6月京都ドイツゲームサークル その2 開発、開発、開発

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クランス

複雑そうな地図、そして、小さなたくさんの小屋のかたちをしたコマ。
これだけ見るとなんだか複雑そうなゲームに思えるのですが、やってみると、

「あれ?」

なんだか、軽い感じのゲームです。
時間もそれほどかかりません。

「ん?なんか、不思議な感じもう1回やってみるか?」

ということで、めずらしく2回連続で遊びました。

えーと、ボードはいくつかのエリアに分かれていて、1つのエリアには5つの地形に分かれています。
小屋のコマが5色ありますので、この5つの地形に1色ずつコマを配置していきます。何色をどの地形に置くかは、確か決まっていなくて適当です。

今回は3人で遊んだわけですが、3人で遊ぼうが4人で遊ぼうが、5色すべて使います。そして、それから、カードを引いて自分の担当する色を決定します。ただし、自分が担当する色は、自分以外の人には内緒です。

ゲームですること自体は単純です。
手番のプレーヤーは、どこか1つの地形を選び、そこにあるコマをすべて、隣接するコマのある地形に移動させます。
ただし、コマのない地形に移動させることは出来ませんし、はじめっから、コマが7つ以上ある地形にも移動させることはできません。
たったこれだけです。

こうやっていると、どんどんコマは、特定のエリアの特定の地形に集まってきます。
コマを動かしたときに、隣接する地形にコマが1つもなければ、得点計算になります。
各色コマ1つにつき1点です。ただし、5色の小屋がすべてそろっていた場合、各色1つしかないコマは、得点計算前に取り除かれてしまいます。

得点計算のたびに時代が進んでいって、12の時代が終了するとゲーム終了です。
その時代時代によって、有利な地形と不利な地形があって、有利な地形で得点計算がおこるとボーナスが得られたり、不利な地形では得点が0点になったりします。

ゲーム終了後、自分の色をみんなにあかして、その後自分の色にボーナスの得点を足して、一番点数の多かった人が勝ちになります。

人に自分の色が何色か、読まれないように得点計算をしていくところなどは、「アンダーカバー」とよくにている感じでした。
だから、やっぱり1回で終わるより、その人の作戦がわかる2回目、3回目の方が面白い感じです。

色が7色ある「アンダーカバー」に比べれば、5色ですので、比較的後半は、誰が何色なのかわかってきます。

4人でやると、また、印象が変わりそうな感じもしました。

「ここまでやったら、バレるかな。でも、ここら辺で点数入れとかないと負けるしな~」
とか、いろいろ考えるゲームです。
でも、軽く楽しめるゲームです。

マンハッタン

3人でリクエストのあった「マンハッタン」を遊びました。

メビウスのWebサイトで紹介されていた、ゴジラルール用に、小さいゴジラ人形のついている「マンハッタン」です。
うーむ。芸が細かい。

3人「マンハッタン」は、4人マンハッタンに比べると人とのからみが少なくなってしまうようです。
だから、本当は4人で出来るのならば、その方がいいのだと思います。

高い高い摩天楼を建てていくゲームです。
人が建てたビルの上に、さらにビルを建てていく。
ということで、お約束として、わたしは高くなりすぎたビルを倒してしまいました(笑)。いえ、そういうルールがあるわけではなく、ただ単純に不器用だから倒れただけなんですけどね。

えーと、3人ということもあり、積極的に人に絡むよりは、自分のエリアをしっかりと支配いることと、自分のビルをたくさん建てることがプレーの作戦の中心になっていました。

でも、やっぱり、世界一高いビルは譲れない!!!ということで、わたしは、高いビルには積極的に手を出していく作戦で行きました。

このゲームも、今ひとつ、どうやったらベストの手なのかというのが、わかりにくいところがあります。
ただ、今回思ったのは、人に恨まれるといけない(笑)
いや、どんなゲームでも、人の恨みをかって復讐されたりするとダメダメなのですが、このゲームは、特に3位のこの行動が、1位、2位の微妙な差をひっくり返しちゃったりしやすいような気がします。

だから、いい人のふりして。

「このビル、もうちょっと高くなるように積んどいてあげるからね~」

ピシッ。
それって、乗っ取りやん。

このゲームは、ギャルにもウケがいいそうですよ。

♪オー、ギャル!ギャルギャルギャルギャル♪

わたしは、いつの時代の人ですか?
そして、このとき、プレーヤー3人のなかにギャルはいなかったという……。