グイン・サーガ・ワールド2
小説は、どれも、それなりに面白くなってきた感じです。
うーん。栗本薫のグイン・サーガではない。でも、そんなことは、当たり前だと思うんですよねぇ。
大事なのは、おもしろいかどうかです。
日記と旦那の思い出は、天才というのは自意識が強くて辛そうだと感じるけど、共感はないなぁ。
なんか、賛否両論あるみたいですねぇ。
でも、物語は作者のもの。これは、これでいいのではないかと思います。
というか、わたしは、ずっとヴァレのファンで、ナリスは嫌いでしたが、これ読んで、ちょっとナリスの嫌い度が下がった感じがします。
うーん、これがなければ、後半の2人の関係っていうのは、やっぱり説明できないだろうとお思います。
まあ、後は、栗本 薫が、本当にノリノリで書いているのがわかって、良いなぁと思います。
本当に、自由に書いている。メチャクチャなところもあるのですが、そこも含めて、なんか魂の叫びという感じがするじゃないですか。
これは、多分、グイン・サーガが前に進んでいくためには必要な物語だったのだと思います。
凶星
マルガ・サーガ
(天狼プロダンション)
栗本 薫
今、タイトル打ってたら「南から北男」と出てきた。
北か南か、どっちやねん。ちょっと、おもしろいやないか。
ということで、とうとう、禁断のこのシリーズに手を出しました。
といっても、実は、あんまり抵抗無かったりします。
まぁ、栗本 薫のやおい小説は、はじめてではないしねぇ。「真夜中の天使」も、「翼あるもの」の第2部も好きです。第1部は、読みにくかったけど。
あれ、「翼あるもの」第1部、「真夜中の天使」、「翼あるもの」第2部と、かかれた順番に、ちゃんとおもしろくなっているに感動したおぼえがあります。
えーと、内容はグイン・サーガの外伝です。
別に、しっくり普通に、グイン・サーガの世界観にとけ込んでいると思うけどな~。まぁ、やおいに抵抗がある人にはきついかもしれませんが。
もっとも、今までわたしのもっているローデス候ロベルトのイメージは、実は、老人だったんですけどね。なんか、穏やかな人がいたなぁぐらいの印象しかないし。
こういう、無垢で、病弱で、誰からも愛されるキャラクターのイメージは、作者の弟のイメージが投影されているのかなぁ?
そういった、自分の持っていないもの、もてないものへのあこがれからできた物語なので、多分、栗本 薫のやおいものって、おもしろいんだと思います。
ゆがんだ愛も、やっぱり愛の一種ではあるのです。
そして、きっと作者自身は、ゆがんでいるレグルスに投影されていたりするんだろうなぁ。そういう痛々しさも含めて、悪くないです。
南から来た男(上)
ローデス・サーガ(1)
(天狼プロダンション)
栗本 薫
61巻目の感想で、やっとプロローグが終わって本編が始まる的なことを書いていたのですが、実は、これでやっと本編のプロローグが終わったのかも。
どんなけあるねん、プロローグ(笑)
グイン・サーガも、こんな感じだったよねぇ。
いよいよ、新世界へ。
やっと、始まるのか、本編が。本当に始まるのか?
こち亀と同じぐらい続くのかなぁ。
まだまだ、かくのいやになってなさそうなところが凄いよな、この人。