幻魔大戦5
けっこう、角川文庫版なので生頼さんのイラストが入っていて、アレクサに読んでもらっているだけだともったいない気がする「幻魔大戦」です。
女王と呼ばれて、不良少女から絶大なる支持を得ていた市枝ですが、その後、女友だちが出てくる様子はないですねぇ。
1967年ぐらいということで、わたしの生まれる前の話なんですよねぇ。
時代の空気というのは伝わってくるけれど、古くならないところもあるなぁと思います。
いよいよ、大暴走(というか、マンガ版からどんどん離れていく)していく無印「幻魔大戦」です。しかも、学園もの。
久保 陽子が可愛い。そして、先を知っている人間にとってはそれだけになんというか、やるせないという。
でも、ものすごくしっかりと、いろんな種はまかれているのがこうやって読み返すとよくわかります。
そして、この小説の危うさも。コレ、中学生とか高校生ぐらいのときに、読んでいたんだもんなぁ。やばい影響、うけまくるわ(笑)
大人にでも、けっこうな劇薬だと思う。作者が本気だものねぇ。
なんというか、田崎を仲間にするところとか、ある種のパターンな感じもするのですが、パターンを重ねているのに、どんどん、逸脱していってるのが本当に凄いです。
この頃には、もう、GLAには絶望して離れていた頃なのかな。
その上で、この話を書けるというのは凄いです。