3月京都ドイツゲームサークル その6 迷宮物語

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マスターラビリンス

自分で持っている「ラビリンス」の方は、まだプレーしていないのですが、こちらの「マスターラビリンス」を先にプレーすることになりました。
まぼろしの名作で、けっこう手に入れにくいといううわさですが、「ぱふ」の宇治店にも、あべの店にもおいてあるのを見かけました。
入手まだの方は、「ぱふ」に急げ!!
急がなくても、いいかも……。

「ラビリンス」と違うところは、「マスターラビリンス」の場合は、宝物(魔法の材料)のチップがボードから独立してあること、魔法の杖があることなどかな?
ルールにも変化があって、ラビリンスは、カードで示された自分の宝物を取っていくゲームですが、マスターラビリンスは、魔法の材料を数字の順番に取っていくゲームになっています。

どっちが簡単かどうかは、うーん、「マスターラビリンス」しかプレイしていないわたしには、わかりません。

「マスターラビリンス」は、刻々と姿を変えていく迷宮を探検して、魔法の材料を集めるゲームです。

ゲームボードは、7×7の正方形のタイルから出来ています。ボードに固定されたタイルと、ボードから離れて自由に動くことが出来るタイルの2種類のものがあります。
タイルは、全部で50枚あって、つねに1枚があまるようになっています。

最初、ゲームボードにタイルをならべて迷宮をつくります。ランダムで適当にタイルをおいていきますので、全然道がつながらないところや、道が壁にぶつかっているところなどができますが、気にせずにタイルをおいていきます。

次に21枚ある魔法の材料のチップを配置します。

この魔法のチップを番号順に取っていくのが、ゲームの目的です。自分のとったチップの番号が、最終的な点数になります。だから、終盤になるほどチップは重要になってきます。

各プレイヤーは、魔法の杖を3本とレシピカード1枚受け取ります。レシピカードには、3つの魔法の材料がかかれていて、この材料を自分のものにすることができれば、ゲーム終了時1品につき20点のボーナス得点になります。

プレーヤーは、自分のコマをスタートにおきます。手番のプレーヤーは、1枚あまったタイルをゲームボードの矢印の部分から差し込むことができます。
すると、今まで手元にあったタイルは迷宮の1部にと姿をかえて、迷宮から新たにあまりタイルが出てきます。
そして、差し込まれた1列がスライドして、あたかも迷宮が生きているかのように、道がつながったり、ふさがれたりします。

迷宮を移動させたら、いよいよ自分のコマを動かします。コマは、道がつながっている限り、どこまででも移動できます。また、その場からまったく移動しなくてもOKです。
ボード上の1番小さな番号の魔法のチップのところにたどりついたら、そこで移動をやめて、そのチップを取ることができます。

移動が終了したら、手番終了です。次のプレーヤーに移ります。

あと、魔法の杖を出すと2回連続で自分の手番をすることができます。ここぞというときに、一発逆転を狙うことができます。

持ち主の方のお話によると、

「レシピカードによるボーナス20点というのは、けっこう高すぎる」

ということでしたが、今回は、ルールそのままでプレーしました。

最初、道はつながっていないことが多いのですが、中盤以降だいぶ整理されてきます。
そうなると、1回の手番で必ず魔法の材料をゲットできるようになってきます。もっと、1回1回の手間がかかると思っていましたので、このあたりは、最初考えていたよりも、スムーズでした。

問題は、魔法の杖の使いどころですねぇ。
わたしは、1回の手番では魔法の材料がとれないときがあったので、そのときに使ってしまいましたが、終盤の大きな番号の材料を取るときとか、ボーナスのあるレシピカードを連続で取りに行くときとかに上手に使えればよかったと思います。

レシピカードですが、4人で遊んでいると3つ先の番号の材料とか、4つ先の番号の材料を狙って取るというのは、ほぼ不可能ではないかと思います。まあ、自分のばんにまわってきたり、魔法の杖を使えるところでまわってきたりするとラッキーぐらいの感じでしょうか。2人ぐらいでやると、多分、狙うことは可能なのではないでしょうか。

けっこう、長考型のゲームだと思います。だから、ワイワイと話をしながらゲームができる雰囲気が楽しむためには大切だと思います。
じっくりと時間をとってあげることができれば、子どもたちでも充分に楽しめそうな感じでした。

ぜひ、ラビリンスの方も、1回遊んでみねば。
うーん、従兄弟の子どもたちが家に来るのが、1番うれしいのですが。
そろそろ春休み。チャンスがあるといいなぁ。