藤田和日郎,読書からくりサーカス,スピード,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎

からくりサーカス35

「いよいよ」

とかいいながら、話がまだ広がっているような気がする。
こういうスピード感のある話は、理屈をこえたおもしろさがあります。

藤田和日郎,読書からくりサーカス,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎

からくりサーカス34

この垂直に落ちていく展開は、すごいです。

そして、本当の最終章。
どうまとめていくのか、どう突き抜けていくのか?
興味があります。

しっかりと、見届けなければ。

藤田和日郎,読書からくりサーカス,サーカスのすべて,小学館,少年サンデーコミックス,少年サンデーコミックススペシャル,藤田 和日郎

サーカスのすべて からくりサーカス公式ガイドブック

なんか、騙されたとかかいている割には、懲りずにこの手の本は読んでしまいますねぇ。

でも、今回は、藤田和日郎が完全監修ということで、けっこう楽しめる本になっていたかな。

しかし、力業だ(笑)

藤田和日郎,読書からくりサーカス,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎

からくりサーカス33

感想を書くたびに「すごい展開!」と書いている気がしますが、この黒賀村の三姉妹の話の後に、まさか、あんな話がくるとは思っていませんでした。

たしかに、れんげさんの話が出た時点で、菊さんの話までいくというのは、予想していたのですが。
この巻は、ちょっと最後の幕間という感じですね。
それも、最後の悲劇を盛り上げるための計算された息抜き。

藤田和日郎には、物語作家としての残酷さを感じます。

藤田和日郎,読書からくりサーカス,クラウン,ルミ,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎

からくりサーカス32

もしかして、お話とお話の切れ目に出てきたピエロってフーだったのでしょうか?
これ、はじめから考えていたのだとしたら、すごい無駄がない……。

れんげさんも、大きく取り上げられることはないと思っていたのに、3姉妹の話が全部あるみたいで、すごいですねぇ。

こわいというか、すごいところは、フーの話があながち嘘ではないところですね。
てっきり、わたしは、フェイスレスあたりに嘘を教え込まれてナルミが動いているのだと思っていました。