クルクルケッコー
最後のゲームは、「クルクルケッコー」です。
なかなか簡単なルールで、激しいアクションゲームです。
パッケージは、日本語で「クルクルケッコー」と書いてあったような気がするので、日本でも、売り出されていたゲームなのだと思います。
飛行機が、クルクルと飛びます。
えーと、本当は、飛行機は飛んでいません。クレーンの先に飛行機がついていて、クレーンがクルクルまわっているような感じです。
クレーンは、時計と逆回りに回っています。クレーンは、電池で動きます。
4人までで遊べます。
各プレーヤーは、自分の小屋の上にニワトリのチップをおきます。
この小屋の上なのですが、ちょうど飛行機の航路上にありまして、放っておいたら、チップに飛行機が激突して、チップが落ちてしまいます。
さて、、自分の小屋の少し前には、レバーがついています。
飛行機が、このレバー上に来たとき、タイミングよくレバーをたたくと、なんとレバーは飛行機にあったって、飛行機が上昇するのです。
自分のニワトリチップを落とされないように飛行機を操作して、相手のチップを落としていくというのが、このゲームです。
音で表現すると、
グルグルグル パン グルグル パン
という感じです。
ちょっと、頭悪そうです(笑)
見た目は、たいしたゲームでは、なさそうです。
でも、実はこのゲーム、奥が深い。
レバーをたたくのは、防御の意味だけではありません。
上達すると、いきなり、対面のプレーヤーや、左隣のプレーヤーのところに飛行機を送り込むことができます。
しかも、恐ろしいことに、レバーと小屋には、微妙な間があります。もし、他のプレーヤーのそこに、飛行機を飛ばすことが出来れば、なんと、そのプレーヤーは、「防御不能」になってしまうのです!!
だから、自分のレバー、
パン
左隣のプレーヤー(防御不能)、
チャリン(チップの落ちる音)
自分のレバー、
パン
左隣のプレーヤー(防御不能)、
チャリン
……
なんていう鬼のような連続技が、出来たりします(笑)
もちろん、気を抜くと、こういう鬼のようなことをやられてしまいます。
なかなか、エキサイティングなゲームです。
多少、電池で動くという部分に、抵抗がないわけではないのですが、それでも、このゲームは、自動で動かす部分と、自分で動かす部分が、しっかり分かれていて、よいかなぁと思います。
あと、難点があるとしたら、大人でも、興奮してレバーをバンバンたたいてしまいますので、子どもだと、レバーをバンバンたたきすぎて、プラスチックのレバーをたたき折ってしまうかもしれません。
まあ、そこまで遊ばれたらゲームとしては、本望かなぁ……。
まあ、長時間続けるとしんどくなると思いますが、楽しいゲームでした。
ちょっと、大味です。