ボードゲーム,ボードゲームはじめまして物語,ボードゲーム雑記おもちゃ,アクア・ステップ・アップ,トイザらス,ボードゲーム,安田均のボードゲーム大好き!,幻冬舎

日本語訳のゲームが売り出される

さて、コミックの「アクア・ステップ・アップ」があって、次に安田均さんの「アクア・ステップ・アップ」のホームページができてと自分のまわりのボードゲームの情報もふえてきました。
そしていよいよ、エポック社から日本語のルールのついたドイツゲームが売り出されるというではありませんか!!!
その日がくるのを待ちわびました。
なんだか、3回か4回ぐらい、発売日がのびてしまいました。そのたびに、この企画立ち消えになるのではとドキドキしていました。

そんな悶々とした日々のなか「安田均のボードゲーム大好き!」という本が出版されました。なぜか発行が、「アクア」のコミックと同じ「幻冬舎コミック」なのですが、コミックではなくて活字の書籍です。
これも、「アクア」と同じような感じで、本当に楽しく、くわしくゲームの遊び方が書いてあるのです。
多分、エポック社のドイツゲーム発売と時期をあわせてこの紹介本も発売して、相乗効果をあげるつもりだったのだと思います。
でも、ゲームの発売がのびてしまって、本だけが発売されてしまうことになったようです。

で、この本の中では、「エポック社でドイツゲームが発売されるよ」ということが結構、大きく宣伝されていたわけです。
それを読んで、
「うん。ちゃんと延期しながらも計画は動いているのだな」
と安心したものでした。

毎週、トイザらスに行って、おもちゃ棚にドイツゲームが置いていないかどうか確かめてました。
実際に手に入れるのは、もう少し先の話ですが…

ボードゲーム,ボードゲームはじめまして物語,ボードゲーム雑記アクア・ステップ・アップ,グループSNE,ブラフ,ボードゲーム,マンガ,子ども

「アクア・ステップ・アップ」 オバケが開けた新しい扉

さて、そういうわけで、大人になって初のボードゲーム体験は散々でした。
実際、妹は、これ以来一緒にゲームをしてくれなくなりました。
もしこのゲームが「トレインレイダー」でなく、もっと簡単なゲームだったりしたら、きっと今持っているゲームのテストプレイぐらいはつきあってくれていると思います。
↑ だからといって、「トレインレイダー」がダメなゲームであるとかいうわけではありません。ただ、りんのまわりには、一緒にしてくれて楽しみ方を教えてくれる人がいなかったというだけです。
りん自身も、そんなこともあり、ボードゲームから遠ざかるかと思っていたのですが、ここに思わぬ伏兵(?)が出てきました。それが、「アクア・ステップ・アップ」です。

「アクア・ステップ・アップ」は、グループSNEの安田均と友野詳が原作で、田嶋安恵が作画のコミックです。
ボードゲーム大好きな中学生の女の子が、友だちを巻き込みながらボードゲームをしていくというストーリーです。
なんと、1話に1このボードゲームの紹介をするというすごい企画とともに今現在も、「コミック・バーズ」(幻冬社)で連載が続いています。
マンガの中では、すごい大まかなゲームの説明しかしていないのですが(単行本では巻末にくわしいゲームの説明がついています)、ボードの絵、コマの絵なんかもとても丁寧に描いてあって、なによりも、本当に楽しそうに遊んでいるのです。
特に2巻の「ブラフ」を遊んでいるところなんかは、
「やってみたい!!」
と思わせるものがありました。
特に、りんが惹かれたのは、小説版(小説版も2巻まで出ています。2巻まではコミックと一緒に出ていたのですが、3巻からは出なくなって残念です。出版社がかわったせいでしょうか。小説は川人忠明著です)2巻の1連のオバケゲームです。

「ミッドナイトパーティ」と「ファンタスミ」です。
本を読むだけで、伝わってくるメチャクチャ簡単そうなルール。それでいて、盛りあがりそう。
「これなら、子どもにもうけるに違いない!!」
そう思ったのですが、やっぱりドイツゲームは、遠い存在だったのでした。

ボードゲーム,ボードゲームはじめまして物語,ボードゲーム雑記グループSNE,ボードゲーム,子ども,RPG

「トレインレイダー」 それは、グループSNEからはじまった

一番はじめにゲームに興味をもったのは、「グループSNE」Webサイトでした。ちょうど「トレインレイダー」ってゲームが売り出されるよというころだったので、多分、2000年から2001年ぐらい。
ゲームといっても、日本ですぐに想像されるようなテレビゲームではなくて、人と一緒に遊ぶボードゲームや、カードゲームです。
「カープス・ゲーム戦記」というゲームの紹介のコラムがそのWebサイトに連載されて、

「あー、昔は、そういえばボードゲームってしたよなー。『いいたびチャレンジ2000km』とか持ってたよなー」

てなことを考えながら、その読み物を興味深く読んでいました。

「今、子どもにゲームっていえば、テレビゲームしか思いつかないよなー」

ちょうどその時、子ども達と「人生ゲームDX」をやったのですが、これが全然、おもしろくなかったんです。
まあ、ゲーム自体が単純なスゴロクということもあるのですが、それだけではありません。
それは、すごい簡単なことで、子どもがこういうゲームに慣れていなかったからです。
例えば、自分のコマがイベントのあるマスに止まります。すると、僕らの時代だったら、

「交通事故で、20万円払う」

とか自分か、字を読むのが得意な奴が読んで、

「ギェー!!」

とか言いながらゲームを進めるのですが、一緒にした子ども達の場合は、

「はい」

とか言って、20万円を銀行に淡々と渡すだけだったんです。
説明何もなし。金のやりとりがあるだけ。
結婚して、お祝儀を集めるときも、

「ほら、みんなから5万ずつ」(イベントとか、金の値段ととかは正確でないと思います)

って感じなんですよね。
だから、お金がまわっているだけのすごろくで、全然、盛りあがらないんです。
何回か、

「マスの言葉は、みんなに読んであげるんだよ」

とか言うのですが、そのワンゲームの間は、ずっと慣れなかったんです。
その時に、

「あぁ、この子達は、生まれてからこのかた、ボードゲームすらテレビゲームでやってきて、自分で情報を友だちに伝えていくような遊びになれてないなぁ」

と思ったのです。
それから、じゃあ、こういうゲームに慣れたら、子どもは積極的に友だちとコミュニケーションがとれるようになるのかなとも思いました。

そういうこともあり、とっても楽しそうにゲームをしているこのコラムは、なにかのチャンスになりそうだったのです。
でも、しょせんは外国のゲームです。りんは、ドイツ語をよめるわけでもありませんので、まあ、遠い話のように思っていたのですが、そのグループSNEから、新しいボードゲームが出るというではありませんか。

その名も、「トレインレイダー」。
列車を走らせて、列車同士の戦闘もあるけっこう派手そうなゲームです。
「トレインレイダー」は、グループSNEが作ったということもあって、当時はなぜか、本屋さんで売られていました。京都の四条の「談」という本屋さんの3階で、りんはそのゲームを手に入れました。

さっそく家に帰って、取説を読んでみます。Webのサポート記事なんてのもあったので、それも読んでみます。
理解するためには、一度やってみることだ。
妹をさそってやってみました。まずは、取説でもサポートされている簡易ルールです。
最初の1手目(?っていうのかな)から、混乱しました。手順はたくさんあり、それぞれマニュアルのいろいろなところに記載されています。マニュアルのどこに載っているのかを探すだけでも、一苦労です。
これは、はじめてTRPGをしたとき以上(そしてこのときぼくはゲームマスターでした)のパニックです。
全然進まないゲームに妹がキレました。

「全然、おもしろくないわ。もうちょっと、ルールわかりやすいゲームにして」

そして、「トレインレイダー」は、封印されました。
Webのリプレイや、小説を読みながら、

「できたらおもしろそうだなぁ。でも、難しくて、人にルールを説明する自信ないよなー。それどころか、自分でももう一回やってできるかどうかわからないよなー」

という未練を残しながら。
その時は、まだ健気にもこんなふうに思っていました。

「ゲームをわからない自分って、思っていたよりも現代っ子と同じぐらいゲームが下手なのかも」

今でも、少しそう思っているところもあります。
でも、今は、こうも思っています。

「やっぱり複雑で、煩雑すぎやろう。このルール」

これこそ、コンピュータゲームなどだと、迷わなくてもよかったのですが……。