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無事、大盛況のうちに第1回の「ゆうもあゲーム会・京都」終了です。
スタッフは、後かたづけ。

彦根カロム

車でゲームの運搬をしているスタッフが「カロム」を持ってきていたので、スタッフの1人とちょっと講習会。
いや、けっして、子どもがいるときは遊べないから、この時間を使って遊んでやろうという魂胆は、結構あるけど……。
ほら、ご家族が、このゲームの遊び方を聞きに来たとき、答えられないとこまるじゃないですか(笑)

自分の色のコマを、ストライカーというコマではじいて、四隅の穴に落としていくゲームです。ストライカーを直接指ではじくわけですが、このコマは、四隅の穴に落ちてはいけません。落ちてしまうと、ペナルティとして、もうすでに落ちた自分の色のコマを盤の中央にもどさなければなりません。

2人とも、このゲームするのは、ほぼ初めてです。

相手は、さすがにゲームになれているというか、器用というか、けっこう上手にコマを穴に落としていきます。
わたしはというと、狙いがはずれると、必ずといっていいぐらいストライカーが穴に落ちてしまうんですねぇ。

だから、いくら自分のコマを落としても、ペナルティですぐにそのコマを盤に戻さなければなりません。

お、終わらん……。

と、ベテランからのアドバイスが。

「直線で穴に落とそうと狙うんじゃなくて、横の方に当てて、ななめにとばすといいよ」
なるほど。穴、狙うコマ、ストライカーが一直線に並んでいると、少しずれて狙ったコマにあたらなかったとき、ストライカーは穴に一直線です。
でも、横に当てるようにすれば、たとえずれても、自分のストライカーは壁に向かって進みます。

上手な人同士がやると、5分もたたずに終わってしまうそうです。
わたしたちのプレーは、

「あー、もう、本当に部屋を閉める時間だからかたづけてーー」

と言われても、まだ続いておりました。

ラビリンス

ゲーム会終了後。
スタッフは、夕ご飯を食べに古都の町に繰り出します。

夕ご飯を食べるといってもそれだけではないです。これが、重要なスタッフミーティングの場でもあるわけですよ。

大人は、ご飯を食べ終わっても、真剣な顔で白熱した議論を繰り広げています。
子どもは食事が終わったら、お座敷の横の方でゲームのボードを広げます。
そして、なぜかわたしは、子どものなかに(笑)

今では、祖母も亡くなり田舎に帰ることも少なくなりました。まあ、以前はお正月などになると、親族一同が集まっていたわけです。
父親は、7人兄弟です。父方の従兄弟は、10人近く。そしてそれに、父の兄弟の連れ合いやら、従兄弟の連れ合いやら、その子どもやら。めちゃくちゃたくさんが一堂に会します。
まぁ、田舎は寺ということもあり、広さだけには困らないわけですが、やっぱり飲み食いするものが違うということで、子ども用のテーブルと、大人用のテーブルに分かれて食事とかするわけですね。
なぜか、田舎でも、わたしの席は、子どもの席と一緒にあるのですよ。
いや、一番大きな理由は、わたしが酒を飲めないからなんですけどね。大人の席には飲み物は酒しかないけど、子どもの席はジュースなわけです。
あと、大人の席の食べ物が刺身の時に、子どもの席はフランクフルトが出ていたりして、ラッキーみたいな(笑)
えーと、わたしより年若い従兄弟たちが、どんどん子どもの席を卒業していくなか、なぜか、わたしだけ(いや、従兄弟の子どもとか、本当の子どもはいるんですけどね)が子どもの席にいるという。

なんか、そういう運命みたいやで。

なんか、ガサゴソとバックを漁って出てきたゲームは、「ラビリンス」。
以前、6月うつぼゲーム会(レポートまでです)で、「マスターラビリンス」を遊んだときに、

「これよりも、普通の『ラビリンス』の方が子どもと遊ぶには遊びやすいよ」

というアドバイスを受けたので、今回は、こっちを持ってきたのでした。
その時、聞いた話では、「ジュニアラビリンス」は、簡単すぎるなぁということでした。
「マスターラビリンス」との一番大きな違いは、宝物がタイルにあらかじめ印刷されているというところです。
それから、ゲットする宝物は、「マスターラビリンス」の場合は、1番の宝物、2番の宝物……と、順番にさがしていくことになっていましたが、<b>「ラビリンス」</b>の場合は、最初にカードを5枚引いて、その自分の5つの宝物を探していくというかたちになります。他のプレーヤーが、どの宝物を探しているかは、基本的にわかりません。
あと、2回連続で動ける「魔法の杖」がありません。

その他の部分は、だいたい同じです。
でも確かに、その部分が違うだけで、たいそうわかりやすいです。

1つに、タイルに宝物が印刷されているということは、押し出しワープのルールが適用されるのはコマだけということになります。
それから、目標になる宝物は変わりませんので、それをゲットするにはどうすればいいのかを、他の人が動かしているときに考えることができます。

押し出しワープのルールは、おもしろいのですが、状況がいろいろになりすぎて難しい部分ですし、人の手番のときに自分の動かすタイルを考えておけるので、長考も多少少なくなります。
まぁ、大人には、そこが「ぬるい」と感じられるのかもしれませんが、わたしと子どもは、これぐらいがいいです。

いやぁ、このゲームで、ぼくが他の人にアドバイスをするなんて、思ってもいなかったよ。
やった他のメンバーは、2年生、幼稚園児、幼稚園児でしたけどね。

楽しめました。
こうして、和気藹々と古都の夜は更けていったのでした。

Ravensburger ラビリンス

/ 河田


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6月のうつぼゲーム会が、終了しました。
今回も、50人を越える参加者でした。

遊んできたゲームは、

「カウントダウン」
「ナッシュ」
「ヴィラ・パレッティ」
「クロンダイク」
「にわとりのしっぽ」
「マスターラビリンス」
「ガイスター」
「ザップゼラッフ」
「カルカソンヌ2」
「そっとおやすみ」

などなどでした。
持って行った「彦根カロム」が、子どもたちには、大人気でした。

大人はさわらせてもらえないぐらい。

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「スプリング・フェスティバル」のレポートもまだなのですが、「スプリング・フェスティバル」終了後、念願の「ぱふ阿倍野店」に行って来ましたので、そのレポートです。

スプリング・フェスティバルがおわってやれやれです。
フェスティバル終了の打ち上げこということで、スタッフの何人かは、続く飲み会へ。

でも、わたしはこの日、予定があるということで、不義理をさせていただきました。
その予定が「ぱふ阿倍野店」に行くということです。

最近は、「うつぼゲーム会」に参加させていただいている関係上、大阪に行くことも多いのですが、お店にはなかなか行く機会がもてないのです。
「うつぼゲーム会」の終了が午後6時ぐらい、「ぱふ 阿倍野店」の閉店が午後9時とがんばれば行ける時間帯なのですが、さすがに、それは疲れているわけです。
かといって、それ以外の週末に往復運賃2000円以上出して、阿倍野まで行くというのは、なかなかつらいものがあります。
で、今回のように夕方に終わる大阪でのイベントというのは、なかなかにありがたいものだったのです。

飲み会、夕食、その後のゲーム三昧というのも、ものすごい魅力的なメニューではあったのですが、今回は、もうはじめから決めていたということで、残念ながらそちらは涙をのみました。

天王寺。天王寺動物園が近くにあるところだそうです。
わたしにとっては、はじめての土地です。

うーむ。動物園があるのか。
きっと、宇治の「KID’S いわき ぱふ」のあるところみたいな感じの商店街かなぁ。

宇治の「いわき ぱふ」は、下町っぽい商店街のなかに建っている2階建ての建物です。

Webサイト地図によると、どうやら、ビルのなかにあるらしい。
うーん。百貨店みたいな建物のなかにあるのかな?

てなことを考えて、地下鉄で天王寺へ。
降りてビックリ。
もうちょっと、わたしは鄙びたところを想像していたのですが、そこは、ものすごい街でした。
子どものものが売っているというイメージが少なそうなところです。
すごく人が多くてゴチャゴチャしています。
駅の前のちょっと広くなったところには、歌を歌っている人がいたり、座り込んでいる人がいたりします。

どっちかというと、若者の街。わたしみたいなおっちゃんは歩きにくいような街でした。まぁ、わたしはいなかが好きなもんで、人が多いとそれだけでダメなんですが。

「ルシアスビル」を探しあててみて、2回目ビックリです。
吹き抜けのフロアーがとってあるような、これまた若者向けなビルです。
フィットネスクラブとか、スカイレストランとかのあるビルです。
これも意外でした。

で、2階の「ぱふ 阿倍野店」へ。
書店と「ぱふ 阿倍野店」で1つのフロアーを使っている感じでした。

大きさは、宇治の「いわき ぱふ」に比べてそれほど大きいとは感じませんでした。宇治の1フロアーの1.5倍もあるのかなぁという感じです。

宇治のお店は「絵本」と「幼児のための木のおもちゃ」がすごく充実してあるのですが、「ぱふ 阿倍野店」は、ゲームが中心になった品揃えです。
壁いっぱいに、いろいろなゲームがおいてあります。
ゲームの品揃えは、話に聞いていたとおり、宇治の「いわき ぱふ」以上でした。

レジの後のチラシコーナーには、ちゃんと「うつぼゲーム会」のチラシも(笑)
カラー版と白黒版がならんでおりました。

場所的に、お客さんの層と商品があわないんじゃないかと入る前は心配していたのですが、お客さん、けっこう入っています。

若い夫婦らしき人、それから、女の人が多かったです。
子どもの姿がほとんど見られなかったのは、行ったのが夜に近い夕方だったということもあったかもしれません。
子どもが自由に遊べるスペースや、そのためのものは、宇治のように充実していないようでした。

ゲームの棚の品揃えは、素敵です(笑)
ずっと、探していた「スコットランドヤード」を手に入れることが出来ました。

「名作やし、見たら即に買いやで」

といわれていた「マスターラビリンス」もありました。

その他にも、購入はしなかったのですが「果樹園ゲーム」や、「おしゃれパーティ」、「カヤナック」など、子ども用の優れたゲームがたくさんあります。

カードゲームの方もかなり充実していました。

で、帰り道は大荷物をもって、JRに乗ることとなりました。
それから、絵本は売っていないのですが、岩城さんの本は置いてありましたので、6冊ほど購入したのは、以前、雑記に書いたとおりです。
おもしろく、考えさせられることばかりで、あっという間に読んでしまいました。

確かなところはわからないので、わたしが感じたことなのですが、このお店は、宇治のお店とはまた違った願いで経営されていることを感じました。
もちろん、その根底には、子どもに「いいおもちゃ」を与えたいなぁという思いがあると思います。

その上で、「ぱふ 阿倍野店」は、「いわき ぱふ」よりも、より大きな子どもをターゲットにされているのかなぁと思います。
幼児期は、「いわき ぱふ」の木のおもちゃなどで遊んでも、小学校に上がるに従ってテレビゲームなどに子どもが流れていくということは、実際におこっているのだと思います。
そういう子どもたちや、親に対して、「小学校になっても、大人になっても、こんなに楽しい人と一緒にするゲームがあるんだよ」と情報発信されているのが、「ぱふ 阿倍野店」なのではないかと思いました。

そうすると、はじめはそぐわないように思った「天王寺」という街こそが、実は、ぜひ売りたい相手なのかなぁと思ったりしました。
↑ 場所がそうだからこうなったのか、こういうのを売りたいからこの場所を選んだのかは、実際のところはわからないですが……。

そして、天王寺の若いお父さんや、お母さん、若者たちも、そういう願いをなにか感じて、この店に来ているのかなぁと思いました。

子どもたちが、少しでも楽しい時間を過ごせますように。
たくさんの人に、知って行ってほしいお店です。

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1号線で行こう

えっ、このゲームのレポートもするの?
はい。いやならやめればよいのです。多分、書こうとしているのは、いやではなかったからでしょう(笑)

わたしの苦手な鉄道ゲームです。
「メトロ」みたいな見たくれをしています。うーん、見たくれだけなら、「メトロ」よりも複雑でないかも。
でも、「メトロ」よりもずっと、難しくて意地悪なゲームでした。
いや、いい意味で(なんじゃそりゃ)

ゲームは、大きく大胆に前半戦と後半戦の2つに分かれます。
前半戦は、線路をひいていくゲームです。そして、後半戦は、ひいた線路の上に列車を走らせるレースゲームです。

前半戦は、線路をひいていくゲームです。自分のスタート位置に対応するゴールに向かって、ひたすら線路をひいていきます。線路はタイルでてきています。直進、カーブ、二股に分かれた道、いろいろなカードがあります。そのカードを順番にどんどんおいていきます。
そうそう、スタートとゴールは、人によって場所が違います。多分距離は同じで、不公平にはならないようになっていると思います。
それから、自分のスタートからゴールに最短距離で線路をひくのではなく、途中で2ヵ所ほど経由しなければならない停留所を決められています。
ゲームボードには、はじめから、この停留所になる建物が描かれているわけですが、これも、タイルと同じく四角い形をしています。
普通なら、この横を線路が通るだけだでオッケーだと思うでしょう?しかし、なんと意地悪なことに、このゲームは、それだけでは許してくれないんです。その建物を最初に横切った線路のとなりに停留所が建ってしまうのです。建物には、上下左右と4つの辺があります。自分は、

「右側を通過したら楽だ」

とか思っていても、

「あぁ、この駅じゃまー」

とか言って、自分より先に駅の左側にカーブなんかつけちゃった人がいると、そこに停留所ができちゃうわけです。
そうすると、自分の線路をその線路にドッキングさせるしか、道はない(うむ。まさに言葉通り)わけです。

そして、ドッキングした先は、人がひいてきた線路です。自分が進みたい方向に線路がひいてあるなんてラッキーなこと少ないわけです。

「トランスアメリカ」なんかの線路ひきだと、つながってさえいたら、たとえどんな風にカーブしようと問題ないですよね。
でも、「1号線で行こう」の場合は、後でその線路の上を列車が走ります。当然、列車はヘアピンカーブや、後退はできません。
だから、たとえ線路がつながっていても、行けない道があるのです。

どういうことか?
例えば、二股に分かれた線路の描かれたタイルがあります。おしりみたいな形です。逆さま向けたら、カモメがとんでいるみたいな形です。伝わりますか?
このタイルは、二股の根本(おしりの割れ目、カモメの体)を中心に2つの道がつながっています。でも、おしりの形においたとき、上から右、上から左、右から上、左から上には列車が走れるのですが、決して左から右や、右から左には列車が走ってくれないのです。

タイルはもうおかれたタイルでも、一部の例外を除いて、道がつながりさえすれば、おきかえてもいいというルールがあります。最初、これはなんて思いやり深いルールだと思いましたが、だまされました。
意地悪なことに、左から右、右から左に走っている直線タイルをこのタイルにおきかえることができるのです(だだし、二股の根本の部分にまだタイルがおかれていない状態でなければなりません)。
そうすると、なんと、あら不思議今までつながっていた道が、すっかり不通状態に(笑)

そのために、せっかくゴールの駅を目の前にして、いらんところをグルグルグルグルとまわるはめに。

スタートからゴールまでつながると、「つながった宣言」をして、みんなの前でそれを証明します。証明できたら、その人は、後半戦の列車レースに移ることができます。
後半戦は、サイコロを振って、出た目だけタイルを進めます。なかに、スペシャルな目があって、その時は、一気に次の停留所まで跳んでいくことができます。うーん、豪快な気持ちいいルールだ。

「『H』マーク!次の駅までワープだって、1しか進めないやんけ!」

どこまでも、意地悪ですか?
はやくゴールした人、たった1人だけが勝者です。勝負の道は厳しいのです。

まずは、線路引きで苦労します。
ゴール地点の前で道がカーブしていて、とんでもない方に続いています。
このとんでもない方から、ゴールまで続けるしかなさそうです。

「そこ、おきなおした方が、速いじゃあ……」

えっ、せっかくここまでつながったのに……。

「よし。線路つながりました。見てて」

こーいって、あーいって、そういって……。

「つながってなかった……」

すいません。わたしは、このお手つきを2、3回してしまいました。
地図を見るのは、苦手なんだよーー。

ゴール前で2回ぐらいグルングルンと謎の旋回をするコースがやっとつながりました。
みんなは、もう、スタートしています。

出遅れて、長距離コースで、勝てるわけありませんねぇ。

今回のゲーム会では、これと「マスターラビリンス」が、頭を限界まで使ったゲームでありました。
まぁ、すぐ限界になりますが。

元気なときに、またしよう。
意地悪に耐えられる強いぼくのときに(笑)

文中、不適切な表現が会ったような気がしないでもありません。
ここでまとめて、お詫び申し上げます。

「1号線で行こう」補足

 

どうやら、「1号線で行こう」は、わたしが書いたほど意地悪なゲームではなかったようです。

白紙さんのご指摘によると、

「タイルを置きかえる場合は前のタイルの線路部分は残らなければならない」はずです。
つまり直線のタイルを置きかえたいならば、直線の部分は残ったまま、そこに曲がった線路が付け加わったタイル(俗に矢印タイルや富士山タイルというやつ)を置くことになります。
だから直線タイルをお尻タイル(かもめタイル)には置きかえられないはずです。

とのことでした。
ルールにあたったわけではないのですが、Webで検索かけて調べてみても、そんな感じてした。

ですから、下の文章のタイルおきかえのルールは、信じずに読んでください。
お騒がせしました。

わたしだけが、勘違いしていた可能性もあり、
その場合、1番人に意地悪をしていたのは、わたしということになるかもしれません(笑)

Y(゜_゜)Yヒエー。お許しください。

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マスターラビリンス

自分で持っている「ラビリンス」の方は、まだプレーしていないのですが、こちらの「マスターラビリンス」を先にプレーすることになりました。
まぼろしの名作で、けっこう手に入れにくいといううわさですが、「ぱふ」の宇治店にも、あべの店にもおいてあるのを見かけました。
入手まだの方は、「ぱふ」に急げ!!
急がなくても、いいかも……。

「ラビリンス」と違うところは、「マスターラビリンス」の場合は、宝物(魔法の材料)のチップがボードから独立してあること、魔法の杖があることなどかな?
ルールにも変化があって、ラビリンスは、カードで示された自分の宝物を取っていくゲームですが、マスターラビリンスは、魔法の材料を数字の順番に取っていくゲームになっています。

どっちが簡単かどうかは、うーん、「マスターラビリンス」しかプレイしていないわたしには、わかりません。

「マスターラビリンス」は、刻々と姿を変えていく迷宮を探検して、魔法の材料を集めるゲームです。

ゲームボードは、7×7の正方形のタイルから出来ています。ボードに固定されたタイルと、ボードから離れて自由に動くことが出来るタイルの2種類のものがあります。
タイルは、全部で50枚あって、つねに1枚があまるようになっています。

最初、ゲームボードにタイルをならべて迷宮をつくります。ランダムで適当にタイルをおいていきますので、全然道がつながらないところや、道が壁にぶつかっているところなどができますが、気にせずにタイルをおいていきます。

次に21枚ある魔法の材料のチップを配置します。

この魔法のチップを番号順に取っていくのが、ゲームの目的です。自分のとったチップの番号が、最終的な点数になります。だから、終盤になるほどチップは重要になってきます。

各プレイヤーは、魔法の杖を3本とレシピカード1枚受け取ります。レシピカードには、3つの魔法の材料がかかれていて、この材料を自分のものにすることができれば、ゲーム終了時1品につき20点のボーナス得点になります。

プレーヤーは、自分のコマをスタートにおきます。手番のプレーヤーは、1枚あまったタイルをゲームボードの矢印の部分から差し込むことができます。
すると、今まで手元にあったタイルは迷宮の1部にと姿をかえて、迷宮から新たにあまりタイルが出てきます。
そして、差し込まれた1列がスライドして、あたかも迷宮が生きているかのように、道がつながったり、ふさがれたりします。

迷宮を移動させたら、いよいよ自分のコマを動かします。コマは、道がつながっている限り、どこまででも移動できます。また、その場からまったく移動しなくてもOKです。
ボード上の1番小さな番号の魔法のチップのところにたどりついたら、そこで移動をやめて、そのチップを取ることができます。

移動が終了したら、手番終了です。次のプレーヤーに移ります。

あと、魔法の杖を出すと2回連続で自分の手番をすることができます。ここぞというときに、一発逆転を狙うことができます。

持ち主の方のお話によると、

「レシピカードによるボーナス20点というのは、けっこう高すぎる」

ということでしたが、今回は、ルールそのままでプレーしました。

最初、道はつながっていないことが多いのですが、中盤以降だいぶ整理されてきます。
そうなると、1回の手番で必ず魔法の材料をゲットできるようになってきます。もっと、1回1回の手間がかかると思っていましたので、このあたりは、最初考えていたよりも、スムーズでした。

問題は、魔法の杖の使いどころですねぇ。
わたしは、1回の手番では魔法の材料がとれないときがあったので、そのときに使ってしまいましたが、終盤の大きな番号の材料を取るときとか、ボーナスのあるレシピカードを連続で取りに行くときとかに上手に使えればよかったと思います。

レシピカードですが、4人で遊んでいると3つ先の番号の材料とか、4つ先の番号の材料を狙って取るというのは、ほぼ不可能ではないかと思います。まあ、自分のばんにまわってきたり、魔法の杖を使えるところでまわってきたりするとラッキーぐらいの感じでしょうか。2人ぐらいでやると、多分、狙うことは可能なのではないでしょうか。

けっこう、長考型のゲームだと思います。だから、ワイワイと話をしながらゲームができる雰囲気が楽しむためには大切だと思います。
じっくりと時間をとってあげることができれば、子どもたちでも充分に楽しめそうな感じでした。

ぜひ、ラビリンスの方も、1回遊んでみねば。
うーん、従兄弟の子どもたちが家に来るのが、1番うれしいのですが。
そろそろ春休み。チャンスがあるといいなぁ。