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のぞき屋5

まあ、ここまで執着するという理由が理解できないので、共感できないんだろうなぁ。

でも自分も、なんかに対するこだわりはあって、多分、他人には理解できないと感じさせているのだろうと思ったりもする。

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のぞき屋4

ケンの過去がちょっと明らかに。
まあ、トラウマにはなるわな。

しかし、そうまでして見たいと思っているのは、汚い人間の姿?それとも、その奥にあるモノ?

そして、その奥に、本当になにかあるのか?

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のぞき屋3

基本的には、うまいんだろうなぁと思います。
気のそらし方も含めて。

うーん、でもなぁ。

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のぞき屋2

結局、なんなのよ~って感じの結論ですね。
これで、本当にいいのか?
人間、全然、信用していないのかな。

そうすると、でも、主人公たちだって、同じ穴のムジナで、この書き方は、なっとくいかないなぁ……。

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ホムンクルス3

面白いなぁと思いながらも、2年ほど放置状態になっていたのは、「のぞき屋」のときにも感じた若干の生理的なイヤな感じが原因だろうなぁと思います。

多分、山本 英夫とは、気が合わないと思わす何かがあります。

でも、「のぞき屋」を読んだことで(まだ1巻だけだけど)、この人が、何にこだわっているのかということはとっても良く理解できた。

この2つの話って、アプローチの仕方は違うけれど、同じお話だという気がします。

と書いて、今、「のぞき屋」1巻の感想を見てきたら、ほぼまったく同じことが書いてあった。
ダメだオレ……。

名越の方ではなくて、伊藤という人間をかいていくようです。
でも、こうやって、周りをかいていくことによって、名越という人間が浮き上がってくるとすれば、それは、すごい力量だと重います。