モンスター退治 魔物を倒した英雄たち Truth In Fantasy 34
ときどき、英雄たちの方も、
「お前も魔物や!!」
とツッコミを入れたくなる人たちがいます。
でも、広く浅く、けっこうおもしろいです。
うーん、あまりにもアフガニスタンについて知らなさすぎるということで、読んでみた1冊。
石油が、1番の原因かと思っていたのですが、それは、イランとかイラクの方の話で、アフガニスタンとは直接的には関係ないみたいです。というか、産油国じゃないみたいです。
でも、泥沼の民族紛争が続く裏には、多くの人たちが1日2ドル以下で生活しているこの国で、戦争をしていれば、金が動くことに気づいた人たちがいる。
戦争というかたちの経済活動。
それはもしかしたら、舞台がアフガニスタンでなくても良かったのかもしれない。自分にさえ火の粉がかからなければ。そんな怖さを感じます。
そして、その経済システムのなかに、自分ももしかしたら取り込まれていないか?
だとしたら、もしかしたら、ものすごく根本にあるものを、わたしたちは、変えていかなければならないのかもしれません。
基本的に、個人戦が得意で、個人プレーの人たちだから、集団戦では、あんまり見せ場がないんだよなぁ。
しかも、馬琴が、細かいところにこだわるタチだから、余計に、イライラする展開になっちゃう気がします。
まあ、この巻で、完結です。
「せかいいち うつくしい ぼくの村」のシリーズ3冊目。
(多分)完結編です。
2巻でミドラーというキャラクターが出てきて、パグマンの村から出て行ったのは、このお話に続けるためだったのだと思います。
冬の後には、春が訪れる。
希望に満ちた終わり方で、子どもに読ませる本としては、「せかいいち うつくしい ぼくの村」だけを読ませるよりは、とっても正しい終わり方だと思います。
でも、その物語の裏で、戦争が続いていることを、大人は決して忘れてはいけない。
ときどき、絵本の世界には、衝撃的な物語がありますね。
これも、そんな1冊です。
もともとは、近くの子が、4年生の教科書に載っているのを読ませてくれました。
アフガニスタンの物語です。
以下はぜひ、絵本を読まれてからお読みください。