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SHAMAN KING FAUST8 永遠のエリザ 1

他のシャーマンキングの番外編マンガと違うところは、原作小説があること。それから、多分、FOMには、繋がらないことかな。「&a garden」も、もしかしたらFOMに繋がらないかもしれないのですが、ファウストは、故人だし、多分、葉と出会って救われるところで終わる感じかなぁ。
原作小説は、家にあるはずですが、まだ読んでないです。

本編では、クールビューティな感じしかないエリザですが、マジ天使。
そして、だからこそ、展開に地獄に突き落とされます。

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若き狼の肖像 アダルト・ウルフガイ・スペシャル

アダルト・ウルフガイ、本当のラストです。
これは、天使とかが出てこない時代のウルフであり、ファン的にもうれしかったのではないかと思います。
まあ、わたしは「幻魔大戦」以降の読者なので、そんなに天使にもそれほど抵抗がある訳ではないですけどね。
若いウルフは、けっこう自信過剰の乱暴者です。
でも、ときどき、未来のウルフの意識も紛れ込んでいるみたいで、おもしろい。

あぁ、犬神 明って、父と同年代の人なんだなぁと。今生きていれば……。

郷子とのなれそめのお話。
こうやって、2人は親友になりましたという話だと思っていたら、そこまでいかなかったというのは、ちょっとピックリしました。
ラストも、かっこいいんだけど、ここで終わるのという感じです。

綿貫が、いいキャラでねぇ。魅力的です。

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人狼白書 アダルト・ウルフガイ・シリーズ6

さて、ここからは、再読ではなくて始めて読む「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」です。
ここから、天使が出てきて、まあ、昔からの読者にとっては、評判が悪くなるところです。

それでも、わたしは「幻魔大戦」からはいった読者なので、そんなに、天使達には抵抗がないのでは……。と思って読み進めていました。
抵抗はないっちゃないし、おもしろいと思うのですが、まあ、確かに当時突然これ突然読まされたら、怒り出すわと思います。

なんせ、今まで肉弾戦がメインだったのが、精神世界の戦いがメインになってくるしなぁ。なんか、オレ流でいくぜと突っ張っていた主人公が、天使にへいこらしているのも、まあ、違和感あるわねぇ。
それでも、このシリーズの凄いところって、犬神 明といういうキャラが、考えてみたら前からストイックで優しいキャラで、存外ぶれていないところなんですよねぇ。

犬神 明を見ていると、陰中の陽という言葉を思い出します。

表現は、ひごいストレート過ぎて、純粋すぎて、犬神 明(いや、平井 和正)、本当に大丈夫?欺されてない?という印象は凄くします。
そう考えると、「幻魔大戦」は、あれで、一歩引いて見ているところがあったんだなぁと。
それせでも、こっちの方面でも、本質的なところで、団体と個人をものすごく切り離して考えていたりと、本当に一貫しているところは一貫しているなぁと思います。

ちなみに、車の中で一部を一緒に聞いていたねぇさんは、

「大丈夫?あやしい宗教にはまってるのちゃう?幸福の科学みたい…」

との感想を。
いやいや。オーム?幸福の科学?こっちこそが、元ネタよ!!……ダメじゃん。

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狼は泣かず アダルト・ウルフガイ・シリーズ5

消えたので、書き直し感想です。

中編集。2つ入っていて、「虎よ! 虎よ!」は「人狼戦線」の前の話、は「狼は泣かず」は「人狼戦線」の後の話。
これ、間に入っている「人狼戦線」がデカすぎます。

「虎よ!虎よ!」という題名を聞くと、どうしても反射的に虎4を思い出してしまいます。まったく関係のない話ですが。

「狼は泣かず」は、たしか「8マン」に元の話があったと思います。でも、そのリメイクが、ここまで重要になってくるかというぐらいのお話で、これでやっと、真の敵が出てきたなぁという感じです。

さて、わたしが学生時代に読んでいたのは、ここまでです。
実は、天使登場の「人狼白書」から後は、読んでないのです。

まあ、わたしは、「幻魔大戦」から入った人なので、多分、そんなに抵抗はないと思います。

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狼男だよ アダルト・ウルフガイシリーズ1

消えたので、書き直し感想です。消えた感想は、けっこうな熱量で書いていた記憶があるので、ちょっと辛い。

えーと、Kindleで購入して、アレクサアプリに読んでもらった1番最初の本のような気がします。

懐かしいアダルト・ウルフガイ・シリーズ。すごく面白いと思うし、すごく好き。
ただ、わたしとしては、残念なことは、角川文庫版で読み出していて、1番最初に読んだ話が「人狼戦線」だったことです。

文庫化シリーズものの「あるある」だと思うのですが、角川文庫でアダルト・ウルフガイ・シリーズが文庫展開されるに当たって、多分、新しい読者も古い読者も取り込みたいということで、最初に出たのが当時、最新刊の「人狼戦線」だったのです。その後、「狼男」だよとかが、出版順に出された。
でも、この「人狼戦線」が、アダルト・ウルフガイ・シリーズの番外編的ななにかだとよかったのですが……。なんと、めちゃくちゃ今までのお話を踏まえたお話で、しかも、シリーズ全体のターニングポイントだったという。

多分、読んだときは、これが執筆順的に後ろだということは知っていました。そして、その頃には、アダルト・ウルフガイ・シリーズの角川文庫版は、かなり多分、「人狼白書」ぐらいまでは出てたんですよ。でも、あらすじを読んだり、本の様子を外から眺めていると、まあ、シリーズといっても、登場人物が同じぐらいのいってみたら、シャーロック・ホームズみたいな感じのどこから読んでも大丈夫なシリーズじゃないかと思ってしまったんですよ。「幻魔大戦」は、がんがんの続き物の話でしたが、あれは、「幻魔大戦」という題の下に巻数と副題がついていて、まあ、がんがんの続き物だとわかる。でも、こっちは、「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」と小さくシリーズ名はかいてあっても、題名は「狼男だよ」とか、「人狼戦線」ですから。しかも、角川文庫版は、シリーズに巻数すらうってない形でした。

まあ、その前にヤングの方の「ウルフガイ・シリーズ」を読んでいて、それも、「狼の紋章」、「狼の怨歌」、「狼のレクイエム」と、けっこう続き物な話だったので、平井 和正のシリーズかどういうものか、気づきそうな物なのですが、あれも、「紋章」と「怨歌」では、けっこう感じが違っていたからなぁ。続けて読まないと、訳わからないのは確かだけれど。

まあ、それで、「人狼戦線」なのですが、不死身の狼男が、今までと違って、不死身じゃ亡くなっちゃうという話でして、今までの不死身さをしらんのに、これを読まされると「??」となってしまうのですよ。

で、その後、「狼男だよ」を読んだわけですが、これが、あの脳天気な時代の犬神 明かぁと思っても、もう、先をしっているから、ちょっと弱っている犬神 明の記憶が、チラチラしてしまって、充分に楽しめているのかどうかわからないところがあったのです。

まあ、それから多分30年以上経って、ほどよく忘れた今の再読です。

さて感想ですが、傑作です。というか、時代は感じるんだけれども、今でもものすごく充分に面白いです。まあ、ラノベの元ですからねぇ。今の時代の方がしっくりくるかもしれない。
それから、エロスとバイオレンスですが、読んだ当時は、実は、そんなに感じなかったのですが、今回は、アレクサに音読させているということもあるかもしれませんが、エッチだと感じました。また、人生経験をつんだせいか、言葉で表現された痛みも、以前読んだときよりも、いたく感じました。

まあ、ほどよく忘れているといっても、「人狼戦線」の記憶はチラチラするのですが、なんというか、時間をあけているせすで、あぁ、犬神 明、お前って、そういうヤツだったよなぁ、元々、けっこう変わってないジャンとか、懐かしい知り合いに会った感じがしました。

と、これを書いている今、もう「人狼戦線」も読み終えて(聞き終えて)、「人狼白書」も終わって、いよいよ、「人狼天使」の3部作に入ります。「人狼白書」からあとは、未知の領域だったので、楽しみです。