7月ゆうもあゲーム会・京都 その2 古都の嘘つき・古都の料理人

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それでは、遊んだゲームの様子です。

ブラフ

まだまだ、始まったばかり。子どもの数も少なめです。
最初に遊んだのは、「ブラフ」。
遊んだのは、わたしと、小学校2年生の子を頭(かしら)にした3人の子どもたち。
頭(かしら)が、小学校2年ですから、もちろん、その他の子は、それと同じ年齢か、それ以下の年齢です。

「それは、無理でないかい」

「ちょっと……」

周りの心配そうな声は、とってもよくわかります。
でもまぁ、このうちの1人2年生の子は、ルールをちゃんとわかっているわけです。
で、その子の

「どうしても、これしたいーー」

というリクエストなわけですね。
いや、人のせいにしてはいけない(笑)。わたしが、<b>「ブラフ」</b>大好きという理由もあって、そのリクエストの声に抗しきれなかったというのがありますね。

4人中2人知ってれば、ゲーム自体はサイコロの数や出目をせり上げていくだけなので実は、それほど難しいものではありません。

というわけで、プレーしてみました。
子どもたちは、説明を聞きながら、わかったような、わからないような顔。

結果としては、ゲーム自体は出来たのですが、やっぱり確率のなんたるかを知らないと、おもしろさを感じるのは難しいようです。

サイコロの数から導かれる同じ目の数の期待値は、子どもに告げて、見方も教えて、子どもも理解するのですが、じゃあ、自分のサイコロをみて、「どの数を宣言したらいい?」となると、わかんなくなるみたいです。
どうやったら素直な答えで、どうやったらブラフになるか。
ここが、このゲームの燃えるところですが、このあたりを理解するのは、ちょっと難しそうです。
うーむ。2人で対戦したら、このあたりのことは、よく理解できるかもしれないなぁ。でも、人数が多くなればなるほど、大人のプレーヤーでも、勘が多くなると思います。

また、お互いに互いの性格を知っていると、「こいつはギャンブラーだから、ブラフの確率が高いぞ」とか、考えられるのですが、さすがにそこまでは、まだ無理のようです。

自分のサイコロの出目を見て。

「『2』が2つ」

期待値は、6つか7つぐらいあるのに、宣言は、「2」が2つ。
きっと、あの自分のカップのなかに、「2」が2つあるんだろうなぁ(笑)
でも、わたし、大人でもこういう宣言する人、知ってます(笑)

ちょっと難しいなぁということで、1人の子のサイコロが全部なくなった時点で終了しました。

まぁ、リクエストした子も、1回遊べたということで、満足できたかな?
今度は、もうちょっと、簡単なヤツしようね。

ブラフ


マンマミーア

2つ目のゲームは、なぜか「マンマミーア」。
さっきのゲームが難しすぎたということで、「ブラフ」をリクエストした子以外は、わたしの周りから逃げてしまったので、この子と2人で遊びます。

「これで、ホンマにええの?おっちゃん、このゲーム強いよ」

珍しくはったりではなくて事実です。
いつも、子どもと遊んでいるところでも、このゲーム子どもと2人で遊んだりするのですが、はっきりいって、ほぼ負け知らずです。
まぁ、子ども相手、しかも゛ほとんど2人対戦でしか、遊んだことはないのですが。

2人で遊ぶときは、「材料カード」を各種類5枚ずつ抜かなければなりません。
このあたり、いつも時間に追われて子どもと遊んでいるときは、すごい焦りながら、カードを揃えたり、もう、めんどくさくってそのまま遊んでたりするのですが、ゲーム会は、そういった時間の制限をあんまり感じないところが、すごく魅力です。

カードを整えて、ゲームスタートです。

宣言通り、わたしの圧勝でした(笑)2年生相手に、相変わらず大人げないですね。

原因ですが、子どもは、このゲームを記憶ゲームだと思っています。だから、正確さを求められているように感じているのではないでしょうか。
かなり正確にカウンティングして、確実になってから慎重に「レシピカード」を放り込む傾向があります。

でも、わたしは、このゲームは、多少記憶も必要だけど、人よりたくさん「レシピカード」を放り込むゲームだと思っています。
だいたいそろったと思ったら、確実さを考えずに「レシピカード」を放り込んでしまうのですね。

そうすると、子どもはまた、1から数えなおしてしまって、「レシピカード」を放り込むタイミングを逸してしまうという。

もちろん、わたしの方法では完成しないレシピも多いのですが、特にそのことについてのペナルティーもないですら、特に1ラウンド目、2ラウンド目は、どんどん「レシピカード」を放り込んでいきます。
だいたい、1ラウンド目の終わりか、2ラウンド目の序盤ぐらいで、少なくとも1回はすべての「レシピカード」が放り込まれるペースです。

これは、まぁ、性格ともいえますな。
でも、さすがにゲームのことをよく知っている子で、ラウンド終了時、いっぱい材料が余ってたら、

「15のピザのチャンスや」

とか、いろいろと言ってくれたので、わたしは、楽しめました。

マンマミーヤ

/ Abacus