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スパイリウム

スパイリウム
おやつたべたら、そろそろ夕方ということで、主婦勢と子ども連れ勢は帰っていきました。
あとは、明日のことなんか考えない荒くれ者達5人が残ります。
ここからは、大人の時間。
うちわけとしては、和邇乃児さん、でこねぇさん、りんのいつもの3人に、1回ゲームしたことある人(ドミニオンのことは覚えている)と1回もゲームをしたことがない新入社員さんでした。

さて、大人のゲーム(健全な意味で)ということで、今まで湖畔のゲーム会で3人でしか遊べなかったゲームで、ぜひ多人数で試したかったということで、「スパイリウム」を。5人は、最大人数です。

スパイリウム。謎の緑色の光る石です。どうやら、超凄いエネルギーを持った、超使い道のある鉱物らしいです。

サイバーパンク的な世界観なのかな。

そこで、競りっぽいことをしたり、ワーカープレイスメントっぽいことをしたりしながら、技術開発したり、建物を建てたり、スパイリウムを集めたりして、最終的に得点の1番多い人が勝ちます。

まずは、初期資源のお金とスパイリウムとミープルを受け取ります。
この3つをやりくりして、得点を増やしていきます。

まず。カードが9枚、3✕3に並べられます。この9枚のカードを取り合うことからゲームはスタートします。
まずは、このカードの取り合いです。このカードが取られたら、1ラウンド終了。
新しいラウンドには、また新しいカードが9枚並んで取り合いをします。

自分の手番になったら、ミープルを欲しいと思うカードの横に配置します。このとき配置は、カードの上ではなくてカードの横。カードとカードの間に置きます。つまり、2つのカードにつばを付けておける感じです。

並べられたカードは、大きくわけて3種類。
人物カードは、上におかれたチップを選んで取ることで、すぐにスパイリウムが手に入ったりします。チップには数字がかいてあって、その数字の分だけもらえます。でも、チップは数に限りがありますし、カードの上にのるチップの数字はランダムです。だから、できるだけ早くチップをとった方が、たくさんのスパイリウムが手に入ります。
建物カードは、購入することができれば自分のものになって、起動するごとにスパイリウムを生み出したり、スパイリウムを得点に変換してくれたりします。ただし、基本的になにかの能力を発動するためには規定数のミープルを配置する必要があります。ミープルを増やすカードもあったかな。また、後半は、そういう能力はないけど単純に得点が高いという建物もあります。
技術カードも、購入することがてぎれば自分のものになります。これは、永続的なな特殊能力を発揮します。

カードを購入したり人物カードの効果を使うときは、ミープルを引き上げます。
ざっくりというと、ミープルを配置するのがフェーズ1、ミープルを引き上げるのがフェーズ2で、プレーヤーは自分の手番の好きなときに、好きなタイミングでフェーズ1からフェーズ2に移ることができます。でも、フェーズ2に移ったらもう、フェーズ1の行動はできなくなりますので、やりたいことをよく考えてフェーズを移らなければなりません。でも、購入は早い者順ですので、モタモタしていると先をこされるかもしれません。

また、カードをあきらめて、ミープルを引き上げるということもできます。こうすると、そのミープルが置かれたとなりにあるカードのどちらかのまわりにあるミープル分(もちろん、普通は多い方を選べばいいわけです)のお金がもらえます。
つまり、人気のあるカードのまわりから引き上げると、その分、たくさんお金がもらえるわけです。
で、そう思って、もっとミープルを置かれてから引き上げようと考えているとします。でも、だれかがそこからミープルを引き上げはじめます。そうすると、次々にミープルが引き上げられて、自分の手番の時には、収入が少なくなっていることもあるかもしれません。
さらにひどいのは、両方のカードを買われちゃった場合。隣のカードかなくなりますので、とうぜん、収入もなくなってしまいます。
たしか、お金をもらえる行動って、これと、ラウンドごとの収入しかなかったような気がします。

建物カードと技術カードは定価が決まっています。あらかじめそのカードの横に自分のミープルを配置していれば、モープルを回収して料金を支払うことで、そのカードを購入することができます。
が、人気のあるカードは、その定価通りに購入することはできません。そのカードのまわりにある全ミープル分について1金ずつ、値段が高くなります。
カードのまわりにミープルを置くのは、そのカードが欲しいからだけではありません。さっきの説明のように、お金が欲しいと思っている人は、できる限り人気のあるところにミープルを置こうとしているはずです。
だから、そういった人たちが、ミープルを引き上げた後でカードを購入しないと損です。でも、カードは1枚しかありません。購入は早い者順です。ときには、強引に購入に行かなければ、欲しいカードを横取りされてしまうかもしれません。

あと、そのラウンドごとに、特別にできるアクションがあったり、ある得点をとったら、お金をもらえたり、ミープルが増えたりするボーナスがあったりします。

ミープルを置くことも、ミープルを引くことも、ミープルを使って建物の効果を発揮すること全部してしまって、やることがなくなったら、パス。
全員、パスしたら、そのラウンドは終了です。

カードは、あとのラウンドになるほどに、効果が強いカードがでてきます。
だからといって、効果の弱いカードを無視していると、能力を起動する回数が減ってしまうかもしれません。
効率を考えて、購入、能力の起動をしなければなりません。

3人でも、なかなかになやましいゲームなのですが、5人だとお金の動きが大きくなって、さらになやましい感じです。

わたしは、最初にかなり無理無理に技術カードを購入しました。これは、カードを購入するときに、まわりのミープルを無視して定価で購入できるという技術で、かなり強そう。
でも、その後、お金がなくて、建物の購入が全然できませんでした。
序盤から中盤まで、ずっと建物は、ワーカーなしで1個(だったかな?)スパイリウムを生産する鉱山だけでした。

まぁ、中盤よりも、後半の効果が大きな建物に全てをかけていたので、それはそれでよいのですが、思ったよりもスパイリウムが集められなかったのと、序盤、はでに使いすぎてお金がかなり苦しい状態だったので体制を整えられなかったです。

うーん。
あと、後半になるまで、まったく得点を動かさなかったため、得点ボーナスであるお金とミープルを全然使えなかったのも、敗因かなぁ。

前半から得点ボーナスを目指して小刻みに点数をとりながら、スパイリウムを集めていたでこねぇさんの勝利でした。

もっと、たくさん安いカードを狙うべきだったかなぁ……。

と、いろいろ次にやりたいことがわいてくるゲームです。こういうゲームは、良いゲーム。

また、5人で遊びたいですねぇ。

ウィリアム・アティア,Willam Attia
Asmodee
発売日 :

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髑髏と薔薇

髑髏と薔薇
5月4日は、でこねぇさんの会社の方達が、ゲームハウスには集まって、ゲーム会でした。

子連れ、独り者いろいろで、りん、でこねぇ、和邇乃児さん以外は、ゲームをほとんど遊んでいいな人たちが中心です。

昼ご飯に、でこねぇさんお手製のバターチキンカレーを食べようということで、午前中からスタート。

たくさんの人が来るということで、前の日に、いろいろ多人数で軽いゲームを用意しておりました。

最初は、軽く「髑髏と薔薇」。
これは、わたし、2年ほど前までは、よく小学生と遊んでいました。

「ドミニオン」、「ラブレター」、「バックギャモン」、「ラビリンスパズル」などに続いて、よく子ども達と遊んだゲームです。

今は、子どもが遊びに来るような仕事場ではなくなってしまったので、あまりあそべていないのですが、人数があるていどあつまったときは、8人まで遊べる簡単なゲームということで、重宝します。

プレーヤーは、それぞれ、自分のエンブレムのかかれたコースターを4枚受け取ります。

表は、それぞれのエンブレムがついています。裏は、2種類あって、「髑髏」の絵がかいてあるものが3枚、「薔薇」の絵がかいてあるものが1枚あります。

このカードをみんなで伏せて置いて、薔薇だけを何枚めくれるのかを宣言して、宣言した数だけめくれるかどうか度胸試しをするというゲームです。

まずは、プレーヤーは、全員、自分の前に1枚コースターを選んで置きます。
コースターを置くためのコースター置き(?)もあって、これは、表が髑髏、裏が薔薇になっています。
最初は、全員、髑髏です。

で、最初のプレーヤーは、自分がめくろうと思う数を宣言します。

「3枚」

どうしても、宣言したくない場合は、自分のコースターの上に、もう1枚選んでコースターを追加で上乗せして、手番を次の人に送ることができます。

もし、前のプレーヤーが、こうやってコースターを上乗せした場合、次のプレーヤーは、宣言するか、自分も上乗せするかを決めることになります。

もし、だれかが枚数宣言をした場合、もう、だれも上乗せすることはできません。次のプレーヤーは、それ以上の枚数を宣言するか、もしくは、宣言したくない場合は、パスをします。
パスをした人は、その回のゲームが終わるまでは、もうゲームに参加できません。

こうやって、どんどん、めくれる枚数をつり上げるか、パスするかをしていって、最後に1人残ったプレーヤーが、自分の宣言した枚数だけカードをめくります。

最初は、自分がコースター置きの上においたコースターを上からめくっていかなければなりません。
自分のコースターがすべてめくられたら、だれかの1番上のコースターをめくっていきます。その時は、その人の選んだ人のコースターをすべてめくる必要はなく、1人の1番上をめくって下にまだ裏向きのコースターが残っていても、別の人の1番上のコースターをめくってもかまいません。

こうして、見事、宣言したのと同じだけのコースターをめくれれば、その回のゲームは勝利です。

勝利したプレーヤーは、コースター置きを「薔薇」の面にします。
1回勝利。
そして、だれかが2回勝利すれば、その人は、このゲームの勝者になります。

が、途中で、「髑髏」をめくってしまった場合、そのプレーヤーは、自分の手持ちのコースターを1枚失ってしまいます。
4枚すべて失ってしまうと、ゲームから脱落してしまいます。
自分以外の全員がゲームから脱落してしまっても、ゲームの勝者になることができます。

果敢にめくりに行って2回の勝利をめざすか?
人が脱落するのをひたすら待つか?

「3枚」

と自信たっぷりに宣言しているあのプレーヤーのコースターは、「薔薇」のような気がします。
3枚。自分以外、あと2枚だけめくればいいなんて、楽すぎます。

でも、つぎのプレーヤーが、

「4枚」

と吊り上げたとたんに、パスにまわるための罠かもしれません。

じゃあ、パスしておく??

「パス」

「パス」

……。

「えっ、オレがパスしたら、この人3枚めくるだけでOKなの??」

それは、甘すぎるだろう……。
でも、こっちは、「髑髏」をおいているんだよなぁ。
「4枚」って言ったら、さすがに「5枚」に吊り上げたりしないか??

という感じで、自分の番にまわってくるごとに、ドキドキしながら宣言をしていきます。

今回、わたしは、あんまりゲーム慣れをしていない人たちなので、あんまり「髑髏」をいれてこないだろうと思って、果敢に宣言にいったのですが、けっこう「髑髏」ばっかりでした。

非道いときは、わたしがスタートプレーヤーで、

「3枚」

とコールしたら、全員パス。
わたしの仕込んだカードが「髑髏」で、自爆というのもありました。

ということで、1番に脱落しておりましたよ、このゲーマーは。

………、まだ初心者ですから(笑)

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カシュガル

カシュガル
4月27日(日)。
ゴールデンウィークが前半のこの日、いつものメンバーで、湖畔のゲーム会でした。

4月19日から23日までの1週間は、ずっとシール作りにはげんでおりました。
で、シールも貼り終えて、今回のゲーム会でデビューです。

まぁ、まだ若干、ルール的にきになるところはあるのですけどね。

ちょっと、職業の名前が変わっているよというのと、メビウス訳とはルールが変わっているカードがあるよということを説明して、スタート。

ゲームハウス版カシュガルは、以下のような訳になっております。

女貴族→貴婦人
パン焼き職人→パン職人
甲板長→船頭
外国商人→行商人
後援者→パトロネス
怪しい権力者→黒幕
行商人→露天商
籠作り→かご職人
雑貨商→女雑貨商
女性薬草士→女薬草商
市場の女性→市場の女
女性ラマ商人→女ラバ商
献酌侍従→酌取り
女性農園主→女農園主
勇士→勇者
給仕→女給
鍛冶職人→鍛冶屋
女いかさま師→女奇術師
荷馬車制作者→荷車職人
女営林業者→森の農婦
下級貴族→シナモン公

「パトロネス」は、自分的にも若干どうやねんという感じもするのですが、「黒幕」はいい訳だと思っております。

ルール的には、

  • 「船頭」のルール説明が、多分、「コショウを-4にしてその直後に9にすることはできません」ではなて、「する必要がない(1つ目のアクションをつかえばいいから)」的になるのではないかなぁ。
  • 「情婦」のカードの2つ目のアクションが、「このキャラバンのカードを1枚、キャラバンの最後尾に入れる」ではなくて、「キャラバンのカードを1枚このキャラバンの最後尾に入れる」。
  • 「預言者」のカードのアクションが、「捨て札からカードを1枚選び、このキャラバンの最後尾に入れる」ではなくて、「捨て札からカードを1枚選び、キャラバンの最後尾に入れる」。

なんではないかということで、ルールを変えております。
ギーグの日本語訳も参考に、ボランティアの英語の訳を一応の根拠としているのですが、ギーグの日本語訳もよく見れば、ボランティアの英訳を元にしていると書いてあるので、もしかしたら、メビウス訳があっているのかもしれません。
ドイツ語出来る方、教えていただきたいです。

前回は、割と点差が広がらない感じでしたが、今回は、3人のなかで、わたしだけが、全然、うまくいかない感じでした。

最初は、「酌取り」から圧縮をかけて、ものすごく生産できる体制をつくっているのに、得点カードを購入するためのアクションカードがまったく手に入らずに沈没。

もう、1回。

みんながだいぶわかってくると、なかなか、いいカードが捨て場に落ちてこないのです。
で、族長で無理無理に引きに行くと、必要ないものがかぶって手に来るという。

もう、『スパイス商人』1枚の列をもう作っているのに、『スパイス商人』と『女奇術師』を引くとか……。

金以外の生産体制はできていて、あとは売り払うだけなのに、「蹄鉄職人」2枚引いてくるとか……。

いやでも、4回目だけはいい勝負でしたが、それいがいは、10点ぐらいの差がついたので、多分、引きのせいだけではない。

うーん。

うなっておりました。
しかし、こんなに同じゲームを何回も続けて遊ぶのは、「ドミニオン」以降かも。
2人で遊ぶゲームだと、「バトルライン」のブームや、「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」のブームなんかがありましたが、このリプレイ性の高さはなかなかです。

楽しい。

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カシュガル

思ったよりも、スピード感があって、あっという間に終わるので、もう1回プレイ。
1回目は入れなかった、インタラクションが増える追加カードを全部入れる上級ルールで遊びました。
全員に影響するドミニオンでいうところのアタックカードがみたいなのが増えます。

プレイしているときは、カードの名前なんて考えないで、もう効果しか見ていなかったのですが、名前を見てみたら、けっこう味わい深いです。
「村の美女」がプレイされたら、全プレーヤーの「族長」を先頭に持ってくるとか。美人見るために、族長かぶりつき状態になってます(笑)

2回目。

でこねぇさん。
また、「蹄鉄職人」と「農夫」がキターということで、博打プレイに。
前回勝者にもかかわらず、

「えー、『契約する』っていうカードがないと『契約カード』って普通に手に入れることが出来ないの??」

と、ものすごくこのゲームの根本的なルールがわかっていないことが判明。

「わたしだけ、別のゲームしてる??」

と、今回も、右手の引き運にすべてをかけています。

和邇乃児さん
どっちかというとキャラバンごとに、機能を特化させる感じのような。1
「村の美女」で全「族長」のハートをギュンギュンいわせながら、自分の「族長」を破棄して、列を整えたり。
「農夫」を1人に集めさせてはヤバそうということで、「農夫」をカット。

りん。
前回、最終ターンに「契約する」というカードが先頭になくて、後悔したのでそのありを意識して。そして、1回目プレイしてやっぱり、ラマ大事というのを実感したので、ラマが補充できるカートがでるまでは、「女族長」よりも「族長」重視で。
わりと早く「パトロン」という便利なカードをゲット。
各キャラバンで機能特化するよりは、全キャラバン、バランス良い感じにしたい。
「農夫」は、ヤバそうな気はするけど、今回は無視。

2回目は、ねぇさんの引きも、爆発せず。

「えー、1枚ちがっていたら、もらえていたのに~」

けっこう、香辛料を万能に補充できる「パン屋」とラマの補充の「パトロン」で、リソース補充して、各列の「香辛料商人」と「貴族」で、バンバンできる限り高い「契約カード」を入手して、今回は、りんの逃げ切り勝ちでした。

でも、けっこう、僅差。
多分、「女族長」で、でこねぇさんが、「農夫」を拾っていたらねぇさんが勝っていたかも。

今回は、契約のカードを多く入れてみたけど、序盤にいれすぎて、パスも1回してしまいました。2
まだまだ、研究の余地がありそうです。

うーん。楽しい。
日本語化されないかなぁと思う1品でした。

ヘビーローテーションになってもいい感じのゲームでした。

今年に入ってから、遊んだゲームは、けっこうハズレなしです。1番遊んでいるのは、実は、「シェフィ」だったりするのですが。これは、19回ぐらい遊んでいます。ほっといたら、1日、1シェフィぐらいできちゃいますよねぇ(笑)
だいたい、ねぇさんも、テーブルの上にスペースがあれば、シェフィをやっています。

で、2番は、「ダンジョン オブ マンダム」で、6回。これは、前回、湖畔でやったあと、「ゆうもあゲーム会・草津」に持って行ったら、小学生にメチャクチャうけて繰り返し遊びました。軽くていいゲームです。

3番は、「ロココの仕立屋」と「アンドールの伝説」と「ドブル」と「ラブレター」が5回です。
「ラブレター」は、もう定番というか安定のゲームですよねぇ。「ドブル」は小学生低学年とか、小さい子どもと遊ぶことが多いという特殊事情も影響していると思います。「アンドールの伝説」は、ねぇさん試しで遊んで、小学2年生の子どもとと遊んで、シナリオ2以降できていないのが残念です。

で、今年、今のところ1番じゃないかと思っているのが、この「ロココの仕立屋」なのです。テーマも、システムも、重さも丁度いい感じなのです。

この「カシュガル」。短い時間で、ゲームしたと感じさせられるのと、いろいろ作戦を試してみたくなる良ゲームです。

「ロシアンレールロード」、 「ルイス・クラーク探検隊」は、楽しいのですがちょっとわたしには重い感じです。
「スパイリウム」は、もう1回したいです。

うーん、今、ボードゲーム大賞のアンケートしたら、「ロココ」と「カシユガル」、「ダンジョン オブ マンダム」は確実に入れるな。
「シェフィ」は、楽しくてものすごく遊んでいるけど……ゲームかなぁ。パズルかも。
いや、去年は、「ロビンソン漂流記」に入れたんだったけ?

  1. 基本、初期の「ドミニオン」のプレイ感とよくにていて、自分のデッキを育てるのに必死で人の作戦までみている暇がないので、正確なところはわかりませんが。 []
  2. 全キャラバン先頭が、「契約する」カードになった。 []

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カシュガル

カシュガル
4月20日。日曜日、お昼から、いつものメンバーで、湖畔のゲーム会です。

1つ目のゲームは、話題のカシュガルです。
これ、いろいろなサイトでの紹介読んで、おもしろそうと思っていたのです。
最近、遊びたかったゲーム、ナンバー1(笑)

1人で3つのデッキをまわしていくデッキビルド系みたいな感じで紹介されていました。
デッキビルド、大好物ですよ(笑)

ただ、やってみるとドミニオンとは、だいぶ印象が違います。うまくやればコンボして自分のターンがずっと続くよという感じではなかったです。

手札としてカードを持たず、すべてのカードは、自分の前にオープンにしてならべて置いて遊びます。
ゲーム開始時、自分の前には、3列のカードの列があります。これをキャラバンといっていて、まぁ、3つの別々のデッキをもっている感じです。

自分の手番にプレイできるカードは、その列の1番上にあるカードのうちの1枚だけです。3つのキャラバンがあるので、その1番の上の3枚からどれかを選ぶ。それだけ。
強いアクションは、使い捨てでカードが破棄されたり、アクションするのにリソースが必要だったりします。
そうして、アクションカードをプレイして、デッキをまわして、別の個人ボードで管理しているリソースを増やしていって、増やしたリソースで、勝利点になる契約カードを買っていきます。
契約カードは、デッキの中に入るわけではないので、点数カードを購入しすぎて、役に立たないカートでデッキがあふれるみたいなことはないです。
デッキで増やすのはリソースで、直接、デッキからお金とか、攻撃力とかがでて勝利点を購入するわけではないのですが、そのあたりだけをを聞くだけだとけっこうオーソドックスなデッキビルドな感じです。

リソースは、いろいろなスパイスが数種類と金とラマ(ラバではないのか?)で、金は比較的集めやすい印象でした。

「ラマは貴重」

というのは、今回、インストしたもらったときの和邇乃児さんのアドバイスでした。

このゲーム、デッキは、全部の列、表向きに並べて置いておきますので、自分だけではなくて全員に全公開です。だから基本的に、人のデッキも自分のデッキも次にくるカードは予想できます。ときどき、デッキの順番を変えちゃうようなカードもあるのですが、これも、このカードがいつ来るのかだれでも分かるようになっています。
だから、相手のデッキの回転を予想して、もうゲーム終了させるように動くべきか、もう1回デッキが回転するからそのためのカードを購入するのか、みたいな読みは、ほとんどありません。
獲得した得点も、オープンです。
デッキカードドローのドキドキ度や、コンボの爽快感は、大きくありません。まぁ、デッキカードは、並んでいて、基本、1回に1枚しか使いませんので。

デッキを育てていくのですが、デッキに入ってくるカードが購入ではないというところが、このゲームのちょっと変わったところです。
最初に、全員、「族長」というカードを持っています。キャラバンの族長。自分のデッキのそれぞれの列は別のキャラバンで、それぞれに族長が1人ずついます。
だから、3人の族長。自分は、この3人の族長を使うさらに偉い人なのです。
この族長というカードをプレイすることで、族長がどこからともなくスカウトしてきて、そのキャラバン(列)に人(カード)が増えていきます。
増えたカードは、キャラバンの1番後ろに入って、先頭になったら、プレイできて、それぞれの能力を発揮する。

このスカウトのしかたがですね、チョーいい加減なんです(爆)
ランダムにシャッフルされた山から上から2枚カードを引いてきて、そのうち1枚を必ずプレイした族長の列の1番うしろに入れなければいけない。どんなカードが出るかは引いてみるまでわからない。

族長のおっちゃん、めっちゃテキトーに、近くにいる人2人つれてきてるだけやろう!!!

まあ、ものすごく使えるカードを引くこともあれば、思ってもいないカードを引くこともあるという。
で、1人雇って、選ばれなかったカードは、オープンになって、全プレーヤー共通の場所に捨てられます。

こんな、当てずっぽうのしかたで、デッキ構築なんてできるわけがないと思うじゃないですか。でも、こんな「族長」の裏には、「女族長」の内助の功があるのです。

「族長」というカードは、リバーシブルになっていて、裏は「女族長」です。「通常カードの山札から人を雇う」という効果の他に、「1回パスして、女族長の面を表にする」という効果があって、どちらかを選べます。「女族長」を選んだ場合は、「女族長」は、列の1番最後に入って自分の順番がまわってくるのを待ちます。
「族長」のいない間は「女族長」がキャラバンをまとめ、「女族長」がいない間は「族長」がキャラバンをまとめる。もしかして、仲悪いのかぁ?
あぁ、これ夫婦ではなくて、もしかして代が変わってるのかも。

この「女族長」ですが、この人も、やっぱり人をスカウトする能力をもっています。ただし、この人は、山札からではなくて、全プレーヤー共通の捨て札のなかから、選んでスカウトすることができます。
ということで、この人を使えば、自分の意図したデッキを組めるわけです。

ただし、連れてくるのは「捨て札」。誰かが捨てた札なので、まぁ、ものすごくよい効果がありそうな札は、あんまり残っていないわけです。
また、使い捨ての強力な効果のカードは、捨て札置き場にあっても雇うことはできません。
しかも、「女族長」は、プレイされて誰かをスカウトすると、かならず「族長」に戻ってしまいます。また、連続して「女族長」ばかりを使って思い通りのデッキを構築するというのは、なかなか時間がかかりそうです。

また、どうしても使いたくないカードや、使えないカードは、手番を1回パスしてデッキのうしろに送ることが出来るのですが、「族長」と「女族長」のカードは、パスできないカードで、まわってきたら必ず、デッキが太っていくようになっています。1

このゲームのおもしろさは、

「この組み合わせからつくったオレの最強のデッキを使うぞ~。村。鍛冶屋。村。鍛冶屋。……」

「おっちゃん、長い……」

というところではなくて、いかにあたえられたカードで上手にデッキのシステムを作り上げられるのかというところにあるみたいです。なんとなく、あたえられた手持ちのバラバラの歯車を組み合わせて動く機械を作っているようなパズル的な楽しさがあります。

もちろん、デッキ構築だけあって、カードを破棄して、デッキを圧縮するというカードもあります。ルールでも、ゲームの後半では、列の短いキャラバンの方が強いということが書いてあります。その方が、素早くカードを回転させることが出来ますので。
でも、そのカードは捨て札にされることは少ないので、ゲットするためには多分、「族長」で、デッキを太らしていかなければならないという矛盾が……。

しかも、得点カードを購入するには、「契約する」2というカードがデッキの中に入っていなければなりません。
この「契約する」というカードは、けっこうな枚数が山の中にはいっていて、基本カードに「-1点」というマイナスもあるために、けっこう、捨て札にされやすいようです。
まあ、そうでなくちゃ、このカードをガメられると勝てなくなります。
だから、他のプレーヤー全員、あまりにも「女族長」ばかり使ってきれいで効率的なデッキを組み立てようとするがいたら、これガメちゃうのも手かもしれません。

得点は、こうやって普通にリソースを使ってオープンにされているカードから選んで「契約カード」を入手していく方法もあるのですが、博打みたいなことをして集める方法もあります。
例えば、「契約カード」の山から3枚めくって、条件に合う奴はみんな取っちゃうみたいな。まぁ、このカードをプレイするには、金を6つぐらい払わなければならないので、かなりハイリスクハイリターンな感じです。

また、アクションカードにも点数がついているものがあります。プレイすると破棄になるけっこう強い効果のカードだけど、3点ついているアクションカードというのがあって、3点って、けっこう大きいので、使うのか?使わないのか?と迷ったりします。
「農夫」というアクションカードは、「契約カード」の「農場」の数だけ点数になるカードです。そして、このカードをプレイすると「農場」が手に入りやすくなります。
だから、「農夫」、「農場」を集めまくって……という夢もみたくなります。
でも、そのためには、キャラバンを長くしていかなければならない。そして、長くしていけばしていくほど、「農夫」をプレイする回数がへってしまうかも。しかも、「農地」って、博打に成功したらただで手に入るのですが、普通に購入するとけっこう高い。そして、点数は1点しかないカードなんですよ。だから、集めるのか集めないのか、迷います。

うーん、いろいろ考えることが多くて、よーできてるわこのゲーム。

勝利条件は、25点勝利点を集めることです。

最初は、これけっこう時間かかるんとちゃうのと思っていたのですが、得点カードは5最高5点で、うまくデッキが回り始めるとけっこうはやいです。

初プレイは、手探りだったのですが、書いているうちにもう1回やりたくなってきました。

りんが「女族長」を使って、きれいなデッキを作ろうという感じで。
和邇乃児さんは、おそらく、それぞれのキャラバンに役割をもたす感じでデッキをつくろうとしていたようです。
で、でこねぇさんは、「農夫」と「蹄鉄職人」を使ったギャンブルプレイでした。「蹄鉄職人」は、上に書いた山から契約カードを3枚引いて、条件の合ったカードを全部ただてもらえるという超博打キャラです。でも、プレイするコストが、1ラマ、6金というけっこう高めのコストがいります。

これがですねぇ、でこねぇさん、「蹄鉄職人」で鬼引きで、「金」、「ラマ」の補充、「蹄鉄職人」だけで、ものすごいスピードで、「契約カード」をゲットしていました。
地道にデッキを作ろうとしていた、りんと和邇乃児さんは、全然、追いつかなかったです。

  1. 正確に書くと「族長」が、「女族長」になるときには人を雇わないので1回パスみたいな効果がありますが、「女族長」になれば、必ず1人雇わなければなりません。 []
  2. ようするに、リソースを払って得点カーどを購入するという意味ですな。 []