更新雑記子ども

実は、大人と遊ぶときは、いまだに緊張します。

子どもとの方が、大丈夫です。

うつぼゲーム会,ゆうもあ,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,2003年3月うつぼゲーム会うつぼゲーム会,おもちゃ,ころぽっくるの家,ゲームリスト,ゲーム会,ヒット,ピック・イット,伝説のかけら,将棋

ピック・イット

これは、アブストラクトゲームと分類していいのかどうかわかりません。
マッチ棒のような棒と、カードで遊ぶパズルのようなゲームです。

「ころぽっくるの家」で、

「これは、けっこうオススメですよ」

と言われて購入したのですが、箱はヨレヨレ、中身は地味と、ちょっとショックを受けたゲームです。
でもこれ、やってみるとお店の人が言われるとおり、オススメなのですよ。

今、Webで、「ピック・イット」で検索をかけてみたのですが、ゲーム関係のところではあまり取り扱ってないみたいです。
唯一、おっ、「所有ゲームリスト」というページに「ピック・イット」が載っているぞとクリックしてみると、わたしのサイトでした……。
なんか、塾のようなサイトで教材・教具として紹介されていますな。
でも、塾で知育玩具にしておくにはけっこう惜しいと思います。

今回の「うつぼゲーム会」には、見学者として将棋を指される大人の方がたくさん来られていました。
その方のお1人が、興味ありそうにゲームの山を見ておられたので、ちょっと紹介させていただきました。

「これなんかは、非常に簡単でオススメですよ」

将棋をされる方ということで、地味な印象のゲームの方がしっくりくるかと思ったことが、このゲームをオススメした理由かもしれません。
そのときは、無意識にこれを手にしていたわけです。

「簡単なゲームなので、1回、やってみましょうか?」

5本の棒とカードを使って遊びます。
カードには、5本の棒を使って作ることが出来るいろいろな形が描いてあります。
いくつか、遊び方があるのですが、今回はすぐにできる1番簡単なルールで遊びました。

各プレーヤーに、カードを5枚ずつ配ります。
残りは山札です。
山札から1枚カードを引いて、そのカードの通りに棒を並べます。棒を並べられたら、そのカードは捨て札になります。

手番のプレーヤーは、棒を1本動かして、自分の手札の1枚と同じパターンを作ります。作ることが出来たカードは、捨て札になり手番が終了します。もし、同じパターンが作れない場合は、山札から1枚カードを引いて手番終了です。
こうして、パターンを作ってカードを捨てていき、はじめにカードが無くなった人が勝者です。

パターンは、逆さまだろうが、左右逆であろうが、かまいません。
最終的には、手札すべてを捨てなければならないのですから、ただ、出せるカードを出してパターンを変えていくだけでなく、どういう順番で出していったら出しやすいかということも考えていかなくてはなりません。

途中、どんどんカードが増えていくときもあるのですが、作戦がはまって、どんどんカードのパターンどおり棒がおけると、

「俺って、天才かも?」

という快感を味わうことができます。

大人でも、けっこう左右逆のパターンとかは、わかりにくくて頭を使います。
将棋の方はさすがで、途中でコツを掴んだようで、どんどん連続でカードを出されて、手札を見事0枚にされていました。

もう1つの遊び方としては、自分の手番で、出せるパターンは連続して出せるというルールをつけ足すことができます。
このルールだと、一発逆転の可能性もでてきて、よりエキサイティングに遊べると思います。

プレイが終わった後、

「上級ルールとして、出せるカードがある限り連続してカードを出していくルールもあるんですよ」

という話をしていたら、ちょっと興味を持ってくださったようで、

「これ、今でも、手に入りますか?」

と聞いていただきました。

えっ、これ、今でも手にはいるのだろうか?
購入したのは最近ですが、店の奥の方に埋もれていた感じもしないではありません。
他の店で見た記憶はないしなぁ。

「えーと、これは、『ころぽっくるの家』という小さなおもちゃ屋さんにあって、今も手に入れられるかどうか、ちょっとわかりません」

しどろもどろになってしまいました。
うーむ。普及、いい線までいってたと思いますが、後一押しが難しいですね。

また、勉強しておこう。

このあたりで、皆様、場所を近くの公園に移して、「伝統ゲームを遊ぼう」のイベントがスタートしました。
でも、わたしは、残念なことに前半はお留守番組に。

しかたがないので、ゲームマーケットでスタッフが購入してきたゲームをあと1人、一緒にお留守番したスタッフと遊ぼう。

ヒット 人数 3人~
スペース・ステーション 人数 3人~
伝説のかけら 人数 3人~
カウント・ダウン 人数 3人~

お留守番の人数。2人。
ふぇーーん(泣)

更新雑記

おかげさまで、7000番を越えて、今、わたしは、7020番を踏んでおります。

7000番の申請は、今のところまだです。

できたら、お願いします。

更新雑記

最近アクセスカウンタの動きが鈍くなってきたこのサイトですが、それでも、着実にアクセス数は増え(減ったらビックリ)今日中に7000
アクセスに達しそうです。

7000番を踏まれた方は、ぜひお申し出ください。

うつぼゲーム会,ゆうもあ,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年3月うつぼゲーム会うつぼゲーム会,ころぽっくるの家,アバロン,ギプフ,ゲーム会,トイザらス,トラベルアバロン,トラベル・アバロン,バロン,バーゲンセール

トラベル・アバロン

「バーゲンセール」の後は、本当に子どものやったことないゲームということで、2人用の「トラベルアバロン」。

これは、「トイザらス」から「ぱふ」、「ころぽっくるの家」まで、いろいろなお店で簡単に手に入れることが出来る2人用のアブストラクトゲームです。

今回は、わたしが「うつぼゲーム会」に持っていった携帯用の「トラベルアバロン」です。
「透明カバーでゲームの途中でもセーブ可能!」という優れものです。

アブストラクトゲームは、2人用のものが多くて敷居が高いような感じがするのですが、やってみるとそれほど複雑ではないゲームが多いというのがわたしの感想です。
ただ、奥は深そうで、研究している人には、初心者が絶対に勝てないだろうという面はあります。
でもまあ、わたしたちのように、初心者同士が遊ぶにはなかなか楽しい選択の1つだと最近思えてきました。
ただ、2人用が多くて、この人数制限のためにけっこう遊ぶ機会は少ないです。

さて、「アバロン」は、六角形のゲームボートと黒と白の球の形をしたコマ(マーブル)を使って遊ぶ2人用の対戦ゲームです。

ルールはシンプルなのですが、説明しにくいなぁ。
ボードの決まった位置に、お互いに14個のマーブルをおきます。

手番は、白黒1回ずつ交代です。
手番には3個までの隣接したマーブルをスライドさせることができます。1列にならんでいるマーブルをまっすぐ押して動かすこともできますし、平行に移動させることもできます。
また、1列にたくさん並んでいるマーブルから隣り合う1個から3個までのマーブルだけをスライドさせることもできます。

基本的に、マーブルの移動は、移動する場所が空いていなければなりません。しかし、相手のマーブルと対面しているときは、相手のマーブルの数が自分のマーブルの数よりも少ない場合のみ、相手のマーブルを押すことができます。

こうして、相手のマーブルをゲームボードから追いだしていくようにマーブルを移動させていきます。
先に相手のマーブルを6個、ゲームボードの外に追い出した方が勝ちです。

たくさんマーブルを追い出した方が勝ちですから、同じアブストラクトゲームの「ギプフ」に比べると勝利条件はわかりやすいと思います。

ちょっとややこしいと思うところがあるとしたら、移動のルールの平行移動のところぐらいです。

ルールを説明すると、2年生でもだいたい理解できます。
(↑ ただし、理解度は普通の2年生より上だとおもわれますが)

で、ゲームスタート。

基本的には、自分のマーブル同士があまり孤立しないように固まりとして動かしていくことかと思います。

ゲームボードには穴が空いていて、そこにマーブルが固定されるようになっています。上手にマーブルを動かすと、5つぐらいのマーブル(自分3つと相手が2つね)が一斉に動いて、カチャと次の穴にはいって気持ちいい(笑)
ゲームの本質的なおもしろさではないのと思いますが、こういうオモチャ的な感覚的なところも、大事です。
あ、大きい「アバロン」は、もっと気持ちいいかも。

4、5手動かすと、お互いに接近戦に入ります。
ただ、自分のマーブルを3つしか動かせない、つまり、相手のマーブルは2つずつしか動かせないというルールは、けっこう厳しいルールで、わりと膠着状態に陥りやすい感じがしないでもありません。
わたしとしては、10個ぐらいいっぺんにパーっと動かしたい気分です。そうすると、先手必勝のすごい大味なゲームになってしまいそうですが……。

ボードが六角形というのが素敵なところで、自分ではマーブルをつなげているつもりでも、ななめ向きとかにスキが生じます。
そのスキを狙って、

「えいや!」

とやるわけです。

この手のゲームは、ある程度先が読める大人の能力というのがものをいいます。
パタパタと、相手のマーブルを2つ落とすあたりは、相変わらず大人げないと言えるでしょう。

いやまあ、さっき、「バーゲンセール」で負けたから、今度は「アバロン」で勝ってもおあいこでしょう。
それに、負けてゲームがイヤになるような育ち方はしてない。きっと。いや、本気でやらない方が、失礼だ。
ホンマに、鬼ですか?

しかーし。落とすのに必死になっているうちにこっちにも油断が生じていたようです。
相手のマーブルを落とすために相手の方に近づきすぎていたマーブルが、1つ落とされてしまいます。

感じたコツとしては、相手にスキを見せないこと。
常にディフェンスに気を配っていたら、もしかしたら、このゲーム終わらないのではないかという印象も受けました。
でも、それでは面白くない。面白く遊ぶためにゲームをしているわけで、ここは、積極的に相手のマーブルを落としていく手に出ます。

基本的に、直線方向にある相手のマーブルを押出していくわけです。ただし、相手もそれは理解しているので、直線か方向には3つ以上マーブルがならぶように移動して配置してきます。
それをくずすために、今度は、ななめ方向から相手のマーブルを移動させるわけです。

これで、積極策をとって、相手のマーブルを2個ぐらい落とします。そのスキをつかれて、こちらも1個マーブルを落とされてしまいます。

ここまでくると、ゲーム勘のある2年生って、すごいですね。
わたしが、ななめに動かして直線上のマーブルの数を減らす作戦をとってるのを理解して、それに対して、ちゃんと防御してきます。
それどころか、同じように攻撃をしかけてくるんですね。

最初は、こっちもそれを警戒してなかったので、マーブル1個落とされてしまいました。
おっ。差が1個。
俄然、面白くなってきました。

その後、1個落としては、1個落とされての攻防だったのですが、結局逆転まではいたらず、わたしの勝ちでした。

マーブルが多い方が得なような気がしますので、最初のリードがなかったら、けっこうあぶなかったかもしれません。

2人ともの腕前が上がれば上がるほど、戦況が硬直してしまいそうな予感がして、そうするとゲームに時間がかかるのではないかという心配がありますが、まずまず、子ども同士とかでも遊べそうな感じです。

また、持っていこう。