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旅人まんが 鉄道編

「鉄道」だけで、アンソロジーができるというのが凄いよねぇ。わたしは、鉄ちゃんではないですけれど。
まあ、ジャンルとして成り立つだけの名作があるということです。
たしかに、駅とか汽車、電車というのは風情があるし、ドラマチックでもあります。

大城 のぼるの「車掌補」とかは名作でした。
あとはやっぱり、石ノ森 章太郎の「青いマン華鏡」と松本 零士の「銀河鉄道の夜」が安定ですね。

でも、石ノ森 章太郎のお姉さんって、話を聞くごとに実はみんなでつくったイマジナリーシスターではないかと思ってしまいます。

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ザ・コクピット3

自分の血肉が、やっぱり松本 零士からできているなぁと。
お話自体は覚えていなくても、力強いセリフとかシーンは、やっぱりものすごく自分の芯のところに残っているのを感じながら読んでます。

例えばそれは、「衝撃降下90度」の台場の

いまさらそんな弱音をはくな!!

だったりします。
「アオイホノオ」で、時々、炎 燃が、キャプテンハーロックの言葉や、沖田艦長の言葉に従って行動するシーンがあったりしますが、あれって、わたしらにとっては、ごく普通のことだから(笑)

マンガから、多くのことを学んで、今の自分があると思います。

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ザ・コクピット2

松本 零士の凄さは、物語の主人公たちの必死さだけではなくて、いつでも、それを見ている、「その上の視線」があることだなぁと思う、今日この頃。

昔は、その視点が、物語の盛り上がりというか構造を邪魔しているようにも感じたのですが、やっぱりこの視点があるのかどうかで、物語の質は変わってくるなぁと感じます。

それは例えば、「爆裂弾道交差点」の原住民たちの

ドッチモ シネ、 ドッチモ シネ。ヘイワニナル。ワシラ ブタ クエル

であったりします。

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ザ・コクピット1

反戦マンガって、わけでは絶対にないんだけど。戦争を賛美しているわけでもない。

松本 零士には、いつも、もう一つ上の視点があるなぁと感じています。

戦っている人間に対して、そうしか生きられなかったことを淡々と見つめる視線というか。

アニメ版の「銀河鉄道999」を見ると良くわかるのですが、松本 零士以外がかくと、どうしても、機械化人って、「悪」ととらえてしまうし、そう見えるようにかいてしまう。

でも、多分、松本 零士のなかには、ものすごく機械化人への憧れや、やっぱり、そうとしか生きられない価値観というのを認めているところがある。

そして、その上位としてメタノイドが出てくるけれど、それも、決して「悪」ではない。
相容れないだけ。

そういえば、マゾーンも、そういう存在でした。

そして、そういう存在同士だからこそ、残酷な戦いになっていくという認識があるのかもしれません。

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スタンレーの魔女 戦場まんがシリーズ

戦場マンガシリーズ。
しかし、これではなくて、「ザ・コクピット」の方が、作品が網羅されている感じですねぇ。

もう1回、「ザ・コクピット」のうほを読んで感想をかこう。