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ヘルマン・ヘッセ全集7 ゲルトルート

さて、けっこう再読を楽しみにしていた「ゲルトルート」です。「春の嵐」ですよ。

前半、割とストーリー覚えてたのですが、ゲルトルート、全然、出てこねぇ(笑)
いや、あのソリで怪我したところとか、めちゃくちゃ印象に残っていたのですが、あの女の子、ケルトルートじゃなかったんだ(爆)

そして、後半も、ゲルトルート出てきて良い感じになったかと思ったら、男の友情みたいな話になってました。
なんか、ゲルトルートと良い感じになったことは覚えていたけれど、男なんて、なにひとつ覚えていないという。

多分、中学校ぐらいのときに読んでいるんですけれど、まあ、好きなところを好きな解釈しながら、つまみ食いして読んでたんだろうなぁと。

まあでも、わたしにとって読書って、そういうことだと思っています。多分、今も。
だから、自分にとってどれぐらい共感できたり、感動できたり、おもしろかったかというのが最優先で、その作品そのものの価値とかは、実はどうでもいい。

そして、「ゲルトルート」は、今回読んでもおもしろかったし、中学生時代のあの時期、確かになんらかの憧れをもって読んでいたことは確かなのです。

インドのやつとかは、若干、有色人種への偏見が、それでもあるようには感じます。
まあでも、その時期の白人の偏見に比べたら、ましというか先進的だったんだろうなぁと思います。

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ヘルマン・ヘッセ全集5 車輪の下 物語集3 1906-1907

「物語集3」。
次は、「ゲルトルート」だと思っていたのですが、5巻、6巻は、物語集でした。
ということで、「車輪の下」から「ゲルトルート」までの間、同時期にかかれた短編集という感じです。

なんとなくですが、ヘッセ自身の書きたい物語と売れる物語の間で、ちょっとずつ調整をしているような様子も感じられるかな。
「ある文通」とか、「友人たち」は、それが綺麗に整理されて表現されている気がします。

自分のためだけにかいていたら、多分、ここまで愛される作家にはなってなかったんだろうなぁ。
そういうところも、実はヘッセの好きなところです。