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姑獲鳥の夏 文庫版

「うぶめ」で変換して、「姑獲鳥」がちゃんと出てきたのでビックリした。

今回、この分厚い本を買ったのは、マンガ版の「魍魎の匣」がけっこう面白くて気になったからでした。
ねぇさんが先に読んで、

「面白い、面白い」

という感想は聞いていました。

で、読んで、あっという間に100ページ目ぐらいまできて、

「これは、面白い!!読んで、正解!!」

とか思って、ハッと気づく。
まだ、この話、古本屋の店先で、京極堂のウンチク話を聞いているだけだ……。

でも、このウンチクこそが、この物語の肝であり、この分厚さが必要な゜理由であり、トリックの根本でした。

なんか、「哲学的な何か、あと科学とか」を読んでいるときと同じような楽しさにあふれております。

しかし、京極堂は探偵じゃないし、なんかビックリすることが一杯でした。上手に騙された感じです。こういうミステリーは、好きです。

映像化されているなんて、まったく知りませんでした。
でも、知世さん……けっこう、はまり役かも。

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魍魎の匣1

志水 アキのマンガということで、購入。
たしか、京極 夏彦って、新井 素子が、「素子の読書あらかると」で、ほめてた様な気が。

戦後間もない時代を舞台にしたミステリーです。でも、時代は、よくわからない感じですね。

最初の箱の中の女の子のイメージが、けっこう強烈です。これが、本編とどうかかわってくるのか、さっぱりまだ見えていません。

というか、主人公って、この巻の1番最後に、ちょっと出てきただけの人のようです。

でも、この雰囲気は好きだなぁということで、ちょっと原作にも手を出してみようと思った1冊です。

志水 アキ,京極 夏彦
角川書店,角川グループパブリッシング
発売日:2007-12