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成瀬は天下を取りに行く

舞台が滋賀県大津市で、西武で、解像度が高すぎ。多分、何年かたったら、この本の内容だったのか、自分のリアルな記憶だったのか、わからなくなる自信があります。
ということで、自分が普通に過ごしている場所が舞台になるというのは、おもしろいなぁと思いながら読んでいました。

いや、西武6階のバードパラダイスとか、懐かしすぎます。
屋上……だったかなに、小さな神社みたいなのがあったこととか、大階段から5階まで登って並んでガンプラ買いに行ったなぁとか。いや、確かに野球のユニフォームを着た女の子、テレビに映っていた気がするとか。
……すでに、「鳴瀬」の中のできごとだったか、リアル記憶だったのか、あやふやになってきていますな(笑)
でも、それぐらい、自然に物語が自分の身内にしみこんでいく感じがしました。

成瀬自身は、多分、アスペルガー傾向のある女の子なんだろうなぁと。まあでも、その自閉的な傾向は、あんまり悪い方にはいっていない。まあ、なんか、周りとあんまり上手くいっていない感じは多分、いろいろ感じているたろうけれど、それでも、ちゃんとしっかりと成長していっています。

それは、友だちの存在が大きいと思います。
女の子のアスペルガー症候群は、男の子のアスペルガー症候群に比べると、ちょっと生きやすいのかもしれません。
まあ、どんな傾向の子どもも、しあわせに(これは、イヤなことが1つもなくという意味ではないのですが)、すごせる世界になって欲しいです。

まあそれは、わたし自身も、ちょっとその傾向があるから、そう思うのかもしれませんが。