そして、最後の名前が書かれる
DEATH NOTE the Last name
「デスノート」の後半、見てきました。
原作をなぞりつつも、アレを全部流していくわけにもいかないのですが、感想としては、「うまくまとめたなぁ」という感じです。
けっこう、ジェットコースターな展開で、でも、それほど無理な感じはなかったです。原作を知っているのに、あれだけドキドキさせられる映画というのは、なかなかないと思います。
以下、ネタばれありです。
- Lとライトの対決で終わる。原作のメロや、ニアは出てこないだろうなぁ。
- ライトが負けて終わる。
- ラストは、多分、原作と同じで、リュークがライトの名前を書いて終わる。
という2点は予測がついていました。
あとは、それをどうまとめるかです。
まあ、モッチーがいきなり死んじゃったのは、ビックリしました。
ミサミサの携帯をLがすり取って、遊ぶシーンとかもあって、このあたりのチョイスの絶妙さは良かったです。
Lとライトの対決なのですが、監禁シーンなんかもあって、なかなかの緊迫した展開です。このあたりは、原作でもクライマックスだったですからねぇ。
このライトの自分から所有権をすてて、記憶を失って、また、新たに自分でノートに近づいていくという展開は、緊張感があります。
で、Lが死んで……。
えーーー、L、原作通りに死んじゃったやんーー!!
あの展開は、ビックリしました。
こっから、ニアとか、メロでてくるのかーー????
真相は、「Lが命をかけて…」ということだったのですが。
これは、ちょっと痺れた。L、かっこよすぎ(笑)
でも、あのデスノートの変更はきかないというルールは、原作にはあったっけ?
よく考えると、Lがそこまで命をかけるというのは、ライトがかけていないので、負けを認めているようなもので、性格的にその選択はないかなぁとも思いますが。
でも、映画のLは、そういうヤツだったんでしょう(笑)夜神パパとかとの交流を通して、そういう風に成長したのかも。
原作のパパは、ライトがキラではないと確信して死んでいきましたが、映画のパパは、ライトがキラだと知り、それを隠して生きていかなければなりません。
映画のパパの方が、辛そうです。
若干、その1年後というエピローグが、邪魔だったなぁと思いました。
原作でも、ライトが死んだ後のシーンって、ちょっと蛇足的でした。
なんか、ライトは、陰膳してもらえているんだ。ミサミサも、おとがめなしのようですし。うーん。
「デスノートを使ったものは、天国にも地獄にもいけない。死んだら無になる」
で、バーンとブラックアウトして、エンディングも何もなしに終了という終わり方が、この映画に相応しい衝撃的な終わり方だったのになぁと思いました。
まあ、スタッフロールとかもつけなくてはいけないですし、そういうわけにはいかないのですが。
でも、死んだ後の無ってなんなんでしょう?
地獄に堕ちる方が、イヤな気がします。
ライトは、死そのものをおそれていたわけだから、天国にいこうと、地獄にいこうと、無だろうと、そんなにかわらない。報いをうけた感じではないです。
じゃあ、どんなラストならライトにとってこわいのかと考えていて思ったのは、
「はじめっから、なかったことにされる」
ではないかなぁと思ったりしました。
そういう意味では、神としてまつられて終わる原作も、陰膳してもらう映画も、ライトにとっては甘いというか、どこかにライトよりなものをのこしているのだなぁと思います。
でも、それは、誰でもそうか??
小学生の子どもを連れてきている親がいたけど、この映画、子どもに見せるのはどうかと思うぞ……。
見所は、清美の脚とミサミサの腋ですから(爆)
前編は、エンディングの後のお楽しみがあったのですが、後半はなくてがっくりでした。
ねぇさんは、
「最後に、デスノートがもう1冊、空からおちてきて終わりだと思ったのに…」
と言っておりました。
ああ、それも、物語としてオーソドックスなきれいな終わり方だ。
