サマー・ツアー その2 ありえへん……

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気分は億万長者!

さて、岡山について、まず遊んだゲームは、「気分は億万長者!」
2002年には「ブロックス」でヒットをとばし、2003年には「アップル・トゥ・アップル」の完全日本語化を果たしたビバリーのゲームです。
なんと、「ブロックス」、「アップル・トゥ・アップル」の両ゲームは、2002年、2003年の「日本ボードゲーム大賞」の「国産ゲーム部門」の大賞受賞作品です。

「ブロックス」、「アップル・トゥ・アップル」は、海外のゲームの日本語化だったのですが、「気分は億万長者!」は、そのビバリーが日本に向けて放つビバリーの日本オリジナルのゲームです。

ギミックが凝っていて、オークションの終了を告げるハンマーなんかがついていて、なかなか雰囲気を盛り上げてくれます。
ただ、作りが全部プラスチックなので、若干、安っぽいのは仕方ないか……。

このゲームって、設定でみんなでワイワイ笑いながら遊ぶゲームなんでしょうね。
いきなり100億円もってスタートです(笑)
このへんで、爆笑できるかどうかというのが、けっこうこのゲームの分かれ目であるかも。

えーと、わたしは……あんまり、爆笑するのは無理かも……。

ゲームは、まず、オークションに出店されるお宝が、トレイの上にのったらスタートです。
トレイは、カードがピッタリ入ります。ピッタリ入りすぎて、出すのにメチャクチャ苦労します。
どうして、こんな作りなんだろう……(泣)
えーと、ストレスなくプレーするためには、トレイなしでプレイした方がよいようです。

お宝の種類も、いろいろありまして、これまた、ここで笑いをとろうという趣向のようです。
お宝には、いろいろ種類があって、評価額っていうのが設定されています。そして、ゲットしたカードの評価額の合計が1番多い人が勝ちになります。

プレーヤーは、100億円のうちから、好きなだけお金を握って、一斉に公開します。
そして、1番たくさんお金を握っていた人が、カードをゲットすることができます。
ただし、たしかカードをゲットできなかった人も、握っていたお金は取られちゃうシステムだったと思います。1
だから、もう、このカードを欲しいと思ったら、人に取られないように思いっきり吹っかけて、いらないと思ったカードは、思いっきり安い値を提示していきたいわけです。

オークションが終わると、時々、イベントが起こります。
「怪盗ルパン」のカードがでると、無惨にも競り落としたお宝が盗まれてしまいます。
そして、「時の番人」のカードは、4枚出るとゲームが終了です。

ゲームの終了の時期がランダムで読めないので、どこで勝負をかけるかというのが、読みにくくなっています。
ちなみに、破産したら、失格です。

で、ゲームをプレイしてみたのですが……。

………。
……。
…。

粗い。
なんだか、すごい粗いゲームなのですが……。

オークションの雰囲気を出すのには、一斉にオープンではなくて、順番に競り上げていく感じだろうとか……。

えーと、しかも、わたしが、お宝をゲットすると常に……4回ぐらい連続で、「怪盗ルパン」カードがでるのですが……。

「怪盗ルパン」カードがでると、ゲットしたお宝とそれに使ったお金は、没収。そして、そのお宝が再びオークションにでます。しかも、盗まれた人は、そのオークションには、参加できないという……。

「怪盗ルパン」カードは、まあ、ランダムに入っているはずなので、今回のことは偶然なのですが、3回連続で会った時点で、泣きそうになって、4回目には爆笑しておりました。

………。
……。
…。

ということで、ちょっと、厳しい目のレポートになっているかもしれませんが……。
うーむ。競りゲームの初心者にすすめるか??
これなら、わたしは、「はげたかのえじき」をオススメします。

うーむ。日本のゲームは、システムよりもネタで楽しまそうというのが多いのかもしれません。
人生ゲームとかも、けっこう、「倒産」とかそういうので、笑わせるような気がする。
そういう意味では、日本らしいゲームだし、オークションのゲームを出そうという時点で、けっこう冒険しているのかも。

でもねぇ。わたしが求めているゲームのおもしろさとはちょっと違うようです。

がんばれ!!

  1. 違ったかも。 []