ドラえもん5 藤子・F・不二雄大全集
小学1年生の「ドラえもん」が、わずか1話2ページの連作なのですが、とっても味があって面白いです。
こういう話って、コミックスで読んだことがない気がします。
小学1年生の「ドラえもん」が、わずか1話2ページの連作なのですが、とっても味があって面白いです。
こういう話って、コミックスで読んだことがない気がします。
「バケルくん」は、子どもの頃、ものすごく好きだった記憶があるんですよ。
でも、バケルくん自体がけっこうマイナーで、その後、読み返す機会ってなかったのです。
で、今回、読み返していて、けっこう、お金で解決することが多くて、ちょっと、ビックリしました。
でも、そういえば、
「ドラえもんのポケットより、バケルくんのパパの財布が欲しい……」
ってなことを言っていたような記憶があるような、ないような。なんちゅう、子どもだ(笑)
まあでも、お金があれば、あんなことも、こんなこともできるのにというのは、子ども時代は、けっこう考えていたんだと思います。そのあたり、子ども心をものすごくくすぐるマンガなんだったんでしょう。
……今も、そういう想像は、しないわけではないですけどね。
バケルくんは、その能力の不自由さが、なんともおもしろいです。
これも、発表順の編集の方がよかったです。
というか、「ドラえもん」以外は、この編集、しなくていいのでは??
「さようなら、ドラえもん」から、「帰ってきたドラえもん」への流れは、神ですな。
昔は、本当に一旦、連載中止が決まって、それから、しばらくたって連載再開になったのだと思っていたのですが、これは実は、こういう、藤子・F・不二雄の策略だったのですね。
しかし、
「この世代の希有な経験を追体験できるのは、『学年繰り上がり方式』で読む、全集版「ドラえもん」4巻だけ。」
というのは、言い過ぎというか、大嘘ですね。
追体験としては、コミックス6巻の最後で「さようなら」になって、7巻で「帰ってきた」の方が、優れていると思います。
この形式にしたために、その効果が得られていない。
まあ、これは、全集を読む人は、あらかじめドラえもんが全何巻か知っていて、この展開も当然知っているという前提だから、こういう構成にしたという方がいいと思います。
わたしが自分で、ドラえもんのコミックスを組むとしたら、この「さようなら」と「帰ってきた」は、ドラえもんのエピソードの1番最後に載せるかなぁ……。
ドラえもん3巻目。
ガチャ子というキャラクターは、一切知らない。覚えていないだけか?
だから、この巻は、知らない話ばかりかと思っていましたが、そうでもないです。なかばから後は、ほとんど読んだことがある。
どっちかというと、「名作集」には入らない小ネタみたいな話が多いんだけれど、そういう話も、楽しいです。
「エスパー魔美」も、けっこう、色っぽいお話として、ドキドキしながら読んでいた記憶があります。
だから、アニメになったときは、ビックリしました。今よりも、おおらかな時代だったんだろうなぁ。まあ、今は、許されるとなるとなんでもやっちゃう人が多すぎて、世知辛い世の中になっちゃった部分もあると思います。
今回、カラーで掲載されている回がけっこう多いことに気がつきました。人気あったんだと思います。
ちょっと大人の雰囲気の藤子・F・不二雄の作品が好きでした。
多分、こういう作品があったから、自分としては、ずーーっと、藤子・F・不二雄を読み続けてきて、「ドラえもん」とかの再評価ができたのだと思います。