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凛が鳴る

はじめっからダメ男で、本性出した。それまで、わたしは騙されていた。
てな感じですが、わたしは、この女の子たち、男をダメになるように育てている気がします。

はじめは、自分が相手から好かれるために、「尽くす女」を演じていて、急に恋が冷めたときに、それに甘えている男がいやになっている感じがします。

まあ、どんなことがあっても、女に手をあげる男は、ダメだけれど。
それでも、自分は男に手をあげなかったかとか……。

相手が豹変しても、甘やかしても、それにのらないような強い人間が、理想像かな?どんなときでも、テンション変わらない。
でも、それって、愛されてるとは思えないかも。

まあ、世の中には2種類の人間がいて、ずっと何回でも恋愛できる人間と、1、2回だけの恋愛しかできない人間。
内田 春菊はあきらかに前者だし、後者の人間には、そのパワフルさがうらやましくもあり、理解不能でもある。

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陰陽師 太極の巻

「二百六十二の黄金虫」は、「陰陽師」の1冊目を読んだときの気分を思い出させる一編でした。

以前は、けっこういろいろな物語の運び方があったのですが、最近は、もう完全にパターン化しています。
意識してそうなっているというよりも、落ち着くところに流れたら、こうなったという感じでしょうか?

ところで、博雅って、歌がさっぱりわからないっていう設定なかったですっけ?
それは、マンガだけだったかな?

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鮎師

将棋の話とか、格闘技の話の場合は、目に見える相手がいのですが、「釣り」は、孤独です。

もちろん、仮想敵は、「鮎」ということになるのかもしれないし、人と人とのドラマが中心なのですが、それでも、それにとりつかれていく姿は、孤独で、しかも虚しい。

それでも、とりつかれちゃうのは、なんでなんでしょうねぇ。
わたしは、釣りはやらないので、わからないです。

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波のうえの魔術師

実は、石田 衣良を読むきっかけになったのは、この作品のテレビドラマ「ビッグマネー」1でした。
まあ、あんまりテレビを見なくなってた時期だったので、かなりいい加減にしか見られてなかったのですが、なんか、気になるドラマでした。

これに出てくる老人が、植木 等で、これが格好いいんだ。

で、原作の「波のうえの魔術師」という原作があることを知って、読もうと思って、石田衣良に手を出したわけです。

あれから、数年(笑)。やっと、読めました。

老人の名前は、小塚。やっぱり、格好いいわ。

まあ、株の話はよくわからないので、途中、「なんのこっちゃ??」っていうのはあったのですが……。

ちなみに、これ、妹も読んでました。

「全然、おもしろくなかったわ」

という感想でした。
株とか、マネーゲームに、全然理解や愛がないのは、そういう血だからかもしれません。

でも、それなのにあの無精な人が(スマン)最後まで読んだというのはけっこうすごいなぁと思いました。
なんか、読ませるものがあるみたいです。

  1. ずっとなぜか、「ピックウェーブ」だと思っていた []

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陰陽師 龍笛ノ巻

時々、岡野陰陽師を読んでいると、夢枕陰陽師から、遠く離れたところにきたなぁと思います。
でも、ときどき、やっぱり原作、さすが原作と思わせる話がきっちりあってよいですねぇ。

人物の取り扱い方、特に陰陽師の術者関係は、道満にしろ、保憲にしろ、かなり扱い方が両陰陽師の中で違っているのですが、なんか、作品中の人物の韜晦の仕方とかは、ときどき、ドキッとするほど似ていたりします。