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2月14日(土)。
でこねぇさんの友だちのみな蔵さんとその子どもの2年生の双子たちと遊びました。

バレンタインデーということで、双子からチョコレートをもらう。

「好きな男子には、あげたの?」

と聞くと、

「じいじだけー。学校に持って行ったらあかんねん」

とのこと。
なんか、4月に進級した当時から、「いらないものは学校には持ってこない」というルールが、かなり徹底されているそうです。
もう、バレンタインチョコとかは、学校に持って行かずに、直接、その人の家に持って行けという感じのようです。

うーん、わたしらが子どもの時も、「学校にはいらないものをもって来ない」というルールはありましたが、バレンタインの日とかは、渡すのだけは割と多めに見てもらっていた気がします。
厳しくなっている背景には、アレルギーの問題とかもあって、難しいところもあるみたいですが、なかなか、厳しい世の中になってきたもんだなぁと。

まぁ、わたしは子ども時代に、身内以外からチョコをもらったような記憶がないので、禁止されていても、いっこうに気にしないというか、禁止されていた方が倖せだったのではないかという気もしないでもありませんが(笑)
大人になって、(義理とはいえ)貰えるようになって大変嬉しいです。チョコ好きですしね。

まあ、そんな話をしながら、双子はゲームを探します。

「あの沈むヤツしたい~」

ということで、持ってきたゲームは、「禁断の砂漠」。
でも、箱をあけて、

「こっちじゃないやつーー!!」

とのたまいます。探していたのは、「禁断の島」の方でした。同じ缶箱に入ったゲームなので、間違ったらしい。
双子2人共、どちらのゲームもしたことがあります。

子ども、特に小さな子どもと遊ぶゲームは、いろいろあるのですが、最近、やってみて鉄板だなぁと割と思っているのは、協力ゲームです。
ルールが簡単なゲームであれば、もちろん協力ゲームでなくても遊べることが多いのですが、勝敗というのは、思いの外、子どもにとって負担になることもあるようです。

例えば、うちのおいっ子は、ものすごい心配性です。幼稚園から1年生ぐらいまでは、基本、勝敗のあるゲームは、ジャンケンですら、断固拒否しておりました(笑)
遊びたい気持ちはいっぱいあるんです。でも、「こぶたのレース」でサイコロをふるのすら、

「悪い目が出たらどうしよう……」

と心配するだけで、サイコロを振れなくなっちゃうのです。
いきなり、サイコロ一投目から硬直されたので、ビックリしましたが、これは、決してルールを理解できていないわけではなくて、どっちかというとルールを理解しているからこそ、過剰に心配になるわけです。
そんな彼でも、安心して楽しめるゲームが、「果樹園ゲーム」でした。
悪いことは起こるけれど、それは自分だけに起こるわけではない。みんな一緒にドキドキして、みんな一緒に喜ぶことが出来る。
まあそれでも、最初は、カラスが貯まってきたら、自分でサイコロ振るのは、超ドキドキして緊張していましたが、それにも慣れてきました。
「おしゃれパーティ」なんかも、簡単な協力ゲームで、楽しめます。

ということで、最近は、小さい子と遊ぶときは、協力ゲームで遊ぶことが多いです。
ただ、「果樹園ゲーム」も、「おしゃれパーティ」も、とても良いゲームなのですが、これ大人が何回もやると飽きてくるという問題があります。
たまにやるとおもしろいんですけどね、考えどころはあんまりなくて、運だけでゲームが進んでいく感じがあります。

最近は、良質のけっこう大人でも手強い協力ゲームがいろいろ出ています。それだと、大人でも、飽きずずに一緒にドキドキしながら楽しめます。

ゲームハウスには、「パンデミック」、「禁断の島」、「禁断の砂漠」のリーネックの3作。バーニングレンジャーな「フラッシュポイント」。ドイツゲーム大賞、黒ポーンの「アンドールの伝説」。ちょっと昔のゲームですが、「キャメロットを覆う影」、「指輪物語」などの手強い目の協力ゲームがあります。
そのうち、「禁断の島」と「禁断の砂漠」、「フラッシュポイント」は、けっこうルールもわかりやすくておすすめです。
「キャメロットを覆う影」、「パンデミック」、「指輪物語」は、ちょっとルールが多い感じがします。
ルールが小出しの「アンドールの伝説」は、多分、子どもと遊びやすいと思うのですが、シナリオとシナリオの時間が空くと前のルールを忘れてしまったり、メンバーが替わるとまた1からスタートしないといけなかったりと、いろいろ難しい感じです。

禁断の島

ということで、まず1つ目のゲームは、「禁断の島」です。
「禁断の砂漠」は5人まで遊べますが、「禁断の島」は4人までのゲームです。
でこねぇさんとみな蔵さんは、積もる話もあるようなので、双子とわたしでプレーです。

「禁断の島」は、沈み行く島から4つの宝物を探し当てて脱出するゲームです。
各プレーヤーは、いろいろな技能をもつスペシャリストになって、島を探検します。
プレーヤーは、島を表すタイルの上を歩き回り、沈み行く島を修復したりしながら、隠された秘法を探します。プレーヤーが行動するごとに、島はどんどん沈んでいきます。

島は、24枚のタイルから出来ています。そのタイルの上にそれぞのプレーヤーのコマを配置します。
手番のプレーヤーは、自分のターンには3回アクションをすることができます。アクションは4種類。1つ目は、移動。2つ目は、島の修復。3つ目は、カードの受け渡し。4つ目は、宝物の入手です。この4種類を好きな様に組合わせて3回アクションをします。
1つ目の移動は、自分のコマを今いるタイルから上下左右のタイルに1つ動かせます。タイルのない場所には移動できません。
2つ目の島の修復は、自分の今いるタイルもしくは上下左右のタイルのタイル1枚を修復します。ゲームが進むに付けて、島はどんどん沈んでいきます。1段階沈なとタイルが裏向けの水没タイルになります。そして、もう1段階沈むと、タイルそのものが取り除かれて、完全に水没した状態になってしまいます。こうなると、その場所には進入不可になってしまいます。また、プレーヤーたちの最後の脱出場所である、着陸ポートが完全に水没してしまうと、脱出不可能になってしまうので、ゲームオーバーになります。そうならないように、水没タイルを修復して表向きに直します。
3つ目は、自分のもっている財宝カードを同じマス目にいる人に渡します。カードは、いつでも使える便利なスペシャルアクションカードと、4枚集めることで宝物への扉を開ける鍵になる宝物カードの2種類あります。
特にこの宝物カードを誰かに集めるために、このカードを渡すという行動は大事です。
4つ目の宝物の入手は、同じ宝物カードを4枚集めて、宝の隠されている特定のタイルに移動します。集めた4枚の宝物カードを捨てることで扉が開き宝物をゲットすることができます。宝物は、全部で4種類あり、すべての宝物を集めたら着陸ポートに集まって島から脱出します。

スペシャルアクションカードは、砂袋とヘリコプターのカードがあります。どちらも、アクションを消費せずに、いつでも使えます。
「砂袋」を使えば、どこのタイルでも好きなタイルを1つ修復できます。どんな魔法だ?
「ヘリコプター」を使うと、ヘリコプターを使ったプレーヤーと同じタイルにいるプレーヤーを一緒に連れて、好きなタイルに一気に飛ぶことができます。
さらに、「ヘリコプター」は、最後にヘリポートから脱出するときにも必要です。

でも、だからといって、大事にとっておきすぎると、手札の制限もあって苦しくなります。
このあたりのバランスが絶妙です。

キャラクターは、ランダムではなくて、自分の好きなキャラクターを選んでいます。子どもに1番人気は、沈みかけた島2タイルを一度に修復できるエクスプローラーです。あと、1ターンに1度だけ、どのタイルにも飛んでいけるパイロットも、結構活躍が期待できるキャラクターです。

今回は、双子の妹のアミーゴちゃんがエクスプローラーを選んだので、姉のポッドちゃんはダイバーを選びます。
わたしはサポートしやすいメッセンジャーを。おそらく、子どもと遊ぶ時に、1番、子どもたちが活躍できて、クリアしやすいのが、大人メッセンジャー作戦だと思います。

エクスプローラーは、1度に2つの水没タイルを修復できる職業です。沈み行くこの島で、水没タイルの修復は大事ですから、まさに花形職業です。
安定の性能で、アミーゴちゃんの負けない選択です。
今回も、どんどん水没タイルの多い場所に移動して、修復していきます。

ダイバーは、他のキャラクターは進入不可になってしまう完全に水没したタイルを1枚、泳ぐことができます。また、水没タイルの上を1歩でどこまでも泳いでいくことができます。
だから、水没タイルが増える荒れ場になればなるほど、行動範囲が一気に増えるという、なかなか、通好みなキャラクターです。これは、移動力を活かして活躍でき、サポートにも強いオールラウンダーですが、使いどころはけっこう難しいかも。
いろいろキャラクターに挑戦しようというポッドちゃんの意気込みを感じます。
実は、ガシガシ水没タイルを修復していくエクスプローラーとは、相性がわるい気がしますが、大丈夫か?

メッセンジャーは、1アクションを消費することで自分の財宝カードを好きなプレーヤーに渡すことができるキャラクターです。同じタイルにいなくても、手にした財宝カードをどんどん他のプレーヤーに渡すというこの能力は、実は、このゲームにおいて非常に強いです。まあでも、この能力を使えば、自分で宝物ゲットとか、島を修復とか、移動とか、目に見える活躍をする機会は少ないです。でも、このサポート能力は、特に、他のプレーヤーが勝手に動きまわる場合は、クリアへのポイントになると思います。

手番のアクションを終了すると、財宝カードが2枚めくられます。この2枚が宝物カードや、スペシャルアクションカードだった場合は、そのまま手札にすることができます。でも、「水が!」のカードがめくられた場合は、アイテムをゲットできない上に、島が沈んでいくスピードがアップしてしまいます。

財宝カードがめくられた後は、水没カードを規定の枚数をめくります。めくられたカードにかかれたタイルが沈んでいきます。
既に水没タイルになっているタイルが選ばれた場合は、タイルが取り除かれてしまいます。

宝物をゲットするためのタイルは、各宝物について2枚ずつあります。その宝物をゲットしないうちに、そのタイルが両方とも完全に水没してしまえば、全員負けになってしまいます。
また、ヘリポートが完全に水没してしまっても負けです。
それ以外のタイルでも、完全に水没してしまったことで、宝物のあるタイルやヘリポートへの道が絶たれてしまっても負けです。
さらには、時間制限まであります。

勝利するためには、4つの宝物をすべて集めて、ヘリポートに集合して、全員で「ヘリコプター」のスペシャルアクションカードで島から脱出する必要があります。

「水だ!」カードが引かれるたびに、今までめくられた水没カードがシャッフルされて、水没カードの山の上に載せられます。
そうすると、すでに水没しているカードがさらに出て来やすくなります。
水没したタイルと水没カードは、ゲームから取り除かれていくので、どんどん、水没カード自体も少なくなってきて、回転が速くなります。

キャーキャー言いながら、楽しみました。

最初は、アミーゴちゃんが、「水が!」カードを引きまくりでした。でも、メッセンジャーのわたしが、子どもたちの手札に宝物カードを集中させます。
財宝カードの引きによっては、メッセンジャーは、「だれにどのカードを渡せばいいの?」という状態になるときもあって、そうなると苦しいです。
でも、今回はそんなこともなく、ほとんどのアクションをカード渡しに専念できました。

「おっちゃんは、もうヘリポートの近くで、ウロウロしといて」

子どもたちは、島を駆け巡り、おっちゃんはのんびり(?)サポートといういい流れ(笑)

南半分を、アミーゴちゃんがガシガシと修復して、北半分の水没地帯をボットちゃんが泳ぎまくって宝物を集めてきました。

今回は、割と余裕で島を脱出できました。
まだまだ、初級レベルです。
そろそろ、中級にチャレンジするときが来たか……。

「ちょっと難しくして、もう1回やるか?」

「いやー」

まぁ、子どもにとっては、ちょっと重たいゲームなので、2回続けるのはしんどいかな?もしかしたら、ちょっと難しくという言葉がダメだっのかもしれません。

まあ、ゲームも時間もいっぱいあるし。

よく確かめてご購入下さい。
ときどき、日本語ルールがついていないものもあります。
Amazonは、そのあたりわかりにくいです。

カードなどを日本語するシールなどがネットに公開されています。
それほど日本語化が必要なゲームではありませんが、やっておくと子どもとは遊びやすいです。

柴田ヨクサル,読書ジャンプ・コミックス,ハチワンダイバー,ヤングジャンプ・コミックス,柴田 ヨクサル,集英社,

ハチワンダイバー33

ここがクライマックスじゃねぇか!って気はしますが、まあ、ラスボスは倒さないとねぇ。
ということで、あと2巻で終了。

すべてにどんな決着をつけるのか、楽しみです。

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百器徒然袋 五徳猫 薔薇十字探偵の慨然

薔薇十字探偵シリーズ、第4弾。

それでも、英恵は、けっこうお母さんに良くしてくれたんだよという話に、ちょっとホロッとしたりする。
なんか、お母さんがヤバい状況になって、英恵が思わずかばうシーンとかもあれば、さらに良い感じなのになぁと思います。

わたし、本を読むときって大概、カバーを外して読んでいます。
ねぇさんが、それを見て、

「なんで、こんな地味な人が表紙なの?」

と。

えっ、表紙。榎さんでは……。とよく見てびっくり。
確かになんで、この刑事さんなんだろう。活躍もあんまりしていないのですが……。
と思ったら……。

今、カバーをしたら……。
これまでのカバー下の表紙も見てみよう。

中道裕太,読書ゲッサン少年サンデーコミックス,マンガ,小学館,放課後さいころ倶楽部,

放課後さいころ倶楽部4

鴨川で座禅を組んでいる修羅くん……じゃなかった龍二に、くるものがありました。

重いゲームにも、挑戦して欲しいと思うけど難しいかなぁ。
昔、「アクア・ステップ・アップ」で、「ニューエントデッカー」を学校で、それもおそらく朝の時間にやるというメチャクチャな展開があったけど、そういうの熱いと思います。

いいなぁ、学生時代に、ドイツゲームを知っていたら楽しいだろうなぁと思いながら読んでいます。

ラヴィ・ティドハー,小川隆,読書Lavie Tidhar,シャーロック・ホームズ,ハヤカワ文庫,ブックマン秘史,ラヴィ・ティドハー,早川書房,革命の倫敦,

革命の倫敦 ブックマン秘史1

うーん。
今、自分の中でシャーロック・ホームズが熱い(特に、「SHERLOCK」と人形劇の)ので、アイリーン・アドラーが出てきたあたりは、超テンション上がったのですが。

その後、もっと楽しくなりそうなのに、なんか地味で謎な雰囲気の方に行ってしまいますねぇ。

この本を楽しむには、ちょっと教養が足りなくて、もうちょっといろいろ知ってるとおもしろい感じがするのかなぁ……。
でも、ホームズのパートも、そんなに消化できてないしなぁ。微妙だ。

アイリーン・アドラーの姿は、すっかり人形劇のイメージになっていて、それはなんだかこの物語ととても似合っている気がします。