古都こと チヒロのこと 2
「古都こと」2巻目。
良いよねぇ。でこねぇさんも、読み出しました。けっこう、ハマってるみたいです。
これ、出会っているところを男女両方の視点からかいているのもいいのですが、離れているときのそれぞれの場所での出来事のかかれかたが、いいですねぇ。
そして、それぞれのサイドの登場人物が、もう一方のサイドにも顔を出していく。もちろん、違う顔を見せて。
今まで読んだ押切 蓮介とは、ちょっと違う一面をみせてくれる一編。というか、子ども時代に読んだらトラウマになるレベル。
たしかに、これ先に読んでいて、「ハイスコアガール」とか読んでたら、どこで女の子が豹変するのか、心配になるかも(笑)
まだ、前編ということで、今のところ全く救いがない感じの話になっています。悪意と憂鬱が取り巻いています。着地先に、救いというか、なにか突き抜けていくものがあるのかどうかはわからないのですが、続きを無理矢理にでも読まねばならない気にさせる物語ではあります。
そして、この前、新しい職場で、はじめてミスミソウこと雪割草を見ました。
「チヒロのこと」と「ユキチのこと」が、2冊同時に本屋に並んでいました。
あぁ、五条大橋だぁ。京都舞台ということで、引き寄せられるように購入しました。
ボーイズサイドとガールズサイドの両方から読める話っていうのは、あるにはあったけど、同時進行というのは、けっこうなかったと思います。というか、コレ、絶対にしんどいよねぇ。
読んで良かった。なんか、今、凄い話が進行している気がします。
この物語の中で展開していることって、自分と他人は違うものを見て、違う世界に生きているというごく当たり前のことなのだけれど、それって、なかなか想像できないことでもあって、でも、見えている世界が違っていても惹かれあったりすることが出来て。
ものすごい奇跡の中で、生きているのを感じます。