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オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史

今から少し前の(といっても10年ぐらい前か?)アメリカのオタクたちの姿。

町山 智浩訳で読みやすいです。というか、訳者の名前を見て、これは信用できると買った1冊です。

感じは、町山の本とよく似ている。まぁ、文体もよく似ているし、話の進め方にも、かなり町山のアドバイスが入っているそうなので、自然とそうなるのかと思います。

どうしようもないアメリカ。でも、元気なアメリカ。オタクも元気。
いや、オタクって、することあるから、いつもけっこう元気なんだと思います。なにかを全力で愛していいというのは、心の安定につながる……かも。

でも、やっぱり日本と同じように、世代間のギャップがあったりして、グループ化はしていくみたいです。

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化学の歴史

数学史とか、科学史っていうのは、単純におもしろいので、早い段階で興味のために教えるべきだと思っています。
それのことを人生を賭けるぐらいおもしろいと感じた人がいるということを知ることは、けっこう、子どもの興味を刺激するのではないでしょうか?

まぁ、数学史や科学史が授業に入ってきたら、その評価はどうするのか・、人物の名前を覚えてテストするのか?てな話も入ってきそうですが、でも、評価いらないと思うのです。
評価されないおもしろい話がいっぱいあって、それがフックになって、実際の数学や理科にも興味を持つというのは、アリなんではないかと思うのです。

そうすると、まぁ、実用の世界からは、「役に立たない」とかいわれて、勉強するだけ損とかいわれるのかなぁ。

うーん、勉強しなくてもいいから、講談を聞くみたいな感じで楽しめるといいなぁと思うのです。
そして、実際に、数学や科学で、そのことに触れたときに、発見した人の名前が出てこなくてもいいので、

「これこれ。これって、誰だったかが自殺しようと思っていたのに、解けそうになって自殺思いとどまった問題だよなぁ」

とか、そんな風につながると、

「ちょっと、挑戦してみるか」

とか、

「ちょっとおもしろそう」

と感じるようになるんではないかと思うのです。
これは、多分、競馬をしていて、馬の物語に興味をもったりするのと似ているかもしれない。知識があると、より楽しめる。物語が加わると感動すらできるかもしれない。

今ある、乾燥したデータだけでも、充分におもしろいんだけれども、その裏のドラマを知るとより楽しめる。そんな気がするのです。

それで、今回、この本を読んで、化学っていうのは、けっこう発見の歴史に沿って教えられているんだなあと感じました。

これを教えられる先生っていうのを養成していくのは、これからを考えるとけっこう大切なんではないでしょうか?
全国学力調査のテスト対策をしているよりは……。

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魔法の文字

「魔法の声」の続編。インクハートの第2部です。次巻の「魔法の言葉」で完結予定の三部作。
三部作の真ん中だけあって、ドキドキ、ハラハラの連続ですが、なんか、「続く」みたいなところで終わっています。

物語は、現実からインクハートの世界へ移ります。
インクハートの世界は、昏くて悪い奴も多いけれど魅力的な世界としてかかれています。
「魔法の声」から続いて、このお話、悪い奴がいっぱい出てきます。そこが、「魔法の声」以前のフンケのファンは注意しないといけないところです。

「竜の騎士」も、「どろぼうの神さま」も、悪い奴は出てきましたが、どっちかというと滑稽さの方が勝っていたし、主人公の方が力が強い部分が多かったのです。
でも、このインクハートのシリーズはというと、悪い奴の方は、滑稽さもあるのですが、どちらかというと残忍さの方が目立っています。

本好きが、本の世界にはいっていく話なのですが、ワクワクするよりは、ひどい目にあったこの人達が本嫌いになるのではないかという心配の方が強いです。それって、作家の自己否定になると思うので、多分、そうはならないとは思うのですが、思うのですが……。
ほんと、ひどい目にあったり、ひどいことが続くんですよ。

だからといって、おもしろくないわけではなくて、おもしろいんです。まあ、「えー、どうなるの?ここでやめるわけにはいかない」みたいな感じで、グイグイと読める感じです。

ただちょっと、トーンが暗いので疲れるかも。

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マーベルズ

実は、「マーヴルズ」は、持ってます。
まあでも、これは、「マーベルズ」なので(笑)

マーベルか、マーヴェルか、マーヴルかというのは、難しい問題ですが……。

昔は、「X-MEN」と「スパイダーマン」以外は割とどうでもよかったわたしが、その他のマーベルのヒーローを追いかけるようになったのは、この物語が大きいです。
でも、これと同じくロスが書いた、DCヒーローの方のやつは、あんまりピンとこなくて、今でも、DCヒーローはダメだという。「ウィッチメン」は、DCヒーローかもしれませんが、はぐれたものだしねぇ。

これは、本当に世界と時代と個人史が、ものすごく上手に絡み合っているんですよ。
わたしが、MJよりもグウェン・ステーシーが好きなのも、多分、この本のせいです。

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カート・ビュシーク,Kurt Busiek,
秋友 克也
小学館集英社プロダクション
発売日 : 2013-07-24

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パズル・パレス 上

NSAって、今、CIA職員がすっぱ抜いて話題のあの組織ですよねぇ。
すげぇ、タイムリー。コンクラーベのときといい。

と思っていましたが、これが書かれたのは10年以上前。
ダン・ブラウン、おそるべし。

今回、日本人も出てきます。ちょっと変な感じですが。
同志社大学卒業、日本人、エンセイ・タンカドとか。なんじゃ、そりゃ?

でも、そのあたりを気にしなければ、いつものジェットコースターです。
そして、パターンもいつもの感じなので、多分、黒幕は……。

ダン・ブラウン,Dan Brown,
越前 敏弥,熊谷 千寿
角川グループパブリッシング
発売日 : 2009-03-25