狂気の山脈にて2 ラヴクラフト傑作集
マンガ版としては、この人のクトゥルー神話が決定版みたいな感じになって、なんか、PHP版とかの方は肩身が狭くなっているような気がします。
ただ、なんというか、この濃厚で上手い絵で語られれば語られるほど、抜けていく怖さというのがあるなぁと思ってしまいます。
うーん、余白がなくなるからかなぁ。実は、このシリーズ、あんまり乗り切れていないのです。まあ、クトゥルー神話自体を繰り返し読み過ぎているというのもあるのですが……。
クトゥルーのTRPGは、ラブクラフトの小説と同じように、最後は狂って終わるものだと思っていました。
まあ、そして、それっておもろいのと思っていたのもたしか。
でも、神様相手に、大砲ぶっ放して倒してしまうとか、魔法の力でねじ伏せるというのも、確かに違うと思う。違うと思うぞ、ブライアン・ラムレイ(笑)
ということで、邪神復活の計画を阻止するというのは、とても、正しいと思います。ギリギリな感じも出ていて、おもしろいです。
今は、ソード・ワールドよりも、クトゥルフ神話TRPGの方が、大きなコンテンツみたいな感じなんでしょうか。
これの感想をかいていなかったか。
ホンマに真面目なラブクラフトについての事典です。まあ、これだけの分量書くことがあるということも、書こうという意欲をもつ人がいるというのも、本当に、ラブクラフトという人の魅力だと思います。
コナン・ドイルとかなら、この手の事典ありそうですが、他は、あんまり思いつかないです。
ラブクラフト全部なので、もちろん、クトゥルーも含んでいます。だからこそ、訳されたんだと思うのですが、この本の需要があるほど、日本でも人気があるということですねぇ。ビックリします。
まあ、本を読んだり買ったりする層と、ラブクラフトのファンの層が重なるということなのかもしれませんが。
非道い。いや、おもしろいんだけども。
いつも、菊地 秀行って真面目にやりすぎて、もう、おもしろいレベルにいってしまうときがあります。
初期の作品だと「妖獣都市」とかが、そうですねぇ。エッチな話のはずなのだが、もう、やりすぎで、ツッコミを入れたい気持ちの方が強くなってしまう。
わざとコメディしている物語よりも、そっちの方が変でおもしろい感じもします。
もしかすると、狙ってやっているのかもしれませんが。
ということで、今回の「邪神艦隊」も、そんなお話です。
いや、同じ様なテーマで、朝松の「邪神帝国」というのがありましたが、こっちは、もっと派手でお馬鹿です。
最後、戦艦がジャンプするところなんか、
「そうはならんやろーーー!!」
という感じです。