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朝びらき丸 東の海へ ナルニア国物語

うーん、どうやら、映画3作目はないような感じですねぇ。
原作読みながら、この地味な話、どうやって映画にするんだろうと思っていたのですが。

今回は、船でひたすら東に向かうという、まあ、題名通りのお話でした。
聖書のエピソードのなんの話にあたるのかは、ちょっとわからないです。今までは、そういうモデルがあったようなので、今回もあるのではないかと思うのですが、わたしの知識では、今のところ見つからないです。
このあたりのバックボーンがわかると、また、お話の感じ方も変わってくるのかもしれませんが。

カスピアンとの再会と、まきこまれたユースチスの成長が、まあ、メインのストーリーです。C.S.ルイスのストーリーは、あまりにも、教科書的な感じが、してしまうのですが。

そして、瀬田訳は、今回も全開。微妙な訳だ。これ、だれも新しい訳にしようと思わないんだろうか?