美少女戦士セーラームーン2 完全版
2巻目にして、ちびうさ登場の急展開。
本当に、お話が崩壊してしまわないギリギリのところを突っ走っているなぁと思います。
無駄がない。
「美少女戦士セーラームーン」って、もう、懐かしなのかぁとか思うと、時代を感じてしまいます。
でも、小学2年生のとき、ヴィーナスの格好をしていた女の子も、もう確かに20歳を越えているんだから、そうなるか。
マンガって、時代が広範囲で、わたしは自分のことをマンガ好きだと思っているけれど、それでも、クリティカルなものって少ないです。
それだけ、裾野が広がっていると思えば、楽しいかな。
新装版セーラームーン完結です。
1、2巻の暗さと、この最終巻のグルグルした感じが、「セーラームーン」の本質という気もします。
そして、そのあたりが、「しかけた」わけではなくて、世代を超えていろんな人の心をとらえていった理由であると思います。
旧版は、「美少女戦士」が、「プリティ・ソルジャー」だったのが、新版では、「プリティ・カーディアン」に変わっています。
うん、ソルジャーではなくて、ガーディアンの方が、たしかにあっていますねぇ。
悪さえもうけいれて包み込んでしまう。「可能性」を殺してしまうことはしない。その結論は、けっこう重要です。
時間ネタも、昔はどうかと思っていましたが、こうやって読むとけっこうまとまっています。
ちびちびの正体をよくおぼえていませんでした。
前巻から、いよいよ最終章です。
セーラームーン以外のセーラー戦士や、タキシード仮面は、ホントに役に立っていないです。
戦隊ものといいつつ、活躍するのは、いつもセーラームーンで、他のキャラは、足手まといな感じです。
それが、このマンガのすごいところでもあるかも。
下手に脇キャラに見せ場をもっていかない。それでいて、ちゃんとキャラクターとしては、立っていると思います。
でも、武内直子は、女の子かくときが1番輝いています。男は、ホントに、オマケのオマケなのね。
美奈子の
「もうとっくにあたしには 命をささげたたった一人がいるわ」
と、レイの
「だからあたしたち、男なんかおよびじゃないのよ」
というシーンは、痺れます。
セーラームーンのなかでも、1番好きなシーンかも。