最高峰

平井和正,読書

狼のレクイエム 第一部 虎精の里 ウルフガイ3

ヤングウルフは、この「狼のレクイエム」にたどり着くまでは、なかなか、良さが伝わらないですよねぇ。
でも、今までおさえてきたものが一気に吹き出して走りだす感じがあります。

恵子と西条とか、虎4の家をでるときに逡巡とか、名シーンも多いです。

そして、ここで虎4をここまで魅力的にかけたからこそ、次の巻の悲劇が活きてくる。