつくりをしたアニメでした。

その「ダーリン・イン・ザ・フランキス」に影響を受けた中国系カナダ人の作者によって書かれたのが、この「鋼鉄紅女」です。すごいぞ日本のロボットアニメ。
まあ、男女一緒に1台のロボットを操縦するところとか、ロボットがパイロット二人の精神状態によって変形するとことかが、影響を受けている感じですかねぇ。
実は、作者は「ダリフラ」の後半に失望して、これを書いたそうです。

まあ、「ダリフラ」の後半の展開は……遠い目。いや、アレはアレで、わたしは突き抜けていて好きなんですけどね。でも、タシカニ、モウチョットマトモナテンカイモアッタトオモウ。

舞台は、謎の中世中国。人類は、渾沌というエイリアンに侵略された世界。
1人の纏足された虐げられた少女が、気の力で動くロボのパワーによって、渾沌を蹴散らして、既存権力も蹴散らして、一気に駆け上がっていきます。

まあ、カナダのラノベだと思います。カナダにそんなジャンルがあるのかどうかわからないですが。まあ、ラノベよりは、ちょっとテーマは重いですが。

ということで、ロボット戦闘あり、恋愛あり、悩みあり、陰謀ありとけっこう盛りだくさんでおもしろかったです。

まあただ、ラストのどんでん返しは、

「ちょっとキミ、ダリフラのラストのこと言えんで」

という感じではありますが。
いや、どんでんがえし自体は、まあ、なんとなく見えていたのですが、最後のオチがひどいです。
絶頂から、突き落とすことしか考えてないラスト(笑)
まあ、オタクらしいっちゃあ、オタクらしいか。

そして、おそらく、もうこれ以上書くつもりないよねぇ。
と思ったら、続編出ました。マジか。これは、読まねば。

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夢幻紳士 幻想篇

Kindle版だとこれが、1巻になっています。なんでだろう。Kindleで出た順なのかな

まあ、普通に考えれば、「冒険活劇篇」からスタートするか、おっきな魔実也ということで「怪奇篇」から始まればいいのに。
といいながら、あんまりにも昔に読んだので、そういう順番が、自分の中でも忘れていたという。

これはだから、なんか、外伝的なお話で、ほぼメインで出てくる魔実也は、本物ではないという。
だからといって、おもしろくないことはなく、メチャクチャよくできています。