今日は休日 その3 セオリー知らずの恐ろしさ…
6ニムト
「そっとおやすみ」を終了する頃には、なぜか、後ろに子どものギャラリーがついているという……。
見たような顔です。近所の子たちだよな。ということで、
「一緒に、遊ぶか?」
と聞くと、
「いえいえ」
という返事。まあ、無理にとは言わないです。
「見てて、おもしろかったら入ったらいいよ」
というと、
「はーい!」
といういいお返事です。
まあ、わたしをいれて5人で遊ぶということで、ポーチから出したのは、「6ニムト」です。
ちょっと、説明はしづらいねぇ。まあいいや。
まずは練習と言うことで、1人に、5枚ずつカードを配ります。
最初のカードを4枚配置して、
「手の中のカード、何でもいいから1枚ふせて」
とふせさせて、全員、そろったら、
「せーのーで」
で、オープンします。
「出したカードを、小さいのから順番に、4枚のカードの1番近い数字でだんだん大きくなるようにおいていきます」
このへん、言葉ではすごいややこしいことを言ってますが、まあ、やってみれば、3年生ぐらいなら、理解できます。
で、これを何回か続けると、そのうち、6枚目が出てきたり、1列引き取らなければならないカードが出てきます。
その都度、
「6枚目のカードを出したら、この列のカード5枚は、出した人のものになります」
「この4枚のカードよりも、小さいカードを出した人は、どこにもおけないので、おけるようにするために、どこかの列を1列引き取らなければなりません」
てな感じで、実際にやってみて、説明します。
で、説明が一通り終わったら、
「全部で、10回こうやって勝負します。
それで、カードのここに、牛のマークがついてあるでしょ。これが、点数になるの。
そして、この点数が、多い人が」
と、一息ついて、
「負けです(笑)」
と言うと、子どもたちは、
「また、このパターンか!」
と笑っておりました。そう言えば、「そっとおやすみ」も、おねむちゃんカードを集めちゃいけないゲームでした(笑)
で、一通り説明をして、本番スタートです。
いちよう、説明も、一通りすんだところなので、ギャラリーの子たちに、
「一緒に遊ぶか?」
ともう1度聞いてみます。
「集合だよ~」
とちょうど、友だちが呼びに来ました。ドキッ。時間切れか?
と思ってみると、なんか、わたしたちのピクニックの集団と全然違う集団から、呼ばれています。
???アレ?
なんと、ギャラリーの子たちは、学区ピクニックで来たのではなくて、ガールスカウトで来たのだそうです。
知った顔があったので、てっきり、一緒に来たのだと思っていたという……。
……。そら、一緒に遊ぶってなかなか言えんわ。
ということで、ギャラリーがなくなっで、本番のゲームスタートです。
いいねぇ。3年生ぐらいだと、やっぱり出すカードをいっちょまえに考えたり、
「あ、ちょっと待って。やっぱり、こっち」
とかいう感じで、ためらって変えたりします。
でも、なにを考えてるのかは、わかりません……。
列が、一杯つまっているときに、小さい数を出してきたりするし……。
でも、それが、悪手になるかというと、もちろん、ダメなときもあるのですが、そうでないときもあるという……。
わたしは、誰が相手でも、けっこう自分のセオリー通りにカードを出しちゃうヤツなんですが、そうすると、セオリーが通じない、通じない……。
な、なんと、「55」まで取らされて(笑)、1番負けてしまったという……。
この後、まあ、いろいろとビンゴゲームとかイベントがあって、歩いて帰ったりしたのですが、そのあたりは、関係ないので省略です。
えっ、関係ないことなら、すでにいっぱい書いてるって?
まあ、気にしない、気にしない。