幻魔大戦17
杉村由紀、ニューヨークに出発。
その前のいろいろトラブルです。
疑うことなく信じることを求めながら、それが狂信になってはいけないって、無理なのでは。
そして、その無理を両方両立させようとしたことが、「幻魔大戦」、「ハルマゲドン」の流れがストップしてしまった理由ではないかと思います。
東 丈、失踪後の箱根セミナー。
郁恵の台頭と、2つに分裂するGENKEN。
まあ、郁恵のいっていることもわからないではないのだが、しかし、妄信的に聞こえることも確か。
今読むと、平井 和正は、けっして郁恵の側に100バーセント立っているわけでもなくて、メチャクチャ中立を貫いている。かえって、読者の方が郁恵というか、物語のベクトルに引っ張られている感じがします。
真面目でひたむきな主人公をかきながら、常にそれに対しても批判的。でも、じゃあ、どうすりゃいいのよとなるわなぁ。
それは、多分、「地球樹の女神」、「犬神明」ぐらいまで続く。
もしかすると、「月光魔術團」あたりで、新しいなにかを呈示しているのかもしれない。そっから先は、まだ見てないんですよね。
まあ、今はここを見直して、それから先に進みます。