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鋼鉄紅女

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」というロボットアニメがありまして、なんというか、わたしは大変好きなのですが、ある意味、頭の狂ったお話でした。
いろいろ、実験的なつくりをしたアニメでした。

その「ダーリン・イン・ザ・フランキス」に影響を受けた中国系カナダ人の作者によって書かれたのが、この「鋼鉄紅女」です。すごいぞ日本のロボットアニメ。
まあ、男女一緒に1台のロボットを操縦するところとか、ロボットがパイロット二人の精神状態によって変形するとことかが、影響を受けている感じですかねぇ。
実は、作者は「ダリフラ」の後半に失望して、これを書いたそうです。

まあ、「ダリフラ」の後半の展開は……遠い目。いや、アレはアレで、わたしは突き抜けていて好きなんですけどね。でも、タシカニ、モウチョットマトモナテンカイモアッタトオモウ。

舞台は、謎の中世中国。人類は、渾沌というエイリアンに侵略された世界。
1人の纏足された虐げられた少女が、気の力で動くロボのパワーによって、渾沌を蹴散らして、既存権力も蹴散らして、一気に駆け上がっていきます。

まあ、カナダのラノベだと思います。カナダにそんなジャンルがあるのかどうかわからないですが。まあ、ラノベよりは、ちょっとテーマは重いですが。

ということで、ロボット戦闘あり、恋愛あり、悩みあり、陰謀ありとけっこう盛りだくさんでおもしろかったです。

まあただ、ラストのどんでん返しは、

「ちょっとキミ、ダリフラのラストのこと言えんで」

という感じではありますが。
いや、どんでんがえし自体は、まあ、なんとなく見えていたのですが、最後のオチがひどいです。
絶頂から、突き落とすことしか考えてないラスト(笑)
まあ、オタクらしいっちゃあ、オタクらしいか。

そして、おそらく、もうこれ以上書くつもりないよねぇ。
と思ったら、続編出ました。マジか。これは、読まねば。

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逆行の夏

「逆行の夏」という題名と、「水星で暮らすぼくとママのところに、クローンの姉が月からやってきた」という謎のあらすじに惹かれて読み出した短編集です。
あと、「ヴァーリイをご存じない」というオビのアオリが格好良かった。

「逆行」?時間SFなのか?
クローンなのに、姉?そして、クローンなのに、ボーイ・ミーツ・ガール?誰のクローンなんだ?

けっこう、期待値高くして読み出した1番最初の表題作ですが……合わなかった。
全然、時間SFではなかったです。そして、なんというか、たしかにあらすじ通りだったけど、ちょっとわたしの思っていたのと違う。

それは、2作目の「さよならロビンソン・クルーソー」でも感じで、ずっとこの調子だとつらいなぁと。星2つぐらいかなぁと。

「バービーはなぜ殺される」で、ちょっと面白くなってきたのですが、これも、最後のオチがイマイチなっとくがいかない。うーん、肌にあわないのかなぁと思っていたのですが、「残像」から後は、俄然面白くなってきました。まあ、「残像」のオチは、まだ、首をひねってたのですが、「ブルー・シャンペン」と「PRESS ENTER■」は、最後まで含めて凄く好きです。

うーん、結局わたしは、良くわかるメロドラマが好きなのかもしけない。
「PRESS ENTER■」のホラーなオチも好きです。実は、主人公のただの妄想なんじゃないかと思えてくるような不安定さ。

最後には、楽しくなっておりました。

結論としては、おとなしい感じの八世界シリーズが、肌に合わないのかなぁということで、創元SFの方には多分手を出さないと思います。

ジョン・ヴァーリイ,John Varley,
浅倉 久志,大野 万紀,富脇 孝雄,内田 昌之,中原 尚哉
早川書房
発売日 : 2015-07-23