安能務,読書マンガ,メディアファクトリー,三国志,三国演義,妖怪,安能 務,封神演義,戦争,講談社,講談社文庫

三国演義1

「封神演義」の安能さんということで、けっこう宝貝がとびかう妖怪大戦争みたいな「クワン」みたいな三国志を期待していたのですが、けっこう普通。

うーん、これこそ正しい「演義」という感じなのかなぁ。
人の思いのこまかいところは、安能版らしく、ちょっと皮肉な感じですが、ストーリーの運びは、めちゃくちゃオーソドックスです。

でも、それなりに読みやすいところが、メディアファクトリーからでているマンガ版の「三国志」とちょっと違うところ。

見せ方しだいということですねぇ。

田辺イエロウ,読書妖怪,小学館,少年サンデーコミックス,田辺 イエロウ,結界師

結界師8

なんでだろう、けっこう、人間になりたがっている妖怪って多い気がする。
それは、今の世の中が、妖怪には生きにくいということもあるだろうと思います。
それから、妖怪自体が、孤独な存在であるということとも、かかわってくるようです。

そう考えると、混じりものが、孤独になっていくというのは、なかなか納得のいく話だと思います。

田辺イエロウ,読書妖怪,小学館,少年サンデーコミックス,田辺 イエロウ,結界師

結界師7

人と妖怪の境目は、どこにあるのかという話になってきそうです。
けっこう、長期戦になりそうですね。

江戸川乱歩,読書二十面相,仮面ライダー,光文社,光文社文庫,妖怪,妖怪博士,子ども,少年探偵団,悪魔の紋章,江戸川 乱歩

悪魔の紋章 江戸川乱歩全集12

少年探偵団

謎のインド人(笑)にはじまるこの物語。
そう、ぼくが子どもの頃ぐらいまでは、こんな風に、世界は妖しくて広くて、偏見に満ちあふれていたんだなぁと。そして、ワクワクがたくさんあった。

で、今は、世界は狭くなり、それなのに混沌として、やっぱり偏見に満ちあふれているという。そして、ワクワクは少なくなった気がします。

それは、ただ単に、自分が年を取ってしまっただけなのかも……。

「怪人二十面相」に比べると、どうしても、2作目はおちるような気がしますが、それでも、子どもにとっては、ジェットコースターのような物語だと思います。

読んでいる途中で修羅場が入って、かなり間をあけてから後半を読んで、後半しかあんまり覚えていないので特にそう思うのかもしれませんが、

「少年探偵団あんまり活躍してないやん!」

前は、二十面相逮捕までの大活躍だった気がするのですが(笑)

妖怪博士

これって、仮面ライダーの元ネタみたいなお話ですねぇ。
蝙蝠男は出てくるし(笑)

そして、ぼくらの仮面ライダー隊……じゃなくて、少年探偵団たちは、大活躍でした。
というか、二十面相の今回の目的は、ただ単に、少年探偵団の子どもたちを怖がらせることだという……。

二十面相……そして、乱歩……。素敵だ(笑)

B・Dバッチや、社会に貢献しようという少年探偵団たちの性格をついた罠には、正直、ドキドキワクワクと感心しました。

そして、洞窟の罠では、

「ご苦労!!」

と言ってあげたいぐらいです。
……なんで、子どもを楽しませるためだけに(笑)そこまで……。

見習わなければなりませんねぇ。

悪魔の紋章

「ワハハハ……、これはおかしい。これは傑作だ。明智君、君は探偵小説を読み過ぎたんだよ。小説家の幻想に慣れすぎたんだよ。如何にも探偵小説にありそうな結論だね。ワハハハ……、実に傑作だ。こいつは愉快だ。ワハハハ……」

この諧謔、これが、乱歩の本質なんだなぁと。
だから、悪者も、正義の味方も、生き生きしています。

以下、ネタバレありです。

志水アキ,読書メディアファクトリー,三国志,妖怪,封神演義,志水 アキ,怪・力・乱・神 クワン,歴史,MFコミックス

怪・力・乱・神 クワン 3

こんろん山ときんごう島。
なかなか、封神演義なお話になってきました。

裏表紙のおらすじには、「三国志にいたる実際の歴史を大胆に解釈する」とありますね。
「三国志にいたる」ということは、三国志のまっただなかに活躍した英雄たちと、妖怪の大バトルというのは、あんまりないのかな。