ハチワンダイバー10
夢枕 獏の将棋小説も、こんな感じで、雰囲気と勢いで読ませる小説でした。
まあ、マンガの方が、動きは派手なんですが……。でも、鬱々ととぐろを巻いているような思いとかは、どこかに通ずるものがあると思います。
そして、なにげにいつも、おまけマンガもおもしろいよねぇ。
夢枕 獏の将棋小説も、こんな感じで、雰囲気と勢いで読ませる小説でした。
まあ、マンガの方が、動きは派手なんですが……。でも、鬱々ととぐろを巻いているような思いとかは、どこかに通ずるものがあると思います。
そして、なにげにいつも、おまけマンガもおもしろいよねぇ。
勢いだけ。
でも、その勢いがすばらしいと思います。
絵はねぇ、ほんとに巧くないです。
氷村と受け師さんとの見分けも、あんまりつかないし……。
でも、勢いが、なによりも大事と思わせてくれます。
えーと、受け師さんがまったくでてこない、男ばっかりの華のない1巻です(笑)
その分、受け師さんは、表紙にデカデカと。ああそうか、彼が帰ってくるのをマンションで待っているのか……。
でも、この主人公の意地の張り方は、好きです。おもしろい。
もうちょっと早く話が展開しないかなぁと思いますが、この濃さがよいので、それも難しいところです。
ビックリしました。
あのレアカード。
なんか、話は佳境に入ってきているみたいなんですが、あのカードが全部もっていった感じの1巻でした。
「鬼将会を潰す!!!!」
という受け師さんの目的が明らかに。
そして、斬野、澄野の師弟はいいとして、あきらかに巻き込まれただけの悲惨な主人公。
でも、いくのね。いっちゃうのね。
このいっちゃっているところが、このマンガの凄いところだけど、このおもしろさは読まないと伝わらないと思います。