中世騎士物語 Truth in Fantasy 28
なかなかに他にないない知識があって、けっこう楽しく読めました。
でも、読みやすくなるようにと架空の登場人物ジェラールが出てくるのですが、これは、あんまり役になってませんでした。
というか、不自然だ(笑)
この手の書き方で、お手本は、グループSNEのコレクション・シリーズですね。
あれは、いいよ。
出納帳ではない「金魚屋」さんです。出納帳からそのまま続いている感じで、ここから読み出した人にとっては、人間関係は、けっこう把握しづらいかもしれません。
まぁ、マンガ好きなら、それぐらの情報は自分で仕入れて読んでいるだろうから、問題ないか?
今回、知っているマンガは、「Dr.スランプ」と「千津美と藤臣くんシリーズ」、「白木蓮抄」ぐらいです。
ただし、「千津美と藤臣くんシリーズ」は、全然、内容を覚えていないなぁ。今度、文庫本で読み直さないと……。
「白木蓮抄」は、秋田書店の文庫本で読んだのですが、ものすごく不思議な印象だったのを覚えています。
おもしろいのか、おもしろくないのかが、わからない。
もう1歩だけストーリーを長くして、ドラマチックにしたら、きっとおもしろいと思うのですが、わざとそういう展開をさけているような印象もあった。
ポーンと、問いかけだけを読者に放り投げるようなマンガだった記憶があります。
こっちの本は、場所の関係で、手放してしまいました。
この手放したというのは、出会った時期とも関わりがあって、今だったらどうだろうと思います。
そうやって、手放してしまった本でも、今でも、金魚屋古書店にちゃんとあるとわかると、少し安心する気がします。
なんか、すんごい長く続いているお話です。
この1巻買ったのも、かな~り前だ。奥付を見ると、1998年第11刷とかいてありますから、10年ぐらい前ですねぇ。
で、ず~っと、本棚の肥やしになっていたのですが、なんとなく最近、気になって読み始めました。
こんな題名で、あんな内容ですが、でも、真面目な話かも(笑)
とも思ったりします。
これとか、「ガラスの仮面」とか、「クリスタル・ドラゴン」とかを見ると、本当に、少女マンガのすごさを感じます。
でも、大好きな作品の復活なので、素直にうれしいです。
しかし、きたさんの性格って……。いや、番外編なんだけど……。
実際も、そのままという気が……。