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ボードゲームカタログ201

新しいボードゲームカタログ。
1/3くらい入れ替えと書かれているので、2/3は前と一緒。
続編ではなく、改訂版。

まあでも、これは、人にオススメするのによい本だと思います。
特に子どもと一緒に遊ぼうというゲームの紹介は、この手の本では弱くなりがち(まあ、購入層がゲーマーなんだから)だけど、これは、そこが強いし、アドバイスも的確です。

世相を反映して(?)人狼増えた。
まぁ、「レジスタンス」あたりが1つあればいいのかも。

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人狼読本

うーん。
半分ぐらいがネット人狼のログなんです。
ネットで人狼ってしたことないので、専門用語がいっさいわからずに、わたしにとっては、あんまり面白い本ではなかった。

うーん、好きな人はログ読むだけで楽しいというから、そういう人にとっては面白いのかも。

人狼。
やれば楽しいけど、やっぱり、日本では「惨劇」の方に比重が置かれていて、ちょっとどうだかなぁという感じです。

実は、わたしは、「人狼」を論理ゲーム、推理ゲームだというのもあんまり好きではないのです。

終わった後に、けっこう思い込みっていい加減なものだよねぇと、アハハッと笑えるようなプレイならしたいです。

どれだけ論理的でも、信用されなければダメだよね~と、そこも楽しめるぐらいの幅が欲しいなぁ。

それは、もちろん、勝つために楽しむために真面目にするというのはあたりまいにあるのですが。

うーん。これは、カジュアルプレイ、ガチプレイという、面倒くさい問題に行き着くのかな。
丁度いいプレイというのが、それぞれの人の性格や経験によって違ってくるから、難しいよね。

まあ、基本は、できる限りみんなが楽しく、自分も楽しくです。

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さて、今年もまた、1年が終わっていこうとしています。

今年も、いろいろな方とボードゲームを楽しみました。
今年も、どんな1年だったか、振り返ってみます。

なんと3年ぶりのボードゲームの「年末雑記」でございます。

ゲームハウスのゲームたち

2010年の記事によると、ゲームはウスには、その年、656種類のボードゲームがあったそうです。
「play:game ボードゲームデータベース」によると、今年は、869種類のボードゲームが登録されています。
そして、今年最後に「ロココの仕立屋」が来る予定なので、2013年の集計としては、870種類のゲームがあることになります。

ということで、この3年で、214種類のゲームが、増えたようです。平均年間70種類ずつ増えているようですね。
うーん、平均ペースかな。

家の拡張は、まだ実現していません。

ホビージャパン、アークライト、メビウスゲームス、テンデイズゲームスなどからも、日本版パッケージでもたくさんゲームが出てうれしい限りです。やっぱり、日本語版は、遊びやすいです。

そして、ここ数年の動きとしては、今までゲームマーケットなどに参加しなければ手に入りにくかった日本人のデザイナーが作ったゲームが、結構、流通に乗り出したことでしょうか。
まあ、まだまだ現地に行かないと手に入らないゲームもいっぱいあるのですが、話題のゲームはけっこう手に入るようになりましたね。
その中で、最大の収穫は、カナイ セイジさんの「ラブレター」だと思います。
2012年度は、これを子どもたちと遊びまくりました。

また、今年は「人狼」の年でもありました。まぁ、わたし自身は、それほど人狼を遊ぶ機会はなかったですが……。
あっ、子どもと年に一回ずつぐらい遊んでいたか……。でも、これだけ有名になってくると、実は子どもとは遊びにくくなってしまった部分もあります。

テレビなんかの影響で、イジられ芸人が、

「お前が死ね!!」

とかやられているところが映ると……。1
それを見た保護者は、自分の子どもがアレをやっているのかと思うと、あんまりいい気分はしないはずなので。

基本、ほのぼのとやっているのですが、それを大人がその場で一緒に遊んだり見ていないと心配されちゃうかなぁと思うのです。

まぁ、遊び方は人それぞれなのですが、子どもと遊ぶときはゆるーく楽しくなるように遊びたいですので、派手に残酷にならないように言葉づかいとかにも注意しています。
「殺す」とか「リンチ」とかは使っておりません。
まぁ、大人でも、好き嫌いが激しいゲームであるというのは、そういうところなのだと思います。

2011年、よく遊んだゲーム

play:game ボードゲームウェブサイト」を利用させていただいて、プレイ記録をつけていますので、どんなゲームを遊んだのかは、振り返りやすいです。

2011年から振り返っていきます。
まあでも、例によって例の通りの1番です。

1位 ドミニオン 314回
2位 薔薇と髑髏 36回
3位 ぴっぐテン 29回
4位 ファミリア 19回
5位 ハイブ 18回

などとなどです。
1位の「ドミニオン」以外は、子どもたちと繰り返し遊んだゲームが、多いです。
軽いゲームが多い年でした。

大人としたゲームでは、2010年から引き続き「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」がわが家では、流行っておりました。「アセンション」もけっこうやった。

「ドミニオン」を除いてのこの年のベストゲームは、「薔薇と髑髏」かな。

2012年、よく遊んだゲーム

1位 ドミニオン 127回
2位 ラブレター 29回
3位 バックギャモン 25回
4位 クク21 19回
5位 ドラゴンの宝

ドミニオンは、ねぇさんと家で遊ぶのが少なくなった感じです。その分、子どもとよく遊んでいて、この年だけで遊んだ4人ぐらいの子が、サンタさんに「ドミニオン」をもらったという記録を打ち立てました。
モンスターだ。

バックギャモンは、ドロッセルマイヤーズの公式バックギャモンボードがいつもポーチに入っていて、ねぇさんと暇があればいつでもどこでも遊んでいました。
特によく遊んだ場所は、ダイハツカフェででした(笑)
あと木製ボードを職場に常備して、遊びに来た子どもたちと遊んだりしておりました。
多分、この年、「さあ帰ろう、ペダルをこいで」を見て、バックギャモンが遊びたくなった年だったのだと思います。

そして、「エミネントドメイン」も大好きです。あれ、いいゲームだと思うんだけどなぁ……。なんか、出た瞬間にディスられて、消えてしまったのが残念です。
わたしは、超オススメしておきます。

この年のベストゲームは、「ドミニオン」を除いたらダントツに「ラブレター」ですねぇ。大人にも子どもにも、大人気でした。
これがなければ、多分、「エミネントドメイン」がベストだったと思います。

今年、よく遊んだゲーム

今年から職場が変わってしまって、子どもたちが遊びにこれないところになってしまったので、3月以降、子どもとめっきり遊べなくなりました。
そのため、繰り返して遊ぶ回数が、圧倒的に少なくなっています。

1位 ドミニオン 132回
2位 ラブレター 23回
3位 ラビリンスパズル 13回
4位 アグリコラ 12回
5位 ラミィキューブ 9回

まぁ、1位はいつもの通りです。
2012年よりも多くなったのは、「ドミニオン 暗黒時代」があまりにも難しくて、全国大会前に練習を重ねたからです……が、予選落ちでした。2012年は、予選を勝ち抜いたのですが…。

「ラブレター」、「ラビリンスパズル」は、1月から3月の職場が変わるまでの間に、子どもたちと遊びまくっていたようです。

「アグリコラ」は、湖畔のゲーム会の〆の定番(笑)

だから、今年は、湖畔のゲーム会が12回ぐらいあったようです。もっとも、最後のゲーム会では、「アグリコラ」してないですけど。

「ツォルキン」、「テラミスティカ」が強かったかな。

どっちが好きかと聞かれれば、わたしは、「ツォルキン」です。プレイ回数は、「テラミスティカ」の方が多いですが。
「フタリコラ」こと、「アグリコラ 牧場の動物たち」もすごくいいです。特に拡張入れてから、楽しい。

「十二季節の魔術師」、「ユークロニア」、「ギルドマスター」、「村の人生」なんかも、もっと遊びたいゲームです。

「ロシアンレールロード」、「蟻の国」も、1回だけではわからないゲームなので、何回か遊びたいですねぇ。

うーん、今年のベストは、「ドミニオン」を除いたらものすごく迷いますが「ツォルキン」で。すごい豊作だった気がします。

では、来年も、楽しい年でありますように。

  1. すいません。人狼のテレビ番組みたことがないのでイメージです。まあでも、テレビって特にバラエティは特に、基本、残酷でわかりやすい刺激の強いものが多いと思っていますので、そんな感じかなぁと。特に「人狼」は推理ゲームと思われていて、なんか惨劇な感じがあるのでよけいに。 []

更新雑記人狼

一部、脚色されていますので、関係各位は、そのおつもりで……。

そして、伝説の人狼が……。
ブルブル。

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タブラの人狼

夕食を食べた後、岡山現代玩具博物館の方々も、『ゆうもあ』の一行の泊まっている宿泊施設の方に遊びにこられて、いっそうにぎやかになりました。

たくさん人が集まれば、滅多に遊べないあのゲーム「タブラの狼」です。これは、「汝は人狼なりや?」という名前でも有名です。

このゲームは、人を疑うことを楽しむゲームなのです。
だから、教育上ちょっとなぁとも思ったりしたのですが、何回かやってみてわかったのは、

「人が人を疑うとき、けっこう根拠なしで思いこめてしまう」

ということです。
で、そういうことが客観的にわかるこのゲームというのは、実は、教育的にはとてもすぐれているんじゃないかと思ったりもしています。

えーと、つまりですねぇ。実際に、実生活で人を疑うような状況になったときに、このゲームをしていると、自分がゲームと同じようになんの根拠もないのに「なんとなく」人を疑っているときがあるというのが、わかるようになると思います。

でも、ゲームでそういう状態を経験していない人は、

「わたしの感覚は、絶対に正しい(根拠はないけど)」

と思いやすい気がします。
本当かといわれると、なかなか、証明は難しいのですが。

前に、「ことしのぼたん」で、考えたのと同じように、表面的な表現だけを拒否して、どうしても、大切なことを忘れてしまっているような気がします。

えーと、今回は、めちゃくちゃ女性比率の高い「人狼」でした。

オオカミ2人組のうち1人は、女の子の小学生オオカミでした。
これは、なんとこの子のお父さんが誘導して、退治していました。お父さんは、やっぱり、娘のあやしいところを感じられるのでしょうか?どっちかというと、つっつきやすいところをつっついただけかも(笑)

で、もう1人の人狼に、次々に犠牲になっていく村人たち。
わたしも、中盤ぐらいに、リンチにかけられて脱落してしまいました。

生き残ったのは、3人の女性たち。
このうち1人が人狼。

最後の昼。
ここで、人狼を退治できれば、人間たちの勝利。
でも、退治できなければ、その夜には、人狼が、勝利の雄叫びをあげます。

1人ずつ、最後の一言を。

「わたしは、村人ですよ」

この人は、過去、村を滅ぼしたことがある人狼でした。まさか、連続でそんな……。

「わたしも、村人ですよ」

この人は、小学生少女人狼のお母さんです。まさか、人狼というのは、遺伝なのか……。

そして、最後に弁明するのは、現代玩具博物館のスタッフの人です。

「わたしは、まだ27歳なんです」

……なんか、おもしろいこと言おうとしています(笑)

「わたしは、まだ若いんです。だから、殺さないでください!!」

その時、あとの2人の顔に、ピキッと微笑みが凍りついたように思ったのは、わたしの気のせいでしょうか?

そう。多分、その瞬間、「だれが人狼であるか?」という以上の重要さでもって、2人の女性が、結束したのです。
消える人は、決まりました。
現代玩具博物館のスタッフの方です。

そして、結果は……。

その夜。
もうなにも隠す必要のなくなった人狼は、最後の犠牲者に食らいついたのでした……。

人狼は、あの以前も村を滅ぼした女性でした。

伝説がまた……。