ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年9月ゆうもあ・京都できるかな,ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,アップ・ザ・リバー,ゲーム会,子ども

アップ・ザ・リバー

次に、この4人グループが選んだゲームは、「アップ・ザ・リバー」でした。

「むむ。したことない」

でも、対象年齢をみると、けっこう低かったので、ルール訳を見ながら説明できるかな?ということで、遊んでもらいました。
4人までのゲームだったので、一緒には遊べませんでした(泣)

4人というのは、ゲームするのにベストの人数かもしれませんねぇ。2人と2人にわかれて、2人用ゲームも遊べるし。
4人が基本のゲームって、けっこう多いです。

このゲームは、わたしもはじめてのゲームだったので、ちょっと詳しく説明しときます。

川のタイルに船を走らせるスゴロクゲームです。

川のタイルをおいて、1番向こう側はゴール地点の船着き場です。
スタート地点は、川の端っこではなく、真ん中のあたりです。これ、重要。

プレーヤーは、自分のヨットゴマを3つ持ってスタートします。
サイコロを振って、出た目だけ、自分のコマを1コマだけ動かすことができます。

さて、川のタイルのなかには、絶対にそこで止まらなければならない「中州タイル」とか、逆にすごくよくすすめることができる「大波タイル」とかがあります。
でも、それはまだ、普通のスゴロクの範疇です。

このゲームのすごいところは、プレーヤーの順番が1巡すると、1番後の川のタイルが抜かれて、船着き場のすぐ前に置かれるところです。
つまり、1巡するごとに、どんどんゴールが遠くなっていきます。
それどろか、移動した川の上におかれていたボートは、全部、滝壺に落ちてレースから脱落してしまいました。
つまり、どんどん、後に滝壺が迫ってくるわけです。

はじめ、ちょっと川の移動のルールがよくわからなくてデタラメをしていたため、もう1回、はじめっからやり直してもらいました。
申し訳なかったです。

サイコロには、「矢印の目」があって、これが出ると自分のコマを1つ、前にある自分のコマのいる川のタイルまで前進できたり、誰かのコマを1つ、後にあるその人のコマのいる川のタイルまでバックできたりします。

4人ですから、1巡するのなんて、あっという間です。
だから、非情にも、どんどん滝壺の中にヨットは落ちていきます。
そして、ヨットが1こしかない人に限って、サイコロで「矢印の目」なんて出すので、人の足を引っぱりまくり(笑)

鬼のようなゲームです。
滝がドンドン迫ってきて、気が焦っていますから、なんか、サイコロ振ったり、川を移動したりというのは、別にゆっくりやったらいいのに、中盤から終盤にかけては、このあたりのテンポも、メチャクチャ、アップしていました。

「早く。早く」

ゲームに乗っているなぁという感じです。

けっこうシビアなゲームで、見捨てなければならないときは、スパッと見捨てないと、全滅したりします。

早くゴールできたヨットから順番に、高得点がもらえます。
素早く2つぐらいのヨットをゴールに送り込めたら、勝てます。
それが、なかなか難しいのですが、なかなか楽しいゲームでした。
見てるだけでも、ハラハラドキドキでした。

「これと同じようなゲームが、『ぱふ』にもありますよ」

と「ぱふ」の方が、ゲーム終了後、ファミリーの方に紹介されていました。

今、Webで調べたところ、「アップ・ザ・リバー」は、絶版で入手が難しいようです。そして、「マラケシュ」という、この「アップ・ザ・リバー」のリメイクのゲームがハバ社から出ているそうです。

「ぱふ」の方が紹介されていたゲームは、川のレースのゲームで、「マラケシュ」は、ラクダのゲームのようなので、違うゲームだったと思います。
あれ?それも、京都の会場においてあったと思うのですが、なんていうゲームか思い出せません。

このゲームですが、セレクタ社の「リバーフィッシングゲーム」だということを教えていただきました。
こっちは、「アップ・ザ・リバー」ほどシビアなゲームではなく、魚チーム、釣り人チームにわかれて遊ぶ、サイコロゲームだそうです。

ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年9月ゆうもあ・京都おしゃれパーティ,ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,ゲーム会,子ども,穴掘りモグラ,RAVE

おしゃれパーティ

従姉たちも慣れてきたようなので、別のファミリーに頼まれた「おしゃれパーティ」のインストをします。
しまった。久しぶりのゲームなので、後で確認してみたら、1つルールを落としてしまっていました。
チュウが成功したとき、連続してそのテントウムシを動かせるということを説明するのを忘れてしまっていました。
このルールがあるから、テントウムシ側は、けっこう有利です。
でも、このルールがないと、たまにアリの方が先にパーティ会場に着いちゃうこともあります。

どうだったかな?
負けてなかったかな?

穴掘りモグラ

「おしゃれパーティ」の結果を見ることなく、またまた、他のファミリーの方から、「穴掘りモグラ」のインストを頼まれました。

お父さん、お母さん、子どもさんと、お姉さんと呼ばれている方。なんか、感じからすると、このお姉さんは、ここのファミリーの方ではないようです。
1人で参加されていて、ファミリーの方と一緒に遊んでおられるような感じです。

すごいかわいらしい声をされている方で、どっかでこの声、聞いたことがあるうな??

1回で1通り全部説明するやり方ではなくって、面が変わったときに、その都度その都度、新しいことがあれば説明するというやり方で、ゲームをしているところにくっついてインスト。
こういうのは、スタッフの人数に余裕がないとできません。
ヘルプに来てくださったみなさんに、本当に感謝です。

と言っても、このゲーム、そうやって新しく説明するルールって、2面目になったときの「連続移動」のルールだけなんです。
あとは、外のコマを動かせないときは、穴の中のコマを動かさないといけないとか、そういったことを出てきた状況にあわせて説明していきます。
あと最終面の点線の説明をするぐらいかな。

知恵をふりしぼって遊ぶゲームですね。
やっぱり、子どもにとっては、魅力的なようでした。

ゲームが終わって、ホッと一息。
けっこう頭使って疲れるゲームだと思いますが、子どもは、そうでもないようで、さっそく新しいゲームを探しに行ってます。

お姉さんとお話をしていると、なんとこの方、宇治の「KID’S いわき ぱふ」のお店の方ということが判明。
ゲームのことをもっと色々勉強するために、今日は、参加されたそうです。
やったー。「ぱふ」にも、もっと色々なゲームを入れてくださね。

思い出しました。
はじめて「ぱふ」に行ったとき、ゲームの説明をいろいろしてくださった方でした。

せ、世間は、せまい。というか、りんの世界がせまいのか?

穴掘りモグラ

/ Ravensburger


ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年9月ゆうもあ・京都あ・そ・ぼ,にわとりのしっぽ,はらへったワン,ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,ゲーム会,ハンカチ落とし,子ども

にわとりのしっぽ

「はらへったワン!」は子どもたちが選んだので、今度はわたしの方がオススメゲームを選びます。
なんでも、子どもの自主性に任せるのがいいとは限らないのよ。特に、子どもに選ぶ基準がなーんにもないときは。
ときには、大人が地味だけでも楽しいゲームをしっかりと教えてあげなければなりません。
けっして、わたしが、「最近、このゲームがお気に入り」だったからとか、「実は、犬という題材そのものに愛があんまりなかったので、さっき遊んだゲームが不満だったから」という理由で、自分でゲームを選んだとは思わないでくださいね(爆)

気に入っているのには、理由があります。
オススメだから、気に入っているのです。
理由になってません。

閑話休題。
以前、「ハンカチ落とし」をこの従姉と幼稚園の子といっしょに遊んだのですね。
そのとき、けっこう、2人とも記憶力が良かったのです。
で、次回に遊ぶときは、「にわとりのしっぽ」をすすめてみようと思っていたわけです。

それでは、人物紹介をしておきます。

まずは、みんなご存じ、りんです。そして、ご存じのように、この人、場所を記憶することはほとんどできません。3ヵ所ぐらいなら、記憶することができますが、それ以上は無理です。
普段は、それを性別のせいにしています(笑)

従姉です。2児のママです。記憶力は抜群です。「ハンカチ落とし」では、1番になっていました。

従姉の子の幼稚園児です。年長組です。従姉曰く「記憶は、お姉ちゃんよりも得意かも」だそうです。「プルンプザップ」では、りんと同じぐらいの枚数のカードを取っていました。でも、めくったカードは、この子の方が多かったのは確かです。

従姉の子の小学2年生です。今回、テーブルゲーム初体験のお姉ちゃんです。従姉によると「アクションは得意」とのことでした。記憶ゲームも、もちろんはじめてです。

ゲームは、意外な展開をみせました(笑)

最初は、従姉の独走かと思っていたのですが、

「こういうゲームは得意なんだけど、今日は調子が悪いなー」

と、不思議に手が進みません。
もしかすると、以前、「あ・そ・ぼ」で、子ども相手に容赦なしに勝ったところを書いたので、それを読んで気にしているのかもしれません(笑)
イヤなこと書いてたら、ゴメンね。遠慮なく言ってね。書き直すから(私信)

えーと、わたしの方も、順調にというか不思議なことに、調子の悪い従姉よりも手がすすみません。

お姉ちゃんは、お母さんの予想したとおり、わたしと同じぐらいの実力です。かわいい。

ということで、今回は、妹ちゃんの独壇場かと思いきや。

えーと、妹ちゃん、お母さん、りん、お姉ちゃんの順番で遊んでいたわけですね。

最初、お母さんが、りんを追い越しました。
そして、追い越して、りんの2つ前で止まります。あと、2つ進めば、お姉ちゃんのシッポも取れたのですが、残念ながらストップです。

「こんなん、すぐに追い越して、取り返したるぞー。」

とか言っていたわけです。
そして、りんの番は、お母さんの真後ろまで移動。すぐには追い越せませんでした(笑)

お姉ちゃんは、移動できず。

それから、妹ちゃんが、ブッちぎりの速さで、りんとお母さんを、2タイルとばしで追い越しました。
そして、追い越した瞬間に、手番終了。

このとき、お姉ちゃん、妹ちゃん、お母さん、わたしのコマが、1直線に列んだわけです。

お母さんの番。
タイルを1枚めくれれば、一気に2人抜かしてシッポを全部集めて勝利です。
でも、お母さんも、残念ながらタイルを見つけられなくて、移動終了。

さて、わたしの番。
なんと、タイルを1枚めくっただけで、一気に3人抜かしてゴールです。
妹ちゃんなんか、もう1周ぐらいボードをまわっています。それに比べると、りんは、1/4周ぐらいしかまわっていません。

ホンマにいいのか?

ちょっと、悪い気もしますが、このタイルの場所、めずらしく覚えていたのです。

いいのだよ。

「ペラッ」

1タイルめくるだけで、一気に3人抜かして勝利しました。

これぞ、最小限の努力で最大限の効率(笑)

は、はじめて、このゲームで勝ちました。
パンパカパーーン。

記憶力だけでない要素も、ちゃんとあったんですねぇ。
ちょっと感心したわたしでした。

ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年9月ゆうもあ・京都ころぽっくるの家,はらへったワン,ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・京都,ゲーム会,セット,子ども

はらへったワン

9月14日(日)は、第2回の「ゆうもあゲーム会・京都」の日でした。
前回は、参加者に対してスタッフの手が足りないという感じもあったのですが、今回は、ボランティアでたくさんのベテランゲーマーの方に参加していただき、余裕を持ってゲームの紹介をすることができました。

前回の「ころぽっくるの家」のテーブルゲーム会からの流れで、わたしの従姉とその子どもたち2人も参加することとなりました。
今までは、身内と遊ぶといっても、ほとんど、子どもとばっかり遊んでいたわけですが、ちょっと、大人も巻き込めてうれしい感じです。

まあ、わたしは、単純に子守が好き(まあ、どっちがどっちに守されているのかは、わかりはしませんが)ということもあるのですが、本当は、遊びっていうのは、子育てであったり、そういうことにも関わっていると思っているので、こういう大人の参加はとってもやり甲斐が出てきます。

さて、会場について、初参加の人たちは名札を作って、さっそく遊びます。
従姉の子たちが選んできたゲームは、「はらへったワン」。
いきなり、知らないゲームでピンチ(笑)です。

でも、大丈夫です。
今回は、スタッフに余裕がありますがら、ちゃんと教えてもらえます(爆)

ゆうもあゲーム会ではめずらしい、電池を使ったゲームです。
といっても、派手にギミックが動いたり、意味なくピカピカ光ったりするわけではありません。
電池がセットされているのは、犬小屋です。この犬小屋、上にお母さん犬が乗っています。お母さん犬を押すと、

「ワン!ワン!」

という感じで鳴きます。
鳴くのは、1回~3回まで、ランダムです。
ここに、電池を使っています。

プレーヤーは、それぞれ、1ぴきずつの子犬を担当します。赤ブチ、黄ブチ、青ブチ、緑ブチ。ちなみに、小屋の上のお母さん犬は、黒ブチです。
プレーヤーは、自分の番になったら、お母さん犬にお伺いをたてます。そうして、お母さん犬が鳴いた分だけ、ボード上を移動することができるわけです。

別に、1~3までのサイコロでも、ゲーム的には充分な気もします。
でも、この「お母さんの指示通りに動いてるんだワン!」という感じなところが、雰囲気を楽しむ部分です。
まあ、お母さん犬、なーんも考えずに指示を出していますので、子犬はけっこう混乱して動いているわけですけどね。

ボードは、マスが円形につながっています。それぞれのマスには、骨が1本おいてあります。
実はこの骨、表向きに置いてあるときは見えないのですが、裏向きにすると、子犬と対応した4色の色があります。

お母さん犬の指示(「2マス進むんだワン!」)の通りに移動をしていって、移動した先の骨をくわえます。これ、子犬の口と骨の部分が磁石になっていて、本当に顔を骨に近づけると、くわえたみたいになります。でも、くわえられない骨とかはないので、実はゲーム的な意味は、なんにもありません(笑)
くわえた骨が、自分のブチの色と一緒ならば、その骨をもらうことができます。
自分のブチの色と違うと、みんなにその色を見せて、また、そのマスにふせておきます。

人の手番でも、自分の骨がめくられることがありますから、ちゃんと見とかないといけません。
こいうい、人の手番でも、ヒマにならないゲームというのは、子どもとやるときは大事だなぁと思います。

最初のゲームとしては、重たくなく、簡単でよかったと思います。
子どもたちと従姉の反応も、まずまずでした。
わたし的には、ちょっと簡単すぎたなという気も、しないではなかったです。
ランダムな要素が、強すぎる気がします。

今、Webで対象年齢を調べてみると、3歳以上。
うむ。幼稚園年長さんと小学2年生には、簡単過ぎか。
まあ、だんだんにレベルアップしていけるから、いいですね。

わたし的には、ちょっと、電池を使ったギミックということで、やる前は、抵抗があったのですが(ほら、サイコロをふるときって気合いがはいるでしょ。それがなくなっちゃうから)、雰囲気作りとしておもしろかったかなぁと思いました。

ちょっと、お母さん犬の声が疲れていた(多分、電池が消耗していたのでしょう)のが、気になりましたが(笑)
このあたりは、電池を使ったゲームのやっぱり欠点だなぁ。
いやいや、それも、「実は、お母さんも、はらへってるのかなぁ」とか思って楽しみましょう。

まちがっても、

「あぁ、子育てに疲れたのね」

なんて、現実を思い出すような場面を、想像してはいけません(笑)