最後の伝説

栗本薫,読書

みずうみ マルガ・サーガ(2)

彼の人の真実の愛の物語。そして、おそらくわたしが読む、栗本 薫による最後のグイン・サーガ。
わたしにとっては、イヤなヤツ代表の彼の人でしたが、こういう裏があるのなら、許せるかなぁと。というか、被害者にしか見えなかったりします。

まあ、人間関係の基本は共依存かもしれない。

これから書かれていく「グイン・サーガ」は、このことを本編で出す必要はないけれど、それでも、この物語が裏にあるということは前提にして欲しいです。

そしてマルガの話は書かれないにしろ、いつかは、ローデス・サーガの続きは書かれてもいいなぁと思います。

みずうみ
マルガ・サーガ(2)
(天狼プロダンション)

栗本 薫